退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『特権階級』のインチキとかつて好きだった監督の『衰え』」あるいはコンビニで買った夕食」について

2019-01-13 02:31:09 | Weblog
晴れ。だったはず。

本切れで古本屋へ。

マーティン・ファクラー「『本当のこと』を伝えない日本の新聞」を買って読む。
「記者クラブの弊害」がわかりやすく書かれていてグッド。

7年前に出ていてかなり売れたようなので安心する。
現在は船橋洋一「日本再建イニシアティブ」の主任研究員らしい。

「ジャーナリストはサラリーマンではない」というのに大いにうなずく。
いたずらに学歴の高い人物が新聞社に入社して。

結構な高給を取った挙句に「情報特権」に守られるのだから何ともはや。
それで「正義を気取る」なら「ふざけんなバカヤロー」と言うのみ。

「権力にすり寄ること」による「勘違い」がある模様。
そもそも基本が「敵対関係」であることも知らず。

「徹底的なチェック」もせず「権力に迎合する」だけなら。
さっさと「退場」していただきたい。

「生活」がどうこう言うなら「ジャーナリスト」になってはいけないだけ。
「貧困にあえぐ子どもたち」を本気で心配しているのかどうか。

「わが国特有の貧しさ」をあらためて。
せめて自らが相当な「特権階級」であることを知れ。

石井隆「GONINサーガ」(’15)を観る。

同じ監督の「GONIN」(’95)の続編は残念ながら「意味不明な出来」。
「GONIN2」(’96)も面白かったのに。

「サーガ」と称するにはあまりに酷い印象。
むしろ前作への「冒涜」と言いたくなるような。

いいと思ったのは井上晴美。
彼女の「かあちゃんぶり」はなかなか(「不惑」を超えたせいか)。

柄本祐も悪くない一方で根津甚八をこうしたかたちで映すことには微妙な感じ。
「演技」と「本当」は違うもののはずだから。

東出昌大をメインに据えたのはおそらく「ミスキャスト」。
彼の「泣きに近い声」とそもそもの「真面目さ」に「ヤクザ設定」は無理筋だろう。

逆に桐谷健太は「わかりやすすぎる」のが難だったり。
土屋アンナも同様。

残念ながらどこかに「圧倒的な勘違い」があったとしか思えず。
「ヌードの夜」(’93)とか好きだったのになあ。

さて。

老舗バーのマスターから「来週から開けます」とのメールが来て。
母親の家事を少なくするべくコンビニであれこれ買って帰宅。

たらこスパと目玉焼きやほうれん草、ポテトとコーンのおかずなど。
早くから飲むと量が増える。

いつも通りもうちょいと飲んで寝る予定。
コメント
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