退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「残念な数学の利用あるいは『世界』に触れることの大切さ」について

2019-01-09 01:28:15 | Weblog
晴れ。寒さはそれほどでもなく。

クリストファー・G・ブリントン&ムン・チャン「パワー・オブ・ネットワーク」を読む。

副題に「人々をつなぎ社会を動かす6つの法則」。
敢えてそれらについては書かない。

興味深かったのはグーグルのランキングの説明。
もちろん複雑な数式は抜きの上でのそれ。

関連度と重要度を数値化して可視化し方程式を作ってランクづけするとのこと。
そうした「評価基準」を作ってしまった者の「勝ち」ということか。

効果の不明だった広告についても同じこと。
知らぬ間に「好み」を把握されピンポイントで出されその結果もわかり。

どこか少し前の「金融工学」に似ているような。

どうにも数学が不健全な使われ方をしているとしか思えず。
もっとさまざまな「問題の解決のため」に使われることはないのだろうか。

深夜「激白! 西野朗×岡田武史」の再放送を観る。

堂安、南野、中島、富安といった若手たちを見ていると
以前よりは「世界」に近づいてきたことを感じられなくもない。

基本はおそらく「キープ力」だろう。
自分がボールを持った時にどれだけ余裕があるかどうか。

正確なトラップとキック。
やはりそこに戻るのではないか。

それを支える身体の強さも。
元々テクニックはそこそこあるのだから。

日本代表が全員海外でプレーしている選手であるくらいでないと。
もう少し時間が経てばそんな「現実」も可能になるはず。

それにしても。

スポーツでは「世界レベル」が次々と輩出されるのに
それ以外ではそうでもないのはなぜか。

実に単純な話で「世界との接触」がないから。
曰く「島国」であろうとなかろうと「世界の現実」に触れることが重要。

さらに言えばそれは「国内」においても同様だったり。
ここでも「すぐれたもの=いいもの」に触れることが肝心。
コメント
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