退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「経済政策で人が死ぬことあるいはタフさと身体に従うこと」について

2019-01-18 02:02:39 | Weblog
『晴れ。夜にちょいとパラつく。

デヴィッド・スタックラー&サンジェイ・バス「経済政策で人は死ぬか?」を読む。

リーマン・ショックやソ連崩壊、アジア通貨危機やアイスランド、ギリシャなど。
過去の「自然実験」からわかったこととは。

「緊縮財政」はいずれも失敗に終わったこと(IMFの介入は悉くダメ)。
失業や自殺もしくはホームレス対策をしないと経済は回復しないこと。

本書のタイトルに対する答えは「イエス」。
当然と言えばそれまでだけれど。

「有効な対策」が「緊縮財政」ゆえに中断されることもしばしば。
「保守政党」と「保険会社」は「自らの利益」しか考えず現実を無視して。

とりわけ後者が「本来保険を必要としている人々」より
「高額な治療を受ける人々」を優先する「非人道ぶり」を忘れずに。

本書は5年ほど前に出たようだけれど
思ったより長くなく無駄な記述も少ないのがいい。

もっと多くの人々に読まれることを望みたいところ。
とりわけ「経済的困窮」に苦しむ向きには是非知っておいていただきたい内容。

「奴ら」は「あなたたち」を平然と切り捨てる。
そこでは国籍も人種も無関係。

「移民や外国人のせい」ではないのでよろしく。
騙されてはいけない。

深夜錦織vsカルロビッチの試合を観る。

2mを超す長身である後者のサービスエース59本に耐えた前者のタフさよ。
試合後には「ぼくの年間のサービスエースの数と同じ」などと笑いを誘って。

それと同時に39歳でありながら現役を続けるカルロビッチの「強味」にふむふむ。
なるほど体力を温存できる仕組み。

おそらく「歴史に語り継がれる試合」になるはず。
「7」が並ぶセット数に「お疲れ様」と思うのみ。』でまた寝る。

やはり「ちょっと横になろう」とするとそうなる模様。
まあ身体に従っているわけではあるけれど。
コメント
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