草津・振り子沢で負傷

2012-03-04 10:10:40 | タナカ君的日常
 先月22日、草津スキーから一日遅れて家に帰って来た妻の顔を見て「あらまっ、両目共パンダ模様にして来ちゃった!?」、「これは記録しておかなくちゃ」そう思って「写真を撮って良いかな?」と聞いたけれど... 断られた。 そりゃそうだよな、この俺が「写真撮っても良いか?」と聞くほど酷い顔になっていたからね。

 目の周りを冷たい青黒い色で取り囲こまれたその様はパンダの可愛らしさではなく、「凄惨な家庭内暴力の被害者の顔」としてTV局に売り込めるんじゃないかと思える気味悪さでしたよ。 本人も自覚していて帰宅後2・3日はよっぽどの事情がなけりゃ家の外に出ようとしなかった。

 そんな顔になってしまった原因ですが、 振り子沢コースを滑降中、後方から追い抜いていったスキーヤーの板と妻の板が交錯して妻は転倒。 メガネのフレームをおでこにぶつけて変形させてしまうような転び方をしたそうだ。 だから直接の外傷はと言えばおでこに付いた2ヶ所ほどの小さな内出血痕であったのだけれど、 草津の事とて、温泉入浴でたっぷり身体を温めてしまったものだから内出血の程度を悪化させてしまったのだと思えます。

 そして21日に先に帰宅するので現地で別れた時の皮下出血状態は右目側の窪み部分だけだったのに、 翌日に帰宅した頃には左目の周りへと拡大していたのです。 なにせ残った女性同士「今夜は西の河原の露天風呂か大滝の湯へ行きましょうよ」なんて嬉々として話をしていましたから、あの後だってたっぷり温泉で身体を温めちゃったのでしょう。

 しかしおでこ部分の血管が切れて内出血したとして、その拡散の状態は興味深いものが有りました。 右目の上の打撲痕と目の周りの皮下出血域は連続していません。 更に拡大して行った左目の窪み部分への皮下出血域もまったく独立している様に見えるのです。 Topに掲げたイラストへの着色は下手なアイシャドーに見えますが、皮下出血の雰囲気を伝えようとGoogleの画像に描き加えてみたものです。 実際は皮下出血の色とわかるから酷いものでしたがね。

 その内出血の色も10日以上経過した今、だいぶ軽くなり、まだらな茶色になり始め、 本人もせっせと外出を始めました。 とりあえず、こんな程度で済んで良かったです。
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