股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

猿の惑星:創世記

2011年10月17日 13時26分05秒 | 映画評論サ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ
2011年10月7日公開
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ,フリーダ・ピント,ジョン・リスゴー
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サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィルが実験用に観察していた一匹のチンパンジーに驚くべき知能が示された。そのチンパンジーには開発中のアルツハイマー病の新薬が投与されていたが、突如暴れ出し、警備員に射殺されてしまう。だがそのチンパンジーは妊娠しており、ウィルは生まれたばかりの赤ん坊猿を自宅に連れ帰り“シーザー”と名付けて育てることにする。3年後、ウィルのもとですくすくと育ったシーザーは、家の中を縦横無尽に駆け回るようになった。ウィルとシーザーとの間には強い絆が生まれており、同時に母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな“知性”を発揮し始めていく。
1968年に発表され、全5作のシリーズとなった「猿の惑星」シリーズ。このシリーズの原点を描いたのが、本作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』だ。虐げられてきた弱者が、知恵と力を得て、自らを虐げてきた強者たちに復讐を挑む姿を、エモーショナルに描き出す。本作のキーキャラクターである天才チンパンジー、シーザーにエモーション・キャプチャーの技術で命を吹き込んだのは「LOTR」シリーズのゴラム役で知られるアンディ・サーキス。

中学校の保健の授業で何故かこのシリーズを観させられていました(笑)最後の結末は中学生ながら驚きました。
「PLANET OF THE APES:猿の惑星」以来、このシリーズを10年ぶりに映画館で鑑賞。人間を支配する猿達の過程が面白い♪猿として、ペットとして生きていた日々に疑問を感じ始めるシーザー…。自分は何者なのか?何のために生まれてきたのか?そしてシーザーはある決断をするわけです。人間を支配すればいいんだと…
まぁ早送りで話が進んでいってるのが気になりますがね。いつからゴリラはあんなにシーザーと仲良くなった!?人間と猿、どちらが利口なのでしょうか。科学が進化するのは素晴らしいけど、それを扱う側が進化しなければ何も変わらない。人間は自分たちの生活を優先したために、環境を破壊し、動物たちの住む場所を追いやってしまってきた。実験体として使われ続ける猿たちが怒るのも無理はない。
展開としては面白いし飽きることはありませんでした。しかし終わり方にやや疑問を感じます。あれだけ多くの人や猿たちが死んだのに主人公のウィルはシーザーと和解して「じゃあね!」でバイバイするのは、あっさりし過ぎているように思います。散々みんなに迷惑かけて、森に帰って終わりかよ!

正直、昔のシリーズの結末と比べてしまうので拍子抜けって感じでした。シーザーの成長を見守る映画だと思うと悪くはありませんが。

続編がありそうな終わり方でしたが、あの後はどうなるのだろうか!? ウイルス感染して世界中がパニック…って別の映画になっちゃうか

あー知能を持った猿は恐ろしい


この作品の評価・・・・72点

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