道路を車で走っていると、並走している自転車が赤信号なのにそのまま進んでいくという場面に良く出くわす。
その確率があまりにも高い。こちらが止まっているのに、自転車は左右も確かめずにどんどん進んでいくので、よく事故に遭わないものだと驚くばかりだ。
走る自転車を見かけて「たぶん止まらないだろう」と思うと、その予感は必ず的中するのである。
先日、昭和記念公園の駐車場を出て、北に向かって走っていた。ここは片側2車線あって中央分離帯もある道路だ。途中の右車線で車が3台くらい連なって止まっており、つぶれているみたいだった。追突の多重事故なのだろうか。そんなに危険な箇所とは思えないのだが、脇見運転かなんかしてぶつかってしまい、その勢いで玉突きになったのかもしれない。
それはさておき、その道路(昭和昭島線)はその先でT字路に突き当たる。突き当たった道路は五日市街道だ。
そのT字路で右折して東方向に進み始めたときに、道路の左側に自転車で走る大人の女性を発見。
それがおかしいのだ。この自転車はT字路左側から信号を無視して直進して進んで来ないかぎりそのタイミングでそこを走っているわけがないのだ。
だがさらに驚いたことには、その後ろに小学生低学年くらいの女の子が子供の自転車に乗って走っていたのである。
これにはギョッとした。子供の自転車というのは高さが低く、私の運転席からでは助手席側の低位置を走る小さな自転車の存在は確認しづらい。
そもそも、こちらが青信号で進入したT字路交差点内を、左から右へ自転車が走っているなんてことは想定できない。
それで、こちらが普通の走行位置を走ったならば自転車に接触してしまうではないか。
これは、母親が赤信号を無視してそのまま直進してきたのであり、その後ろに子どもが付いて行ったということである。
なんで自転車が信号無視をするかといえば、十字路ではないので、端っこを走る自転車は関係ないと思っているのだろう。
だが、とんでもない危険行為だ。
クルマは自転車を避けて追い越すときには、普段ものすごく気を使っているわけだが、想定外のところで自転車に遭遇したら、何の準備もできないではないか。
特にこの母親は、小さな子供が自転車で車道を走るだけでも危ないのに、信号無視までさせるとは。
いい加減にしてもらいたい。
あわててハンドルを右に回して自転車との間隔を取り、追い越していった。
・・・
その後、なぜか若い女性が、車道の左側を自転車を押して歩いていた。
歩道もあるのに、なんだって道路を自転車を押しながら歩いているのか?全く意味が不明。
人間+自転車の幅を取っているので、さらに気を遣う。
その女性が、やっと歩道に移動してくれたので、ホッとしたが、たまたま車の流れが止まっている時に見ていると、歩道で自転車を押したままバランスを崩して転んでいるのだ。
あれが歩道ではなく道路上だったらどんだけ危なかっただろう。
本当に自転車の人の安全意識はどうなっているんだか、危ない人ばかりで驚いた日であった。
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