股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

猿の惑星/キングダム

2024年05月13日 20時01分22秒 | 映画評論サ行

製作年:2024年
製作国:アメリカ
日本公開:2024年5月10日
監督:ウェス・ボール
出演:オーウェン・ティーグ,フレイヤ・アーラン,ケヴィン・デュランド

シリーズ完全新作 映画『猿の惑星/キングダム』|20世紀スタジオ公式

大ヒット上映中!『猿の惑星/キングダム』公式サイト。“今”から300年後の猿が支配する世界。進化は本当に彼らを選んだのか。神話的名作シリーズ『猿惑の惑星』完全新作!|...

20th Century Studios JP

 


ウイルスの流行により、地球の支配者が人間から猿へと変わった世界。独裁者のプロキシマス・シーザーにより村と家族を奪われたノア(オーウェン・ティーグ)は、かつて猿と人間が共存していたことを知る。ある日、ノアは人間の女性ノヴァと出会い、プロキシマス・シーザーたちが築こうとしている帝国に疑問を抱くようになる。
猿と人間の争いを描く人気シリーズの一作で、猿が支配者として君臨するようになった近未来を舞台とするSFアクション。家族を失った猿と秘密を知る人間の女性、そして人間を排除しようとする冷酷なリーダーを中心に、猿と人間の共存か猿の独裁かをめぐる争いが繰り広げられる。監督は『メイズ・ランナー』シリーズなどのウェス・ボール。『To Leslie トゥ・レスリー』などのオーウェン・ティーグやドラマシリーズ「ウィッチャー」などのフレイヤ・アーランらが出演する。

猿と人間の争いを描いたシリーズ最新作。「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」に続くシリーズ第4弾。前作からの話は続いていますが、前作から300年後という設定なので、シリーズ初見の人でも楽しめる内容になっています。とは言っても「シーザーって何者?」ってなるので。やっぱりシーザー主役の3部作は観ておいたのがさらに楽しめると思います。前作から6年ぶりの新作だったので冒頭シーンを観て「あれ?シーザーって死んだんだっけ?」って思ってしまった。
本作では人間vs猿というよりは猿vs猿。共存、共生というのは簡単ではない。それぞれの暮らしが、生き方が、立場が、考え方があるもの。人間だろうが猿だろうが、どの世界にも多様性があり、争いは尽きないものだと考えさせられる。しかしシーザー3部作が良かっただけに、今回の話は内輪的な感じにまとまってしまっていたのは惜しいところ。各キャラクターの描き方が弱い。まぁこれからどう話が広がっていくかによりますが…。映像が凄く綺麗。人間には希望が無い…ように思いましたが、ラストに僅かな希望が!誰が世界を征服するのか、メイが今後どう物語に絡んでくるのか、続編も楽しみです。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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