おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

クオーター

2009-02-07 09:53:48 | Weblog
 アメリカでは、クオーターと呼ばれる25セント硬貨を使う場面が多い。1種類のコインしか受け付けない機械を利用するには、まず間違いなくクオーターが必要だ。例えば、コインランドリーの洗濯機や乾燥機、ゲーセンのゲーム機などは、まずクオーターしか受け付けない(ゲーセンは、専用メタルを使う場合もあるが)。日本の100円玉のような感じか。
 うちのアパートのランドリーを利用するにもやはりクオーターが必要だ。脱水機を買って以来、ランドリーの利用頻度はかなり減ったが、それまでは大体3カ月に一度、銀行で100ドル分のクオーターを調達してくる必要があった。
 日本の銀行のように両替機があればいいが、アメリカの銀行にはないのでわざわざ窓口に並ぶ。そして自分の口座から100ドルを「全部クオーターで」と言って引き出す。たまに「(クオーターの在庫が)ない」などとふざけたことを言われたり、待たされたりするが、大抵はすんなりと出してくれる。その際、クオーターは10ドル分40枚ずつ、紙の筒に入って出てくる。10ドル分の筒を10本、受け取って帰るわけだ。
 アメリカの銀行がまったく信用できないことは十分に承知しているが、さすがにその場で筒を破き、クオーターの枚数を数えたことはない。筒がちゃんと10本あることを確かめる程度だ。
 ところで先日、銀行で受け取ったクオーターの筒を破り、硬貨を箱に移していたところ、変なコインが混ざっていることに気付いた。どこか違う国の硬貨で、たまたま大きさや重さがほぼ同じ・・・というわけでは、まったくない。おもちゃのコインか、どこかの店内だけで通用するトークンか、とにかく実際のお金ではない。それはもう、クオーターと比べて見るからにサイズも小さいし、明らかに軽い。持っていても仕方ないので、試しにコインランドリーの洗濯機に入れてみたが、案の定、機械は反応しなかった。
 銀行のくせに、こんなおもちゃみたいなコインを平気で混ぜてくるなよ!
 一体全体、どうやってあのクオーター10ドル分40枚の筒を作っているのか、一度見てみたいもんだ! 人間が数えてまとめてるのか? あんなに明らかに大きさも重さも違うコインと、普通どうやったって間違えないぞ! 機械が数えているのだとしたら、どんな機械だよ?! 洗濯機についてる集金機より性能が劣る機械を銀行が使ってるのか??? あるいは、枚数を数える前に硬貨を分類する機械がタコなのか???
 いずれにしても、理解を超えている。おそらくあのコインも入れて40枚で筒になっていただろうから、25セント損したことになる。実は気付いていないだけで、筒の中身が41枚だったり39枚だったりすることも、よくあるのかもな。
 しかし考えてみると、以前、ATMで0と8を間違えて押しちゃったら、そのまま8セント多く口座に入金されていたっけ。実はその後も同じことをやってしまったので、すでに16セント、口座の残高は不当に(?)増えている。もう1回同じことしたら、ほぼチャラだな。ははは・・・(って、笑えない。銀行がそんなにいい加減でいいのか?!)
#銀行のくせに、どんぶり勘定かよ・・・?!
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