股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ランボー 最後の戦場

2009年04月27日 02時09分48秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年5月24日公開
監督・脚本・出演 : シルベスター・スタローン
出演 : マシュー・マースデン,グレアム・マクタビッシュ,レイ・ガイエゴス
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タイ北部の山の中で孤独な日々を送っているジョン・ランボーのもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体の女性・サラが彼の前に現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーの窮状を憂い、医療品を届けようとしていた。その情熱に打たれ、頼みを受けて目的地の村まで送り届けるランボー。しかし本拠地に戻った彼に届いたのは、サラたちが軍に拉致されたとの報せ。救出のために雇われた最新装備に身を固めた傭兵部隊5人に、手製のナイフと、弓矢を手にした一人の戦士が加わる。戦場への帰還を決意したランボーだった…!
2007年の『ロッキー・ザ・ファイナル』に引き続き、スタローンの代名詞とも言うべきキャラクターが20年ぶりに帰ってきた。シリーズ“最終作”を謳った本作の舞台は、内戦が続くミャンマー。まさに今日的な舞台設定だ。劇中で描かれるミャンマー軍によるカレン族虐殺の実態は、現実に即しているというから興味をそそられよう。さまざまな重火器を自由自在に操りながら奮闘するランボーは、孤独な戦いを続けてきた過去3作と同様だが、20年の年月で格段に進化したCG技術により、戦場はより凄惨に、壮絶に描かれる(肉体が四散する様子もリアルに描かれ、それゆえのR-15指定であろう)。還暦を過ぎたアクション俳優が、大真面目に取り組んだ集大成を、ぜひ刮目して観てほしい。

ランボーシリーズ、実は観るのは初めてなんですね確かに戦闘シーンとか迫力は凄いし、ホントに爆死してるんじゃないの!?ってぐらいの映像の連続です。たしかに戦争なんてこれぐらいかこれ以上の残酷さなんだから、それはいいのかなと思います。ただ、90分という短さもあってか、なんか内容が薄っぺらい!!アクションばっかり力入れすぎてて内容が単純すぎるなと感じましたボランティアでアフガニスタンとか行く日本人もいるけど、やっぱり危ないよね…。

この作品の評価・・・・67点
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ある愛の風景

2009年04月27日 02時05分56秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2004年
製作国 : デンマーク
2007年12月1日公開
監督 : スサンネ・ビア
出演 : コニー・ニールセン,ウルリッヒ・トムセン,ニコライ・リー・コス
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夫としても父親としても完璧なミカエル、美しい妻のサラと可愛い2人の娘。一家は幸福そのものだった。しかし、軍人のミカエルがアフガニスタンへ派兵され、突如もたらされた訃報によってその幸せな暮らしは一変する。悲しみに暮れるサラと娘たちを支えたのは、刑務所帰りで、今までは常にトラブルの種だったミカエルの弟ヤニックだった。ようやく平穏な日々が戻りつつあった矢先、戦死したはずのミカエルが帰還する…。
戦闘は遠い国で起きているはずだった。けれど、戦禍は確実に遙か離れた家族にも及ぶのだ。捕虜として迫られた究極の選択によって人が変わってしまったミカエル。そんな彼を迎えた家族の戸惑い。優秀な兄と問題児の弟の立場の逆転。懐疑、嫉妬、悔恨。それでも、愛が消えたわけではない。『アフター・ウエディング』のスサンネ・ビアが反戦のテーマを貫きつつ描いた深みのある愛の物語は、『グラディエーター』のコニー・ニールセンが母国デンマークで映画デビューを飾った作品でもある。ナタリー・ポートマン、ジェイク・ギレンホール、トビー・マグワイア主演、ジム・シェリダン監督でハリウッド・リメイクも進行中。

家族というのは、ある日を境に崩れてしまう脆いものなのかもしれない…。なんとなく話の流れは想像出来ちゃうのだけど、それでも家族の意味、大切さっていうのを感じました。戦場での体験…それは一生消える事のない過ちになってしまい、それが帰国した後も悩み続け、その精神的な辛さによって家族も崩壊してしまいます。子供達も以前とは違う父親ミカエルの変わり様に怯えて離れていきます…ミカエルの戦場での体験は想像を超えるものです。そして帰国後に軍人の家族を訪ねて行った時の赤ん坊の笑顔…あのシーンはとても印象的でした。ミカエルの気持ちは分からなくはないです…。あんな事をしてしまったのだから、人間不信になってしまうのは仕方無いのかもラストでミカエルが妻に真実を話すシーン。彼にとっては家族だけには知られたくない事だったのだろう。

命について、家族について、とても考えさせられる作品でした…

この作品の評価・・・・76点
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