
【埔里・孔子廟】
「えっ?」と思う人もいると思いますが、埔里の孔子廟は洋風的な飾りも建築物に混ぜ合わさっています。
孔子廟は、台湾国内に四十数か所点在しています。
私も今までに色々な場所で孔子廟を見て来て、こんなに貫禄のある孔子廟は他では見た事がありません。
埔里の孔子廟は1911年に建造された非常に古く歴史のある廟です。


≪孔子:紀元前551年 - 紀元前479年≫

約3000人の弟子がいたとされる中国の思想家、哲学者。儒家の始祖。
身長が9尺6寸、216cmの長身だったとの事。(本当かな…)。
台湾を含む中華圏では、学問の神様として崇められていますね。
≪關聖帝君又は、南天文衡聖帝≫

三国志で有名な薙刀を片手にしている武道の神様「関羽」。
★關聖帝君又は、実際には關公、關羽、恩主公、恩主等を神仏化した総称。
『文武両道』
中国語で、『允文允武』。
因みに私の息子の中国語名は’允文’なんですよ。
☆どちらかと言うと、’允武系’に育ってしまった様に思えますが。

日月潭にある文武廟もそうですが、「孔子の’文’」と「關聖帝君の’武’」を一緒に奉っている廟が多いですね。
元々孔子廟(今では孔子は学問の神様)は、勉強する場を与える事も目的とした塾の様な意味合いもある場所です。
本来の孔子廟には、勉強するエリアが設けられているのが主流でした。



【昭平宮育化堂】こちらでは、誰でも色々なカリキュラムに参加できます。
(中国伝統楽器、孔子學堂・闡揚漢學精華,推廣古典詩詞,宏揚書畫樂武,恢弘倫理道德。等。)
私は以前、中国古典楽器の教室を見学させてもらいましたが、昔の琵琶とかも聞けて結構感動しました。