欅の枝降ろしー2

2014-10-12 12:28:34 | 安曇野生活
枝降ろしする欅の樹の様子だが、 随分と前に枝を伐られ、伐られた所から新たに伸びた枝が数年以上前にまた伐られ、 猪の頭の様なコブ状の出っ張りが太い幹に出来ている。 今回の枝降ろしする対象の枝も、そのコブの部分から針山に刺された針の様な按配で何本も新たな枝が伸び出て屋根の上を覆うまでに育ってしまった物なのだ。

何度も枝を伐られることで出来る、そんなコブ状の出っ張りが幹のあちこちに出来ている、素直に生長する事を許されない、言って見れば可哀そうな樹なのです。

さて2段延ばしのハシゴは、そのコブの所に届かせて立て掛けてありますが、 先端は未だ固定してありません。 慎重にハシゴを登り、先端付近をロープを使って樹に固定しました。 これでハシゴの登り降りも気楽に出来るし、ハシゴの上でチェーンソーを使う作業も不安無く出来るってものです。

切り落とす枝よりも高い位置の太い枝を自分自身の安全確保のための支点としてザイルをセットしました。 その支点は切り落とす枝の支えにも利用します。 チェーンソーで切り進んで、枝をそのまま自由落下させたら、屋根が傷ついてしまう可能性が高いですからね。

電動のチェーンソーも作業するハシゴの上から手の届く位置にロープで吊り下げました。 こんな作業の準備をしている最中に裏のおばさんがやって来て「このリンゴ、娘の所からの戴き物なんだけど、新しい品種でとっても甘いの、 食べて・・・」とビニール袋を手渡してくれました。 ちょいと一休みしてから本番の枝切り作業を始めることにします。

続く
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