津波警報報道

2012-12-08 22:02:46 | タナカ君的偏見
 昨夕(12月7日17時過ぎ)に去年の3.11東北大地震の時に感じたユックリした揺れの似た地震があった。 震源域は宮城県沖、日本海溝の東側だったそうだ。

 5時は過ぎていたが、その時は公民館で囲碁の対局をやっていた。 特に中断して外に避難する事も無く、打ち続けて勝負が付いてから家に帰ってTVを見ると、地震関連報道のオンパレードでした、

NHKでは 地デジ総合・教育・ BS1・BS2の全チャンネルで

地震が有った。

津波警報が出ている。

海岸に近付かないで避難しろ。


時折、宮城県の市町村の担当者への電話での問い合わせを交えていたが、見ていると飽き飽きしてくる内容を津波警報が解除される迄(地震発生からから2時間ほど経過した7時20分頃まで)延々と繰り返し繰り返し流し続けていた。

 その間にやって来た津波と言えば、潮位変化の最大が石巻市のどこかで1m程のものであったらしい。

 こんな放送じゃ、いくらTV局がしゃかりきになって頑張ったって、また津波警報報道のオオカミ少年物語化を早めるだけじゃないかな? 

 普通に考えて建物内部に居る人は地震の揺れに気づくでしょ。 「高台へ逃げないと危ない!」それも ”3.11” で身に沁みたはず。 だから日本国内で地震の揺れを感じた時なんか、 昨夜のTV報道の様に延々と繰り返して報道する必要無いんじゃないの。 日本で揺れを感じないのに津波が襲ってくるチリ地震津波見たいのが予想される場合ならば意味有るかもだけどね。

 それと地震の揺れを感じにくいのは屋外を歩行中であったり、自転車や車で走行中の人々なんだから、 そんな人々に地震があった事を知らせる情報の伝達(これは携帯電話や警報の自動受信機なんてのが既にあるな)、 あるいは車や自転車で使える地震検知器みたいな物を考えた方が良さそうに思うけどね。
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共稼ぎ子育て支援

2012-12-07 08:43:00 | タナカ君的日常
 息子の家庭は今年10月から1歳を過ぎた子供を保育園にあずけての共稼ぎが始まった。 そんな訳で集団生活のストレスや病原菌の接近、 そんな環境に放り込まれた小さな子供は時折、発熱して保育園に預けられなかったり、保育園から「熱が出たから引き取りに来い」と電話が掛かって来たりします。 働いている親は都合のつく限り自分達で対応しているが、 時に妻の所に「HELP電話」が入ってくる。

 今朝も7時半頃に「熱が出て預けられないので、家に来て貰えないか?」と電話があった。 妻は「今日は畑仕事の手伝いの予定が入っているから、午前中からは行けない」そう言って断っていた。

 僕達の子育ての時にも子供が熱を出すのは週の後半が多かった。 保育園に通い始めた孫もどうやら同じ。 サラリーマンだって週の後半には疲れが出てくるんだから、小さな子どがストレス溜めて熱の一つも出したって不思議ではないですよね。

 それが判っているんだから、 妻に 「週の後半の木・金の2日間だけでも予定を入れずに、 共稼ぎ夫婦の手助け要請があったら応じられるようにしてあげたら」 そう話してみようか。

 なんだかんだと動き回っている妻の予定表に木・金の2日間の空白を挿入するのは大変かもだけど、  孫が小学校に入る前まで、4年と少しの間の辛抱って事でさ・・・
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車両火災

2012-12-06 20:22:16 | タナカ君的日常
 年末にはいろんな事情で精神的に追い詰められる人が出てくるようです。 郵便局に出かけての帰り道、サイレンを鳴らした消防車が家の近所の路地に入って停止した所に出くわした。 その付近で火災発生か?と思ったら、 間もなく転進して行ってしまった。 「何だったんだろう?」と思いつつ家に向かって自転車を走らせると先ほど消防車が停止した場所から西の方向、金網や生垣で区切られた農地の向こう側、 通称「砂利道」の辺りに赤色回転灯を点けた消防車と警察車両が何台も並んでいるのが目に飛び込んだ。 そして一画には空気ボンベを装着した消防隊員の集団が乗用車を取り囲んで居るのも見えた。 その現場を見通せる農地境界の金網付近には野次馬もたかっていた。 当然僕もその野次馬集団の一人となりました。

もう現場には火災の煙も臭いも全くありません。 本当に火事が有ったのか? 判らない状態でしたが、 運転席の窓ガラスが開いたままの消防車からは本署との無線連絡の音声が流れていて「・・・車両火災・・・」の言葉がハッキリ聞き取れたから間違いないのでしょう。

 そして、野次馬連中の口にする言葉を拾うと、

「車の中が燃えた」
「焼身自殺らしい」
「この近所の人の車で、その親御さんが今、現場に向かって行った。」
「そのお母さんも駆けつけて行った。」
「ほら、一番奥でダウン着ている人が見えるでしょ!」
「今しゃがみこんじゃった人ですよ。」

そんな野次馬会話を小耳に挟んでしばし眺め、
「カメラを持ってこなくちゃ」と大急ぎで家に戻りました。

 車の停まったいる現場の砂利道へは警察に依って黄色いテープで道路封鎖されていて近づけません。 そこで、野次馬がたむろしていた現場に近い農地境界の金網塀を乗り越えて農地の中を進み、近づいてみました。
 
 車の中は前面のガラスもスモークガラス状態に変身していて内部を良く見ることは出来なかったのだけれども、 開け放たれた運転席側ドアガラス開口部からは天井から焼けてぶら下がった内装の断熱・防音材が見えてました。 そして、放火に使った燃料の残りの物なのか? 液体が半分ほど入った20リッターの赤いプラスチック容器を消防隊員が運び去っていたり、 車の前面に群がっていた消防士さん達は何か工具を使って車のボンネットを開ける作業に熱中しているのをチラッと眺めて、カメラのシャッターを1回切ったところで、現場にいた警官に直ぐに追い払われてしまいました。

 多分死んじまった本人には一体どんな事情が有ったのやら?

 最後は「火災調査」と表示された赤い腕章を付けた消防と、「捜査」と書かれた茶色い腕章した警察が現場の写真撮影して、 火災起こしたホンダの車はブルーシートを掛けられて車両運搬トラックに載せられて消えて行きました。
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笹子トンネル走行面

2012-12-04 19:31:56 | タナカ君的偏見
 笹子トンネル事故は吊り天井が落ちたことだけは報道されているが、その原因の検証は進んでいないようだ。 走行車両による振動の影響も取り沙汰されているが、それについては気にしていた事がある。

 僕は長野へ、山梨の山へ、何度もあのトンネルを走行する事があったけど、その度に波打つ路面は気になっていた。 トンネル内を走行中に車が上下動を繰り返すので乗り心地悪いことおびただしかったですから。  何年間くらいの期間、あの路面の波打ちが放置されていたか定かではないのだけれど、 1・2年前に路面の改修工事が行われるまで、路面が波打っているために車が上下動ながら走行する状態は2・3年以上の期間続いていたと思います。

 平坦に整地されたスキーゲレンデもスキーやが滑走を始めると直ぐにこぶができ始める。 トンネル内部の路面の波打ちの発生原因はスキーゲレンデのコブの発生とは別のメカニズムで生じるのだろうけれど、 両方共に適時の保守が必要だってことですね。 全国の高速道路を運営する会社皆さん、SAやPAの売店等の付帯設備の拡充ばかりに力を入れないで、トンネル・橋梁・路面、そんな基本・主要設備の点検修理をよろしくおねがいしますよ!
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リコピーの時代

2012-12-03 20:59:11 | サラリーマン人生
 「設計部署で仕事をしてます」そう言われたらどんなイメージを持つものだろうか? 幸か不幸か僕の場合、サラリーマン人生の大半を設計部署で過ごしたことになるんですが、 新入社員として入社した東亜電波工業で所属した部署nの名前は「設計課」、全社の製造図面の保管管理、 そして通信用測定器のケースや操作パネルの設計を担当する部署だった。 5年後に転職して働くことになった会社での分類の仕方で言えば”C系設計”を担当する部署でした。 他に電気回路の設計や、ペンレコーダーの様な可動部のあるメカ的な部分を設計を担当する部署が別にありました。

 まあ工業高校を卒業したての18歳のガキが最初から設計なんて出来るはずも無く。 最初の頃は図面管理の仕事が大半でした。 製品の生産計画が発動されると、それを製作するのに必要な図面一式分の原図を収納棚からピックアップして、コピーの外注業者に依頼してコピーしてもらう。 受け取ったコピー図面はA4サイズに折りたたんで、日付の入った赤いインクの出図印を押す。  またコピーなどのために貸し出した原図は時に傷んで戻って来るのだが、 破れた部分をあればテープで補修し、 決められた区分の引き出しに原図を再度収納する。 そんな補助的な仕事からサラリーマン人生の仕事は始まりました。

 今はコピー機。と言えばゼロックスに代表されるレーザープリンターが主流だろうけれど、 当時のコピー機はリコー製品の ”リコピー”が幅を効かせていた。 光の透過性の良い半透明な用紙(トレーシングペーパー)に書かれた設計図(原図)と淡黄色の感光剤を塗ったコピー用紙を重ねてコピー機の中に挿入すると... 感光剤を塗ったコピー用紙は定着液の中を潜り、青色した線画や文字の図面が出来上がる。 正常に動作していれば、原図とコピー用紙は分離されて排出される。 しかし機械の銚子が良くない時には原図とコピー用紙が分離されずに原図も定着液の中を通過して、定着液を被って原図がしわくちゃになったり、光の透過性が悪くなったり、 困ったコピー機でもあったのです。 
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笹子トンネル崩落事故

2012-12-02 21:33:09 | タナカ君的日常
 とんでもない事故が起きたものだ。 地震が発生したわけでもないのに高速道路のトンネル内部でコンクリート製の分厚い天井板が落下して走行中の車が何台か下敷きになってしまったという。 正確な原因はまだ知らされていない。

 まん丸くチューブ状に固められたコンクリート壁を持つトンネルは頑丈な構造物の代名詞と思い込んでいたけれど、 そのチューブの上部に設けた釣天井が落ちちゃった。 天井裏の空間は電力関係の配線や、排煙などの設備のために有効なスペースとして利用されているかもだけど...こんなにチャチだとはね~ 

 地震の時には体育館の様な建物で釣天井構造の天井が落花する写真は何度も見た事があったけれど、 トンネル内部に設置されたコンクリート製の分厚い平面的な天井が落下してくるなんてさ。

 でも、「吊るしてあるものはいつかは落ちる」 これって自然の理かもしれないな。

 年越しやスキーなどでヤナバの山荘に行く時は中央高速を利用するのだけれど、 それまでに中央高速は復旧して通行出来るのかな? まあ、大月と勝沼の区間は並走する国道20号線を走るか、 別ルート(関越道・上信越道経由)での長野入りも考えられるけどね。
 

<中央道トンネル崩落> 現場で焼死体3体を確認
 2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子町の中央自動車道・笹子トンネル(全長4455メートル)内で、コンクリート製の天井板が50~60メートルにわたり崩落し、車3台が巻き込まれた。東山梨消防本部によると、午後4時半ごろ、現場で焼死体3体を確認した。他に少なくとも3台の4人が取り残されている可能性があり、県警や消防が救出作業を急いでいる。管理する中日本高速道路は、天井板を支える器材の劣化により事故が起きた可能性を認めている。(毎日新聞)
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宅地化される農地@寒さの季節

2012-12-01 20:49:11 | タナカ君的日常
 散歩コース沿い、あるいは五日市街道近くの公民館付近、そんな僕がうろつく周辺にある農地が宅地化される現場が散見される時期になった。 寒さを迎えるこの時期、どうやら農地の持ち主だった高齢の方が亡くなって遺産相続対応で所有する農地の一部を売り払う。 そんな事情が背景にはあるらしい。

     

 一方自然界の営みはと言えば、 ある樹木は葉を鮮やかに紅葉させ、 ある樹木はほとんどの葉を落葉させて寂しくなったと思いきや・・・ すでに来春の若葉の時期に備えて暖かなコートを着込んだ新芽を勢揃いさせて枝先をにぎわしているのです。
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