山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

発電

2018-09-07 08:40:58 | 日記2018
人間の生活にとって、今や電気は必要不可欠である。
その電気をどうやって作りだせばよいのか。
原発事故があり、原子力発電の恐ろしさを痛感し、自然エネルギーによる発電が推進されている。

<太陽光発電>

原発事故後に開発され始めたのが、ソーラーパネルによる太陽光発電だ。
これは当初、自然に優しく問題がないと思われてきたが、ここにきていくつかの問題点が顕著になってきた。

もし大規模な太陽光発電施設を作るとすると、広範囲に山の樹木を切り倒し自然を破壊してから設置することになるので、樹木が無くなった分、二酸化炭素を酸素に変えることができなくなる。また、地盤が弱り、土砂崩れの原因にもなり、流れた汚泥が海にそそいで港や海洋を汚してしまい、漁業にも影響を及ぼす。
観光地では、緑の山々がなくなり、パネルが並んで光を反射するという悪い景観になってしまう。

そのような問題に直面している場所の1つが、静岡県伊豆の伊東市であり、市でも問題になっている。しかし、現状の法律で食い止めることはなかなか難しいようだ。
伊豆でこの問題が起きていることは昨年あたりから知っていて、いろいろ調べたりはしていたのだが、パソコンを検索するだけでは、なかなか具体的なことが見えてこなかった。
ソーラー発電の会社は東京の会社であり、その代表者は韓国の名前のようであった。

伊豆の土地所有者が、その会社に広範囲に渡って土地を売ったからこういうことになったのであろう。
元の所有者が誰であったのかもわからないし、その土地は「森林」だったのか?
森林というのは、別の用途に変えることができるのか?
たとえば、宅地造成などで、伊豆地方も山の斜面がどんどん建物に変わっている場所などがあるが、宅地造成が許可されるのであれば、太陽光パネルでも認められちゃうんだろうと思える。
宅地になるにしても、山を切り開くことには変わらないので、宅地が許されてソーラーパネルが許されないというのは理由にはならない。

森林を売った元土地所有者は、土地を売却して利益を得たのであろうし、土地を買った会社は、太陽光発電をするために買ったのであろうから、もしその計画が進まなければ、まるで意味のない出費になってしまうことになる。ここまでは、法律にのっとって進めてきているのだろう。だから、地域住民の反対があっても、強引に続けるということになってしまうのだろう。こういう立場の人が悪者になる。

こうなる前に、阻止できなかったのかと思うばかりだ。
大規模施設は問題があると思う。

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太陽光発電のもう一つの危険性は、今回の台風のように強風が吹いたときに、パネルが飛んで行って別のものにぶつかり破壊してしまったり、人間にぶつかる恐れもあるとのことだ。
これに関しては、強風にも耐えられるような構造に変更するなどの改善で対応できそうである。

既存の空き地に設置した小規模な施設や、人家やビルの上に設置するようなソーラーパネルも、台風の強風にも十分耐えられるような構造とすることが求められる。

今回の台風では、普通の屋根がはがれて飛んだり、看板なども飛んでいるので、ソーラーパネルに限ったことではなく、そのようなものに共通して言えることである。

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<風力発電>

今回の台風では、風力発電のための風車さえ、根こそぎ倒れたものなどもあり、こちらも地面に埋める強度などの改善が必要である。

風力発電の風車についても、音波や低周波が発生し、近隣住民に健康被害が起きているというような話も聞くのでこれも研究しなければならない。

野鳥がぶつかって死ぬなどの事故も多発しているそうで、そのようなことが起こらない工夫も必要だが、鳥を理由に風車禁止ということにはならないだろう。

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<水力発電>

日本は、かつては大部分が水力発電だったと思う。
最近はあまり話題にならないが、水力発電に力を入れたらよいのではないかと思う。
大規模なダムばかりでなく、地産地消的な小規模な発電施設を川に作れないものだろうか?

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<地熱発電>

少しずつ推進中だと聞く。
地熱のある場所は国立公園などが多いので、発電施設などを作る許可がおりにくいのと、観光地であるので、温泉などに影響を及ぼすのではと反対する地域もあるらしい。

しかし、今後発展が期待できそうな分野だ。

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<火力発電>

こちらは、原発事故後に多く用いられている方法である。
地下資源(石油)を燃やして発電するので、二酸化炭素を排出してしまい、地球温暖化を加速させてしまうという問題がある。しかし、過去に比べると施設も改善されて効率のよい発電ができるようになったそうだ。

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<原子力発電>

こちらは、クリーンだと言われているが、放射能の問題が著しく、危険極まりない。

今回、北海道の地震の影響で、1つの火力発電所が停止して、それを補うために稼働していた他の複数の火力発電所も稼働能力を超過したことによりすべてが自動停止してしまったそうである。
そのため、長時間にわたり、北海道全域が停電となってしまったそうだ。

だが、もし原子力発電所が稼働しており、万が一地震や台風で損害を受けて、放射能が漏れるなどということがあった場合、福島に起こったように、北海道の畑や牧場が壊滅状態となり、日本の食糧生産に大打撃を与えてしまう。観光もできない。
こうなったら、取り返しがつかない。

原子力発電の危険性は、太陽光パネルが自然環境を破壊するなどということとは、まるで次元が違うものである。

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<結論>

原子力発電は問題外。廃止すべし。

水力発電・太陽光発電・風力発電・地熱発電などの再生可能エネルギーを利用した発電を推進するべき。

問題点には順次取り組み改善して行けばよい。

人間が存在する以上、自然破壊はあるので、折り合いをつけなければならない。



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