計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

新潟県内も梅雨入り・・・そろそろ雨?

2010年06月13日 | 何気ない?日常
 北日本と東日本の広い範囲が、未だ東の海上に中心を持つ高気圧帯に覆われているようにも見える一方で、西側からは雨雲に覆われてきたようですね。新潟地方気象台は今日(13日)、県内も梅雨入りしたと見られると発表しました。私の予想よりは2日程、早かったようですね。

 昨日の塾では、工業高校に通う生徒さんが学校の実習課題レポートに取り組んでいました。何やらエッジトリガーのフリップフロップ回路(JK-FF)を組み合わせたシフトレジスタとタイミングチャートに関する内容で、N進数カウンタの設計課題について相談にのりました。

 おいおい、これは塾の講師に聞くもんじゃないでしょ・・・と、一瞬思いつつも、即興で何とかタイミングチャートを描いて、こんな感じの論理回路を組めば良いのでは、とアドバイスしました・・・。さすがに配線は自分で考えて下さい・・・って事で。

 かつて半導体メーカで論理設計に従事していた経験が、まさか・・・こんな所(塾講師)で活きて来るとは・・・。もう論理回路設計から離れて数年になります。JK-FFの記号を見ても、どの端子がどの信号に対応しているのか・・・仕様が異なると、直ぐには回路の動きが掴めません。

 実際の設計では、タイミングチャートの形で記述された仕様を基に、プログラム言語のような設計コード(RTL記述/ハードウェア記述言語)で論理機能を記述して(見た感じはC言語のプログラムコード)、これをツールでコンパイル(論理合成)すると、ツールが勝手に論理記号を組み合わせて配線した論理回路に形を自動的に出力してくれるのです。

 ちなみに、塾の教室の指導科目は「全学年・全科目」と標榜しておりますが、これはもちろん「国・数・理・英・社」の全学年・全科目の事です。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1コマ90分の勝負。 | トップ | プリンタが・・・ »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
多層基板では? (本多欣亮)
2010-06-14 15:18:36
先日読んだ数学の啓蒙書「分ける・詰め込む・塗り分ける」(イアンスチュアート著)。グラフ理論(X-Yのじゃなくって,arc-nodeのグラフ)を応用して基板の検査をすると,基板の製造過程で1箇所でもショートをしているか否かの単純検査ならば,驚くほど少ないテスター当て回数で完了するとか。でもこれって,検査時ににパターン(回路)をグループ化する工学的な負担をぜんぜん考慮してないよなぁ~,とありがちな感想。
返信する
半導体やエレクトロニクスは・・・もうわかりません。 (qq_otenki_s)
2010-06-16 01:11:49
面白いことを考える方がいらっしゃるものですね。理論としては面白いけど、実際的ではない・・・と言うのが、何とも言えない所ですが。
返信する

何気ない?日常」カテゴリの最新記事