おねえちゃんの独り言

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(・・・って、そのまんまだけど)

100ドルパソコンのアホくささ

2007-09-29 09:53:59 | Weblog
 テレビのニュースで100ドルパソコンの話を放送していた。発展途上国の子どもたちにパソコンを、などという実にバカバカしいお話である。
 電気がなくても使えるようにハンドルを回して発電できるんだと。あ〜、アホくさ。そこまでしてなんでパソコン使う必要があるんだよ?! インターネット接続ボタンも付いてますって、そんな土地にインターネット接続プロバイダなんか、あるのかよ?! 仮にあったとしても現地の物価に照らしてとんでもなく高いに決まっている。誰が接続にかかる金を払うんだよ?!
 そもそも、なんでガキにパソコンだのインターネットだのを使わせなきゃならんのか、全然理解できん。発展途上国だろうと、先進国だろうと、パソコンやインターネットなんかないほうがよっぽどガキのためである。健康面でも、知能の発達の面においても。
 100ドルパソコンを作って送る金があったら、医療や食料援助をしやがれ! 「いや、教育面で援助をしたい」と言うのなら、図書館でも建てて本を寄贈しろ! ノートと筆記具を寄贈しろ! そっちのほうがよっぽど子どものためになる。
 少し前になるが、「国家の品格」とかいう本を書いた数学者の人がテレビ番組で話しているのを聞いた。「時間が無限にあるのなら小学校で英語やパソコンを教えてもいいだろう。しかし実際には時間は限られているのに、そんなものを小学校で教えたら、将来パソコンを作る人がいなくなる」といった内容のことを言っていた。曰く、「一番大事なのは国語である」と。とにかくたくさん本を読め、と。まったくもって、その通りである。
(話がそれるけど、日本も教育改革とか言うなら、こういう意見こそ採り入れろよ!)
 人生の中でほんの一瞬しかない貴重な成長期に、パソコンだのインターネットだのビデオゲームだので時間を浪費するなんて、本当に信じられない。将来どんな素バカばかりになるのか、本当に末恐ろしい。 漢字だって単語だって、筆記具を使って紙に書かなかったら絶対に覚えない。調べ物だって、インターネットでどっかから人の文章引っ張ってきて切り貼って、何の勉強になる?! 自分の頭なんか、全然使わねーじゃねーかよ。
 そもそもパソコンなんて、ただの道具だ。んなもん、まともな頭脳があったらすぐに使えるようになる。大人になってから必要に応じて使えばいいだけの話で、なんで貴重な成長期にんなもの「習う」必要があるんだ?!
 パソコンもインターネットもない世界で、自然の中で体を使って友だちと遊び、のびのびと育っている子どもたちのほうが、先進国でインターネットだケータイだとか言ってるガキよりどれだけ幸せで健全なことか。
 貧困が問題なら、必要な援助はパソコンなんかじゃないことは火を見るより明らか。100ドルパソコンなんて、ほんっとーにバカバカしい。っていうか、どうせメーカーが将来を見込んだ宣伝のために考え付いたんだろ? 先入観がなにもない地域で宣伝&刷り込みできるからね。
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