おねえちゃんの独り言

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(・・・って、そのまんまだけど)

国民性?

2010-08-05 16:55:03 | Weblog
 今夏の日本は全国各地で本当に暑そうだし、モスクワですら記録的な猛暑だとニュースで言っていた。しかし、ここ南カリフォルニアは実に涼しい。毎日見ているニュースの最後に全米主要都市の向こう5日間の天気予報が流れるのだが、東海岸も中西部も南部も予想最高気温はのきなみ30度超なのに、ロサンゼルスだけいつも20度台、それも20度台前半だったりする・・・(ロサンゼルスより寒い主要都市なんて、サンフランシスコ@北カリフォルニアぐらいだ・・・ってか、サンフランシスコは最高気温が10度台だったりしてるケド。カリフォルニア全域で冷夏なのか・・・?)。超乾燥気候のロサンゼルスは、30度あってもそれほど暑くない。ましてや最高気温20度台前半の日なんて、午前中に半袖で外に出ると鳥肌立つし、夕方は5時半には風が冷たくなって庭から室内に引き上げる。夜はもちろん長袖パジャマだ。
 そんなロサンゼルスだが、7月後半にほんの1週間ほど、発狂するほど暑い時期があった。我が家は暑さ寒さがどうにもならない構造なのだが、「あれば少しはマシかな?」と考えて大きめの扇風機を2台買ってみた(実のところ、買った翌日から急に涼しくなってしまったのだが)。その扇風機を見るたびに思うこと・・・
 確か前にも似たようなことを書いたかもしれないが、扇風機を見るたびに「アホか!」と思うので、また書くことにする。つまみを回す方式の扇風機のスイッチが、2台とも「切」の隣が「強」なのだ! 「切」「強」「中」「弱」の順番にスイッチが並んでいる(実際には「I」「II」「III」といった表示だが、分かりやすいのでここでは「弱」「中」「強」と書く)。
 日本人の感覚だったら、どう考えても「切」の隣は「弱」だろう??? それもボタンを押す方式ならまだしも、つまみを回す方式なのでスイッチを入れると必然的にまず「強」になるのだ。どうしてそういう配置になっているのか、まったくもって理解に苦しむ。というか、私には永遠に理解できないだろう。
 アメリカ仕様の(当たり前)かなり大きく、そして旧式というか原始的な安物の扇風機だ。「強」なんかにした日にゃぁ、うるさくてたまらんし、どんな広い部屋を想定しているのか知らんが(文字通り)風当たりが強すぎる。せいぜい使っても「中」まで、普段は「弱」で十分だ。10メートルぐらい離して使っているが、十分に涼しい。そもそも「弱」でも、日本の扇風機の中〜強ぐらいの風力はありそうだ。(ってか、今でも日本に扇風機って存在するよね???)
 それなのに、スイッチを入れるたびに、いちいち「強」を通過しなければならない。本当にイラつく。「デリケート」の対極に位置する平均的アメリカンは、普段から「強」を多用するという意味なのか? ってか、日本だと「微風」なんてモードがあった気がするが、んなもんアメリカ人にとっては「切」も同然だろうな。さすが、屋外で音楽をかける時にとりあえず最大ボリュームにしてスタートし、徐々に音量を下げて調整する連中だけのことはある。
#低い音量でスタートして、徐々にボリューム上げて調整しろよ!!!
 別に日本人の国民性が好きだとか、そういうわけでは決してない。でもずぼらというかがさつというか、アメリカ人の国民性のそういう点も、永遠に好きにはなれんな。
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