股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

サンキュー・スモーキング

2012年01月24日 11時20分59秒 | 映画評論サ行
製作年:2006年
製作国:アメリカ
2006年10月14日公開
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:アーロン・エッカート,マリア・ベロ,キャメロン・ブライト,アダム・ブロディ
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ニック・テイラーはタバコ業界を代表する凄腕のPRマン。“情報操作の王”の異名を取る彼は、高まる禁煙運動からの攻撃を魅力的なスマイルと巧みな論理のすり替えで丸め込み、業界の繁栄のために努力し続けている。ニックは喫煙シーンを盛り込んだSF映画を作ろうとしたり、タバコのパッケージにドクロ・マークを付けたがっているフィニスター上院議員と闘ったりなど、刺激的な日々を過ごしていた。しかし、過激派の嫌煙団体から命を狙われたあげく、ベッド・インしてスクープを狙う女性新聞記者、ヘザー・ホロウェイの罠にハマってしまい、ニックは仕事を失ってしまう。
タバコ業界のPRマンの縦横無尽な活動を描いた風刺コメディ。原作はクリストファー・バックリーの小説「ニコチン・ウォーズ」。出演は「サスペクト・ゼロ」のアーロン・エッカート、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のマリア・ベロ。監督はこれが長編デビューとなるジェイソン・ライトマン。2006年インディペンデント・スピリット賞脚本賞など多数受賞。

僕は煙草を吸いません。近頃はどこに行っても禁煙!禁煙!と喫煙者にとっては吸いづらい社会だろう。そんなタバコ業界の人間が主人公の作品。テレビやゲームもそうだけど、一方的に「あれは悪い、これは良くない」と制限するのではなく、親として正しいこと本当のことを教えれば、子供は必ず理解するものだ。タバコだって世間では悪いイメージだけど、まぁ言っちゃえば吸うも吸わないも個人の自由。肺がんで死のうが個人の責任だ。まぁ自分の子どもは吸って欲しくないけどね(笑)
主人公のニック・テイラーは巧みな話術で相手を納得させる天才。あーこんなに口が上手かったらなぁと思ってしまうほど観ていて痛快になる映画です。コメディというよりは社会派作品かな。なまぁ何でも上手い具合に勝ち進んでいくニックですが、現実じゃそんな上手くいくとは思えません。親子関係だって話が出来過ぎてる感じがします。

タバコは体に悪いのか?悪くないのか?ということをこの映画は言いたいのではありません。「世の中に飛び交っている情報の中から振り回されず何が正しいのか、それを自分自身で判断しなさい」ということが大切なのである。

この作品の評価・・・・72点

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