股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ワンダーストラック

2018年10月06日 15時55分13秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年4月6日
監督:トッド・ヘインズ
出演:オークス・フェグリー,ミリセント・シモンズ,ジェデン・マイケル
OFFICIAL SITE

1977年ミネソタで、母親を事故で失いおばに引き取られた少年ベンは、母の遺品の中に実父につながる手掛かりを発見する。その50年前の1927年ニュージャージーで、聴覚障害のローズは両親の離婚後、厳しい父親と暮らしていた。いつも一人ぼっちの彼女は、憧れの女優の記事をひそかに集めており……。
『キャロル』などのトッド・ヘインズが監督を務め、『ヒューゴの不思議な発明』の原作などで知られるブライアン・セルズニックの小説を映画化。二つの時代を背景に、2人の子供が大事なものを取り戻す旅に出る様子を映し出す。子供たちを『ピートと秘密の友達』などのオークス・フェグリーと、本作が映画初出演で自身も聴覚障害のあるミリセント・シモンズが演じる。共演は『アリスのままで』などのジュリアン・ムーア、『マリリン 7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズら。

別々の時代を生きる少年と少女の運命を描いた作品。1927年…両親が離婚し、耳が聞こえない孤独を感じる少女ローズは憧れの女優に会いにニューヨークへと向かう。1977年…母親を事故で亡くし祖母に引き取られた少年ベンは、生まれたから一度も会ったことがない実の父親と会うためにニューヨークの書店を目指す。2つ時代はそれぞれモノクロとカラーで描かれており、比べながら観ていくと楽しめます。また少年ベンも落雷で聴力を失っているので、ローとベンがどうにか相手に気持ちを伝えようとする姿が印象的。サイレント映画を観ているような感覚で色彩や音に相手に自分の気持ちを伝えることの大切さと難しさを感じられました。
ただ、ストーリーがなかなかの難解(笑)2人が時空を超えて出会うSF映画だと勝手に思っていたので、ちょっと肩透かしを食らいました。全体的にもう少しスッキリさっぱり出来ないものか…。母親が父親のことをあんなに隠す必要があったのか。雰囲気や空気感を楽しむ映画かな。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヴァレリアン 千の惑星の救世主 | トップ | 娼年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画評論ヤラワ行」カテゴリの最新記事