笹子トンネル崩落事故

2012-12-02 21:33:09 | タナカ君的日常
 とんでもない事故が起きたものだ。 地震が発生したわけでもないのに高速道路のトンネル内部でコンクリート製の分厚い天井板が落下して走行中の車が何台か下敷きになってしまったという。 正確な原因はまだ知らされていない。

 まん丸くチューブ状に固められたコンクリート壁を持つトンネルは頑丈な構造物の代名詞と思い込んでいたけれど、 そのチューブの上部に設けた釣天井が落ちちゃった。 天井裏の空間は電力関係の配線や、排煙などの設備のために有効なスペースとして利用されているかもだけど...こんなにチャチだとはね~ 

 地震の時には体育館の様な建物で釣天井構造の天井が落花する写真は何度も見た事があったけれど、 トンネル内部に設置されたコンクリート製の分厚い平面的な天井が落下してくるなんてさ。

 でも、「吊るしてあるものはいつかは落ちる」 これって自然の理かもしれないな。

 年越しやスキーなどでヤナバの山荘に行く時は中央高速を利用するのだけれど、 それまでに中央高速は復旧して通行出来るのかな? まあ、大月と勝沼の区間は並走する国道20号線を走るか、 別ルート(関越道・上信越道経由)での長野入りも考えられるけどね。
 

<中央道トンネル崩落> 現場で焼死体3体を確認
 2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子町の中央自動車道・笹子トンネル(全長4455メートル)内で、コンクリート製の天井板が50~60メートルにわたり崩落し、車3台が巻き込まれた。東山梨消防本部によると、午後4時半ごろ、現場で焼死体3体を確認した。他に少なくとも3台の4人が取り残されている可能性があり、県警や消防が救出作業を急いでいる。管理する中日本高速道路は、天井板を支える器材の劣化により事故が起きた可能性を認めている。(毎日新聞)
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