股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

子ぎつねヘレン

2006年10月13日 01時36分09秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006年3月18日公開
監督 : 河野圭太
出演 : 大沢たかお,松雪泰子,深澤嵐
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ある日少年は、ひとりぼっちの子ぎつねに出会った。待ち望んだ春の陽射しを浴びて緑に輝く北海道の大地で…。母ぎつねの姿はどこにもなく、子ぎつねは道端にうずくまったまま動こうとしない。少年は、そんな子ぎつねを思わず抱き上げる。東京から引っ越してきたばかりの少年の名は太一。カメラマンとして世界中を飛び回る母・律子に置いていかれ、たった一人で北海道の森の動物診療所に預けられた自分に、ひとりぼっちの子ぎつねの姿を重ねた太一は、思わず話しかける。「お前のお母さんも自由人か?」
竹田津実のベストセラー「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を基に描かれる感動作。目も耳も不自由な子ぎつねを必死で世話する少年を演じるのは、テレビドラマ「みんな昔は子供だった」で注目された深澤嵐。きつねの幸せだけを願う少年の姿がいじらしい。彼の母親役には『アナザヘブン』の松雪泰子。ぶっきらぼうだが心根は優しい獣医にふんするのは『解夏』の大沢たかお。最初はぎこちなかった“家族”が動物の世話を通してだんだん一つになっていく物語にほろりとする。
「クイール」以来の鑑賞となるであろう動物系映画。あんまりこういうジャンルは好きじゃないんだけど今回は意外と楽しめたと思います。主役の男の子も良かったけどヘレン役の子ぎつねの演技力という、観客を引き付ける可愛らしい表情はすごく癒されました!しかし疑問点もいくつか…。まず前半の3chのNHK教育のアニメーションのような微妙なCG。あれは何なのだろうか?(笑)自分としては前半の流れも良かったんだけど、あの微妙な空想シーンが出る度にテンションが落ちましたそれとラストのヘレンが死ぬ直前のシーン。あの海風が強い海岸に一部だけあんなに綺麗な花が咲いているのも疑問に思いますが、それ以上に何で太一はヘレンを花畑に連れていかずに、ヘレンを放置して一人で花を摘みに行ったんでしょうか?(笑)最初からヘレンを花畑に連れていけば済む事だと思うんですが…。まぁ太一が迷わずに花をぶちぶちと引き抜いていく姿もどうかと思うけどねあとは目も耳もダメなヘレンが犬とじゃれ合うシーンでは物凄い元気に走り回ってたような気もするんですが。まぁキツネだから演技指導するわけにもいかないし、そこら辺は気にしないようにしましょう 今回の作品はどちらかと言えば子供向けの作品だと思います。でも命の大切さについて教えてくれる映画だと思うので大人が観ても心に残る作品です♪この映画を観て「よく自分も家に生き物持って帰ってきたなぁー」って懐かしく思いました(笑)自分はカエルの卵とか持って帰ってきたような…えっ?

この作品の評価・・・・78点
コメント
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