股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌

2020年10月28日 21時41分39秒 | 映画評論ア行

製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年11月13日
監督:アンドリュー・アーウィン,ジョン・アーウィン
出演:J・マイケル・フィンリー,デニス・クエイド,マデリン・キャロル
アイ・キャン・オンリー・イマジン 明日へつなぐ歌  公式サイト

暴力的な父親アーサー(デニス・クエイド)に育てられたバート(J・マイケル・フィンリー)は、心優しい青年に成長する。高校時代に歌の実力を認められた彼はようやく気の荒い父親から離れ、音楽の道に進むことになる。バートはミュージシャンとして着実に成長するが、ある日、音楽業界から手ひどい仕打ちを受け、すべてを投げ捨てて故郷に戻って来る。
アメリカのバンド「MercyMe」による、クリスチャンソング「I Can Only Imagine」誕生秘話を描く音楽ドラマ。ヒット曲が生まれるまでの経緯を、同バンドのボーカルを務めるバート・ミラードの生い立ちも交えて映し出す。J・マイケル・フィンリーが主演を担当し、『エデンより彼方に』などのデニス・クエイドが主人公の父親を演じる。カントリーシンガーのトレイス・アドキンスが、音楽プロデューサーにふんしている。

Filmarksさんのオンライン試写会にて。クリスチャンソング「I Can Only Imagine」誕生の裏に隠された父と息子の秘話を描いた音楽ドラマ。この曲は知りませんでした。クリスチャンの人の中では有名な曲みたいですね。一応は宗教映画ですが、宗教映画と言われなければ分からないほど、父と子の絆をメインに描いていて、押しつけがましい演出やメッセージはありません。
歌の才能がありながらも気の荒い父親に反対された主人公のバートは家を飛び出します。ミュージシャンとして徐々に人気になっていくのだが、あることがキッカケで故郷に戻り、再び父親と再会するのです。夢と現実の狭間でもがくバートの気持ちに共感する一方で、父親の気持ちには共感できない部分が多々ありました。妻や子供にDVをして家庭を壊した頑固親父なのに、“赦し”というだけで許せてしまうのは信仰とは無縁の僕からしたら理解できないところ。しかしその“赦し”があったからこそ多くの人の心に響く名曲が誕生したことは間違いない。周囲の人達の優しさもあってこそバートはもう一度自分を見つめ直すことが出来たのだろう。
テンポの良さはあるものの、新鮮味は無いよくある展開です。まぁ実話だから仕方ないか…。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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