計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

まもなく30歳になってしまいます。

2006年07月17日 | 何気ない?日常
そうなんです。もう数日でそんな年齢になってしまうんですね。
以前、今の会社に移ってくる前なのでかれこれ4~5年前の頃には「30歳までに実現したい事」を色々と考えていました。ちなみに、その当時考えていた「30歳迄に実現したい事」はだいたい・・・下記のようなことでした。

【30歳迄に実現したい事】

1.転職する事(当時の半導体設計者としての生活に疑問を感じていたので)
2.気象分野のビジネスに何らかの形で参加する事(起業・転職etc.)
3.自分の専門分野(スペシャリティ)を明確にする事
4.自分の本を出す事(エッセイや専門書などの執筆)
5.気象系セミナーの講師みたいな事
6.人生のパートナーとの出会いや結婚?

【結果、どうだったか?】

1.転職する事
  ⇒今の会社(局地気象会社)への転職を実現
2.気象分野のビジネスに何らかの形で参加する事(起業・転職etc.)
  ⇒今の会社(局地気象会社)への転職を実現
3.自分の専門分野(スペシャリティ)を明確にする事
  ⇒計算気象予報士として鋭意活躍中
4.自分の本を出す事
  ⇒出版計画は皆無。しかしメールマガジンを連載中。
5.気象系セミナーの講師みたいな事
  ⇒前の会社にいた頃に関東の学校で単発講演実績有。CAMJでの話題提供実績有。
6.人生のパートナーとの出会いや結婚?
  ⇒皆無!正直、それどころではなかった・・・。ここまで来ると望みも薄いなあ。

さて、30歳という年齢で思い浮かぶのは、小学6年当時の担任の先生。当時30歳だったのです。男性と言う事もあってか、青春ドラマの影響を受けている所があって、教育に際してはとても情熱的な方でした。時に厳しく、時に温かく、しかし一人一人の児童と真摯に向き合う姿勢は、10年以上経った今でも覚えています。クラスメートの転校や、クラスマッチでの敗退などではクラスで一緒に涙したこともありました。さながら青春ドラマの一幕です。

あの当時の先生と年齢では肩を並べるのか・・・と思うと、果たして自分にそんな資格があるのだろうか・・・と思えてしまうのです。それだけ、30歳という年齢や先生の存在が大きいのかもしれません。

私の場合、周囲には30歳台の方々との交流が非常に多いのですが(おそらく・・・私の知り合いの内、80%以上が30歳台ではないか?と思われる)、やっぱり人としての成熟を感じます。果たして自分がそのような人間になれているのか?また、30歳にもなると社会的な責任も大きくなっていくと思います(勝手な思い込みかもしれませんが)。

そんなことを色々と考えていると、やっぱり怖いな。不安や恐れが先立ってしまうのです。もう、「若気の至り」では済まされなくなるのかもしれない。
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