今年度も残す所2日ちょっとになりました。週明けからは新年度がスタートします。
3月と言う時期は、長い長い冬が終わりを告げ、積もり積もった雪が少しずつ融けて行き、春の到来を日に日に実感する時期です。その一方で、卒業や転職・退職、人事異動等でそれまでの居場所を巣立つ人、そして見送る人・・・とある種の旅立ちや終わりでもあり、別れもあるため、どこか一抹の寂しさを覚えます。4月には入学や配属、転属など、新しい場所へと突き進んでいく、新しい出会いや始まりであり、どことなく気分が高揚してくるようでもあります。
何かが終わった。そして何かが始まる・・・。やるぞ。俺はやるぞ・・・。
ある種の清々しさを伴った、このような「気持ちの高まり」を感じる事もあり、私はこの「春」と言う季節が好きです。但し・・・花粉だけは・・・何とかなりませんかね・・・。ここで書いてもしょうがないんですがね。
さて、冬期間の激闘(降雪予報)も一段落し、最近は物理学、特に工科系の力学を中心に復習しています。これは新しい共同研究のプロジェクトが絡んでいます。この度、気象に関係する現象の工学的手法(主に土木工学)を用いた解析のお手伝いやらせて頂くことになったのですが、久々に「せん断応力」などと言う用語が飛び出すなど・・・機械工学で言う所の材料力学や流体力学(土木工学で言う所の・・・土質力学が近い)の基礎知識が関わってくるのです。別に何かを設計するわけではありませんが、現象をモデリングするに当たって、材料力学や特殊な性質を持った流体の力学に関する知識が必要なのです。・・・と言うわけで、久々に材料力学の勉強にも取り掛かっています。
一般的に、力(モーメント・トルク)は機械・構造物に対して、引張り・圧縮・せん断、曲げ、およびねじりと言った負荷として作用しますが、材料力学では、力を面に垂直に作用する力(垂直力)と平行に作用する力(せん断力)に還元して取り扱います。これらの負荷とそれによる変形を、本質を損なわないよう単純化して、仮定を導入しながら解析するのが材料力学の手法です。
この「本質を損なわないよう単純化して、仮定を導入しながら解析する」事が「工学的手法」の特徴かもしれませんね。私が局地気象をモデリングする際の考え方もまさにこの発想です。
3月と言う時期は、長い長い冬が終わりを告げ、積もり積もった雪が少しずつ融けて行き、春の到来を日に日に実感する時期です。その一方で、卒業や転職・退職、人事異動等でそれまでの居場所を巣立つ人、そして見送る人・・・とある種の旅立ちや終わりでもあり、別れもあるため、どこか一抹の寂しさを覚えます。4月には入学や配属、転属など、新しい場所へと突き進んでいく、新しい出会いや始まりであり、どことなく気分が高揚してくるようでもあります。
何かが終わった。そして何かが始まる・・・。やるぞ。俺はやるぞ・・・。
ある種の清々しさを伴った、このような「気持ちの高まり」を感じる事もあり、私はこの「春」と言う季節が好きです。但し・・・花粉だけは・・・何とかなりませんかね・・・。ここで書いてもしょうがないんですがね。
さて、冬期間の激闘(降雪予報)も一段落し、最近は物理学、特に工科系の力学を中心に復習しています。これは新しい共同研究のプロジェクトが絡んでいます。この度、気象に関係する現象の工学的手法(主に土木工学)を用いた解析のお手伝いやらせて頂くことになったのですが、久々に「せん断応力」などと言う用語が飛び出すなど・・・機械工学で言う所の材料力学や流体力学(土木工学で言う所の・・・土質力学が近い)の基礎知識が関わってくるのです。別に何かを設計するわけではありませんが、現象をモデリングするに当たって、材料力学や特殊な性質を持った流体の力学に関する知識が必要なのです。・・・と言うわけで、久々に材料力学の勉強にも取り掛かっています。
一般的に、力(モーメント・トルク)は機械・構造物に対して、引張り・圧縮・せん断、曲げ、およびねじりと言った負荷として作用しますが、材料力学では、力を面に垂直に作用する力(垂直力)と平行に作用する力(せん断力)に還元して取り扱います。これらの負荷とそれによる変形を、本質を損なわないよう単純化して、仮定を導入しながら解析するのが材料力学の手法です。
この「本質を損なわないよう単純化して、仮定を導入しながら解析する」事が「工学的手法」の特徴かもしれませんね。私が局地気象をモデリングする際の考え方もまさにこの発想です。