おねえちゃんの独り言

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(・・・って、そのまんまだけど)

陪審員

2021-03-19 09:55:38 | Weblog

(本文とは関係ありません)

 最近いろいろな面倒が続いているダンナだが、先週は陪審員の呼び出し週間(?)だった。
 最初の呼び出し通知は4~5ヵ月前に届いた。相当前に通知しておいてやるから、絶対に予定を空けておけよ、ということか。
 自分も何度か呼び出し通知をもらったことがあるが、以前は「英語が堪能じゃない」という理由で非常に簡単に免除してもらえた。届いた通知に、陪審員になれない理由の選択肢がいくつかあり、その中の「英語が堪能じゃない」という項目を選択して返信すればそれで済んでいた。なので今回も、以前とは通知の書式も選択肢も微妙に違うなぁとは思いながらも、免除希望ということで返信した。
 ところが、今回は何故か、「そういう理由での免除は認められない」という返信が届いた。さらにご丁寧に、まったく同じ呼び出し通知がその後、2回も届いた。
 絶対に来い、ということか・・・。
 裁判所まで出向いて免除してほしい理由を説明する、という方法もあるのだが、何しろ今はコロナ禍で、そもそも裁判所が開いているかどうかも不明だ。せっかく出向いたのに裁判所が閉まっていた、という話も聞いた。それに、これまでに何回か書いた歯痛の件もあり、結局事前に免除を申し出ないうちに「陪審員呼び出し週間」直前になってしまった。
 この「陪審員の呼び出し週間」は「3月8日の週」。そしてダンナが、保険会社が紹介してきた歯医者にさんざん待たされたり無駄足を運んだ挙げ句に保険を使うことを諦めて、別の歯医者にようやく入れた予約の日が3月10日だった。
 直前になってよくよく呼び出し通知を見ると集合時間などは何も書いておらず、前週金曜日の午後7時から月曜日朝6時までの間に指定された番号に電話をかけるか専用のウェブサイトにアクセスし、通知に書かれた番号などを入力しろ、と書いてある。
 やってみたら、「あんたは3月8日の月曜日は来なくていいよ」とのこと。ただし、その週は月曜から木曜まで毎晩、夜7時以降に同様の作業を行って、翌日の予定を確認しろ、との指示。
 陪審員の呼び出しというのはそういうものなのか、本来は裁判所に集まってから待たされるところ、今はコロナ禍なのでそういうシステムになっているのか、よく分からないが面倒というか楽というか・・・。
 なんにしても前夜7時以降にならないと予定が分からないのだから落ち着かない。しかも、この期に及んで月火は来なくて良かったのに、ようやく歯の治療をしてもらえる水曜日に限って「来い」などと言われた日にゃぁ、やってられんわな。
 ダンナもさすがにそこまで運に見放されてはいなかったようで、結局、毎日「明日は来なくていいよ」の連続。最後に確認した木曜夜には「陪審員のおつとめ、ご苦労様でした」みたいな内容が表示され、ダンナの「陪審員呼び出し週間」は何事もなく終了した。
 まあ、万が一裁判所に行くことになっても最終的に選ばれることはないだろうから「話のネタ」ぐらいの気分だったが、こういうシステムになっていたとは! お陰で一つ賢く(?)なった。

 ちなみに歯医者へは、自宅にあったお金や途中で銀行からおろしたりして「1100ドル」持って行った。クレジットカードを使えば早いのだが、現金だと多少なりとも安くしてもらえる可能性があるからだ(現金払いだと少し安くしてくれる歯医者が多い)。電話での見積もりは「855ドル」だったが、それに諸費用が追加され、最終的に1100ドルを超えてしまったそうである。
 ダンナは財布の中身を全部出して、小銭まで数えたのだが、どうしても28セント足りなかった。受付の人は、笑いながら(現金割引に加えて、さらに)28セント、割引してくれたそうである・・・。
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