風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

夢を現実にする

2022-11-27 | パンフルート作り

夢の中でデザインされた図案は朝起きて早速具体化します。

 

 

 

両端の管の下側面の飛び出た部分に竹を半割りにして接着、土台作りをします。

次にカーブ作りですが、木工パテを塗って成形して行きます。

塗っては乾かしを繰り返します。

中盤あたりから突起部分を削り取りながら凹部分を中心に塗り重ねます。

仕上げの柔らかい塗も含めて20回ぐらいの塗り重ねが必要です。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
連絡先 080-5235-7664 082-894-0854  panfrute@yahoo.co.jp 香原良彦まで


夢のなかのできごと

2022-11-24 | パンフルート作り

約1ヶ月前の夢の中のできごとです。

 

 

 

真夜中のベッドで熟睡している時、なぜかパンフルートの製作コンテストが

開かれていたのです。

その時の記憶は曖昧なのですが、とにかくデザインを考えなくてはと思いを

めぐらせていたみたいです。

一瞬ですが、パンフルートの両端の管に装飾を追加する案が浮かびました。

これは今までにない斬新な形が生まれることを直感して起き上がりメモして

おきました。

その後夢の続きは見なかったのですが、朝起きるとデザイン図案が残ってい

ました。

 

 

風の音パンフルート制作工房  広島市安芸区上瀬野町205(国道2号線沿い)
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パンフルートの音程作り

2021-05-14 | パンフルート作り

パンフルート作りの最後の工程は音程作りです。

 

 

 

1音から1音半下がった管内底面から正規の音程までミツロウを埋めて行きます。

ミツロウはミツバチの巣を溶かして固形物としたものです。

固形物ですが、常温で柔らかくなります。

これを手のひらで温めてちぎり、管内底に詰めて行きます。

底を平面にならすのは丸棒を使います。

 

 

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管底に詰め物で音程作り

2021-05-09 | パンフルート作り

外観が仕上がったパンフルートは、外からは見ることのできない管の内側の加工

に移ります。

 

 

 

パンフルートの管の長さは、その管で使用する音程により決定されます。

何台かを計測して深さのデータはとってあります。

各管の材料取りは正規の深さより余裕を見て長めに設定しております。

パンフルートの音程作りは「蜜蠟・ミツロウ」を使います。

長めにとってある管内全てにミツロウを埋め込みますと大量に必要になります。

各管とも1音から1音半の手前までコルクを詰めます。

 

 

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色・ニス塗り

2021-05-06 | パンフルート作り

パンフルート底部の加工はニス塗りで終了です。

 

 

 

塗料は透明感のあるものを使います。

パンフルート底部の色塗りは一度に大量の塗料を塗りつけるのではなく、薄く淡い

色から始めてていきます。

何度か塗り重ねるうち色は濃くなり深みが増してきます。

不透明色の場合塗り重ねる回数は減りますが、単調な色調となります。

 

 

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