温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

天ヶ瀬温泉 共同露天風呂 益次郎温泉・鶴舞の湯

2013年01月30日 | 大分県
「薬師湯」「神田湯」「古湯」「駅前温泉」と4回連続で天ヶ瀬温泉の共同露天風呂を取り上げてきましたが、入浴可能時間の関係で利用できなかった露天が2つありますので、今回は画像だけ紹介させていただきます。


●益次郎温泉

維新十傑の一人である大村益次郎に縁りがあるらしい「益次郎温泉」は天ヶ瀬の共同露天風呂では屈指の人気を誇っているんだとか。


 
天ヶ瀬橋の上から眺めてみました。緑色のテントに囲まれているのが「益次郎温泉」であります。なおその後背に聳え立つ旅館は「天龍荘」と「旅館本陣」です。共同露天風呂の中では唯一玖珠川の右岸に立地しているこの風呂ですが、目の前まで車で来られる点も人気を集めるファクターのひとつなのでしょう。


 
緑色のテントでガッチリ周囲を囲まれたこのお風呂は、天ヶ瀬の共同露天風呂の中では目隠しが最もしっかりしているように感じられます。もちろん混浴です。入浴時間は午後2時から10時まで。


 
今回はお昼前に訪れてしまったため、浴槽はお湯が抜かれて空っぽの状態。湯口からチョロチョロとお湯が落とされているばかりでした。湯口直下の浴槽底は白く染まっています。


 
真上の「天龍荘」玄関前には足湯が設けられています。こちらは午前中でも利用可能でして、天ヶ瀬らしい無色透明で硫黄の湯の香を漂わせる温泉が注がれていました。

久大本線天ヶ瀬駅より徒歩約7~8分
大分県日田市天瀬町湯山  地図

14:00~22:00
100円
備品類なし(桶のみ)



●鶴舞の湯
 
「神田湯」より更に川を遡ります。なお左岸の歩道は途中で途切れてしまって川伝いに進むことはできませんので、一旦道路へ上がります。青い下路アーチの新天ヶ瀬橋手前で階段を下りて河原へ戻ると・・・


 
階段を下りきってすぐのところに、共同露天風呂の中で最も上流に位置する「鶴舞の湯」がどっしりと構えていました。ここは入浴可能時間が17時以降と遅いため、昼前の列車で当地を経つ予定の私はあいにくこちらを利用することができませんでした。撮影時は入浴開始時間までまだ5時間以上あったため、お風呂の中はもちろん空っぽ。



お風呂からは、川面はもちろん橋の裏側まで見えちゃいます。他の共同露天風呂は多少なりとも目隠しがありましたが、こちらは短冊状の柵がちょこっと立てられているだけですから、当地の共同露天風呂では「神田湯」に次いで開けっぴろげな状態と言えそうですね。


久大本線天ヶ瀬駅より徒歩約10~11分
大分県日田市天瀬町桜竹 地図
0973-57-2166(日田市観光協会天瀬支部)
日田市観光協会HP

17:00~22:00
100円
部品類なし


●おまけ
 

天ヶ瀬から次の目的地へ向かうべく特急「ゆふいんの森」に乗車。
指定席に座って出発直後の車窓を眺めると、駅前の道路から観光案内所の方がゆずのキャラを手に持って乗客に手を振っていました。九州新幹線全線開業のCM(リンク先はYouTube)を連想させるこの微笑ましい光景は、天ヶ瀬がいかに心温まる場所であるかを伝えてくれているようでした。
コメント (2)
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