股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

イエスタデイ

2019年10月11日 19時47分01秒 | 映画評論ア行
製作年:2019年
製作国:イギリス
日本公開:2019年10月11日
監督:ダニー・ボイル
出演:ヒメーシュ・パテル,リリー・ジェームズ,ジョエル・フライ,エド・シーラン
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イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)に支えられてきたが全く売れず、夢を諦めようとしていた。ある日ジャックは、停電が原因で交通事故に遭遇。昏睡(こんすい)状態から目覚めると、この世には「ザ・ビートルズ」がいないことになっていた。
自分以外はバンド「ザ・ビートルズ」を知らない状態になった青年の姿を描くコメディー。『スラムドッグ$ミリオネア』などのダニー・ボイルがメガホンを取り、『ラブ・アクチュアリー』などのリチャード・カーティスが脚本を手掛けた。青年をヒメーシュ・パテルが演じ、『シンデレラ』などのリリー・ジェームズ、『ゴーストバスターズ』などのケイト・マッキノンのほか、ミュージシャンのエド・シーランが出演する。

ある日突然、ビートルズを誰も知らない世界で生きることになった青年の運命を描いた作品。小ネタ満載でクスっと笑えるような場面もあり、ビートルズの楽曲の良さも重なって素敵なラブコメディーになっていました。ビートルズを知らない世界など想像もつかないが、全世界が新曲を待ち望んでいた気持ちは伝わってきました。
気になったのはジャック以外にもビートルズを知っている人がいること。彼らは何故にビートルズを知っていたのか?ビートルズをこの世に残してくれてありがとうと感謝されるシーンは良かったですが。彼らも応援しているし、誰もビートルズを知らないなら大勢の前で暴露しなくても、あのまま歌い続ければ良かったのでは?と個人的に思います。ビートルズ以外にもタバコ、コーラ、ハリーポッターも誰も知らないみたいです。その基準は何なのだろうか?最後はハッピーエンドで終わりますが、家族はあの後絶対ハリポタでもう一儲けしてるだろうなと悪い想像をしてしまいました(笑)ネタとしては面白かったけど、意外と普通のラブコメに収まってしまったなという印象。ある日突然、スターになってしまったらどうなるかという、ありがちな展開になってしまったのは残念。
劇中で多くの楽曲が使用されていますが、ジャックが歌っても感動するくらいだからビートルズってやはり偉大だったのだと改めて思いました。エド・シーランの出演は新鮮で良かったです!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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