股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ミスター・ガラス

2019年01月25日 12時06分59秒 | 映画評論マ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年1月18日
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス,サミュエル・L・ジャクソン,ジェームズ・マカヴォイ
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ある施設で、特殊能力を有する3人を対象にした研究が始まる。そこには、悪を察知する力と不死身の体を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24種類の人格が同居する多重人格者のケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、ハイレベルなIQと94回も骨折した繊細な肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)が集まっていた。
『シックス・センス』などのM・ナイト・シャマラン監督が、『アンブレイカブル』の後日譚(たん)を描いたサスペンスドラマ。自分をスーパーヒーローと信じて疑わない3人の男性が集められ、禁断の研究が始まる。『ダイ・ハード』シリーズなどのブルース・ウィリス、『アベンジャーズ』シリーズなどのサミュエル・L・ジャクソン、『スプリット』などのジェームズ・マカヴォイらが共演。

悪を察知する能力を持ち不死身の体を持つデヴィッド、24種類もの人格を持つケヴィン、天才的な頭脳も持つ凶悪な犯罪者ミスター・ガラス。特殊能力を持つ3人を集めた禁断の研究が始まる。「アンブレイカブル」も「スプリット」を観た自分としてはこの3人が同じスクリーンに登場するというのは嬉しいところ。しかし「アンブレイカブル」に至ってはもう19年前の作品。内容を忘れている人も多いだろうから予習は必要かもしれない。言ってしまえば「アンブレイカブル」「スプリット」を観ていない人が本作を観たら“群れって何のこっちゃ!”と思うだろう。「スプリット」の時も感じましたが多重人格ケヴィンを演じたジェームズ・マカヴォイの演技は凄すぎです。シャラマン監督版のアベンジャーズといったところか。悪のヒーローも人間であり、誰かの優しさを必要としていたのだろう。ミスター・ガラスの真の目的を知ったときは驚きましたし、女医とのやり取りは眠たくなりましたが後半になるとそれも意味があったのだと驚きました。「アンブレイカブル」「スプリット」が合体したのならもっと大きな展開を期待していたのですが、どんでん返しほどの展開はありませんでした。最後に登場した秘密結社の仕業みたいな収めかたでしたが、その秘密結社の説明もほぼ無く、一体誰が何のためにやった事なのかが分からないまま終わってしまった。この程度の内容なら「アンブレイカブル」の19年後にわざわざ続編を作る必要も無かったような…

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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