股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

マスカレード・ホテル

2019年01月24日 02時27分45秒 | 映画評論マ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2019年1月18日
監督:鈴木雅之
出演:木村拓哉,長澤まさみ,小日向文世,濱田岳,前田敦子,笹野高史,渡部篤郎
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現場に不可解な数字の羅列が残される殺人事件が3件発生する。警視庁捜査一課の刑事・新田浩介(木村拓哉)は、数字が次の犯行場所を予告していることを突き止め、ホテル・コルテシア東京で4件目の殺人が起きると断定する。だが、犯人の手掛かりが一向につかめないことから、新田が同ホテルの従業員を装って潜入捜査を行う。優秀なフロントクラークの山岸尚美(長澤まさみ)の指導を受けながら、宿泊客の素性を暴こうとする新田。利用客の安全を第一に考える山岸は、新田に不満を募らせ......。
東野圭吾の小説「マスカレード」シリーズ第1弾「マスカレード・ホテル」を実写化したミステリー。連続殺人事件の新たな現場になるとされたホテルを舞台に、エリート刑事とホテルの従業員が犯人を追う。主演は『HERO』シリーズや『武士の一分(いちぶん)』などの木村拓哉、バディ役は『散歩する侵略者』などの長澤まさみ。『HERO』シリーズで木村と組んだ鈴木雅之がメガホンを取る。

豪華ホテルが殺人事件の犯行場所として予告され、エリート刑事がホテルに潜入して犯人を追う。東野圭吾作品ですが原作は未読。3つの殺人事件が起き、4つ目の殺人がホテル・コルシア東京で起きると予告されるわけですが、その3つの事件の詳細が分かりづらかった。まぁ事件を詳しく理解していなくても展開にはついていけます。事件よりもホテルを訪れるワケあり客のドタバタ騒動をメインで描いているような感覚でした。ホテルあるあるを並べてみました感が否めず、もちろん観ていて楽しいのですが、「その人物、登場させる必要ある?」って人もちらほら。登場人物が多いせいか、そこで尺をとりすぎている。新田の成長物語みたいになってしまっていたせいか肝心の謎解きがあっさりしていたように感じました。犯人の動機も弱いかな。ミステリー映画としては物足りない。豪華キャストを出せば良いってもんじゃない。最後の仮面舞踏会のシーンは必要なのか?

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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