軌道エレベーター派

伝統ある「軌道エレベーター」の名の復権を目指すサイト(記事、画像の転載は出典を明記してください)

プラネタリウムへ行ってきました

2014-07-06 13:55:29 | その他の雑記
 先日、渋谷の「コスモプラネタリウム渋谷」に行ってきました。プラネタリウムへ行くのはもう何年ぶりになりましょうか。
 その昔、渋谷でプラネタリウムといえば、東急文化会館の上にあった「五島プラネタリウム」が有名で、小学生の頃から何度も通い、同館主宰の「星の会」にも入っていて、私の宇宙好きを育んでくれた思い出深い場所でした。今はもうないのですが、ネットでは、コスモプラネタリウム渋谷には、五島プラネタリウムの元職員が勤めているという情報もあり、後継施設というわけではないものの、楽しみにしてました。

 CG全盛なのは予想していたので、映像に目が回るような感触を覚えつつも納得。五島プラネタリウムを思い出させるような、女性の穏やかな星座解説も良かったし、彗星をテーマにした企画番組も非常に興味深く、堪能できました。しかし何よりも驚いたのは、周辺のビルの高さ!
 ドーム内の根元(?)に、周辺の街並みのシルエットもしくは画像が描かれているのは、どのプラネタリウムも同じでしょうが、五島プラネタリウムはこんな感じ↓で、やはり常連だった私の記憶には、これが刻みつけられている。



 一方コスモプラネタリウム渋谷は、こんな感じ↓



二つの図は記憶補正で多少は誇張されているかもしれませんが、とにかくこんな印象でした。
 そりゃそうだ。昔は、渋谷で東急文化会館(当時8階建て)より高いビルといえば東邦生命ビルくらいでしたが、現在は渋谷ヒカリエやらセルリアンタワーやら、プラネタリウムが入居するビルよりも背の高い建物がたくさんありますからね。当然ながら街の明かりも強くなってます。
 とはいえ、高層ビルの林立とそれに伴う街の明るさが増したからこそ、都会のプラネタリウムの価値というのは高まるのかも知れません。解説本番では、ビル群には消えてもらって、その場所からの満天の星空が見られるわけですから。
 最近は宇宙好きが高じて(こじらせて?)、あれやこれややっている身でありますが、迷ったらプラネタリウムへ来て、原点に戻ってみるのがいいと思えた体験でした。いずれほかのプラネタリウム巡りもしてみたいものです。ただ、コスモプラネタリウム渋谷さん、プログラムの上映時間の制限上仕方ないのかも知れませんが、企画番組が終わっ後は、少しでもいいからもとの星空解説に戻って、最後はやっぱり夜明けで締めてほしいです。また行きますので、ぜひともよろしくお願いします。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宇宙進出の真の優位性とは | トップ | 7月31日は軌道エレベーターの日 »
最新の画像もっと見る

その他の雑記」カテゴリの最新記事