股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

パコと魔法の絵本

2009年04月26日 21時29分18秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年9月13日公開
監督・脚本 : 中島哲也
出演 : 役所広司,アヤカ・ウィルソン,妻夫木聡,土屋アンナ,阿部サダヲ
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一代で会社を作り、我侭放題に生きてきた大貫は、持病で入院していた。病院には、患者も医者も看護婦もクセのある者ばかりが集まっていた。その中で唯一、ピュアな心を持っていたのが、交通事故で入院した少女パコ。我侭な大貫だったが、パコの優しい心に打たれ、毎日、絵本を読み聞かせるように。しかし、事故の後遺症でパコの記憶が一日しか持たないと知った大貫は、パコのために絵本をお芝居にしようと病院の人々に呼びかける。
『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』など、カラフルで毒のある作品を放ってきた中島哲也監督作品。原作は、後藤ひろひとの舞台「MID SUMMER CAROL ガマ王子VSザリガニ魔人」。我侭で孤独な老人と清らかな心を持った少女の交流をシニカルに描いたブラックなファンタジー映画。“病的”な人々が繰り広げるカオスなクライマックスが見どころ。意外なオチもナイス。主演は、役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、阿部サダヲほか。日本映画界を代表する豪華キャストだが、ほぼ全員がこれまでと全く違った役に挑んでいるのに拍手を送りたい。特に、これまでのキャリアを全て捨てるかのような汚れ役を演じた妻夫木聡は絶賛もの。

実写とCGを織り交ぜたファンタジー作品!笑いあり、感動ありの作品で子供から大人まで楽しめる作品だと思います。寝てしまうとその1日の記憶が無くなって少女パコ。パコのために大貫や他の患者たちが頑張る姿は面白いけど、どこかジワっとくるものがありました独特の世界観と豪華な俳優陣!とくに阿部サダヲと小池栄子のキャラが良かったなぁ♪ストーリーの軸はガンコ者の大貫と1日しか記憶が持たないパコの話。「お前が私を知っている、それだけで我慢がならん!」なんて、そこまで自己チューな人間いないだろ!?って思うけど(笑)でもそんな大貫もパコと出会って少しずつ変わっていく…。ベタな話ではあるけど、その中にも絆とか笑いとか色々詰め込まれてて楽しめました♪大人になったら忘れてしまう大事な事をパコに教えてもらったのかもしれませんね。
ラストは大貫が死んじゃうと思ってましたが、どんでん返しでしたねぇ
全体的には良かったです!だけど何かもう一つ足りないような…。って言うかガマ王子がCGで闘うシーンは必要だったのかなと疑問に感じます…。泣ける一歩手前の非常に惜しい作品でした!!

この作品の評価・・・・78点
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers

2009年04月26日 21時15分47秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年8月2日公開
監督 : 押井守
原作 : 森博嗣
声の出演 : 菊地凛子,加瀬亮,谷原章介,竹中直人,榊原良子,栗山千明
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ショーとしての戦争が行われる、仮初めの平和の時代。永遠に年をとらない「キルドレ」のユーイチは、新たに兎離州基地に配属となった。過去の記憶のない彼だが、初めて乗る機体も身体に馴染み、エースの座に着く。基地司令のスイトはそんなユーイチを複雑な眼差しで見つめていた。そんなある日同僚のパイロット、ユダガワが撃墜され死亡してしまう。墜とした相手は、「ティーチャー」となのる敵のエースパイロットだった……。
世界中のクリエイターからリスペクトを受ける押井守監督が撮りあげた鮮烈な物語。森博嗣の小説を原作に、「キルドレ」呼ばれる年をとらない若者たちが、戦闘機のパイロットとして戦いながら生きる意識を変化させていく姿を描く。澄み渡る蒼穹の中を時にあがき、時に愛を求めながら飛ぶキルドレの若者たちは、そのまま生きづらい現代社会で彷徨する現代の若者たちと重なっていく。キャラクターの心情は淡々と描かれる一方、空中戦のスピード感は圧巻。プロペラ機がまるで生き物のように縦横無尽にスクリーンを飛び交う。声優には菊地凛子や加瀬亮ら有名俳優たちをキャスティングし、独特の雰囲気を生み出した。

やっぱり自分はこういう映画を受け入れられない体質みたいですガンダムとか甲殻機動隊とか全然興味が湧きません。この作品も何となく借りてはみたけど引き付けられるものが無かったです。気になったのは2つかな。1つ目は戦闘シーン。これは実写ぽくて結構迫力あったなと思います!日本のCG技術もすごいですねぇ♪そんで2つ目は菊池凛子の棒読みのセリフ(笑)なんじゃぁ?ってぐらい違和感ありました…。
ストーリーがなかなか進まないと思ったら、いきなり進んだりして話について行けずもうちょい子供でも分かるような説明とか入れて欲しかったな。まぁこれも押井ワールドなのでしょうか!?

この作品の評価・・・・61点
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