おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

散財の波

2023-01-20 15:14:47 | Weblog



雨が降りすぎて庭のあちこちにキノコがはえてきた・・・

 今冬は雨が多い。こんなに降るのは2017年以来だ。あちこちで洪水や土砂崩れなどの被害が出ているようだが、慢性的な水不足が少しでも解消されるのなら有り難い。
 ところで雨とは全く関係ないのだが、先週、インプラントの支柱の上についている義歯が取れてしまった。仕方なく、一度も行ったことのないかかりつけの歯科医(州の義務で入らされている健康保険の加入時に選択した歯医者。専門的な歯医者にかかる場合でも、まずはこのかかりつけ医に行かなくてはならない)に予約の電話を入れた。
 でもって、予約した16日に歯科医に行ったら、検診も歯石取りもなにもせずに単に取れた義歯の内側に接着剤を塗って被せ直しただけなのに75ドルも取られた。
#75ドルも出せば、義歯の接着ぐらい他でも保険なしでもやってもらえるわ!
 しかも、インプラントは一般的な歯の被せ物とは違うので、もしかしたらまた取れるかも知れないそうな。で、このかかりつけ医はインプラントはやらないので、もしまた取れたら今度は紹介状を書いてくれるそうである。
 いやもう次に取れても絶対にこの歯医者に来ないから。インプラントも一般治療も扱ってる歯医者を探して、かかりつけ医を変更してやる・・・!

 さて歯医者に行った月曜日の夜、いつものように水圧を低くして(節水節水)熱めのシャワーを浴びようとしたのだが、一向に温度が上がらない。温度調整レバーを最高にしても、少し水圧を上げても、熱いお湯が出てこない。
 ガレージの温水タンクの水温設定つまみがたまに勝手に動いてしまうで、またそれかと思い、シャワーを出てから確認に行った。
 そうしたら、普段は青いランプが点滅しているはずの温水タンクなのに、赤いランプが点滅している。ガスでタンクのお湯を温める方式なのだが、そのガスの火も消えている。そりゃあお湯も出なくなるわな。(アメリカでは未だに温水タンク方式が主流だけど、水もエネルギーも本当に無駄なので、もし自分の持ち家だったら速攻でタンクなし方式に変えるところだ)
 一応、自分で種火の着火を試みるも、火はつかず・・・。
 仕方がないので翌火曜日の朝一番で大家さんにメールしたところ、ジョーという配管工に連絡するとの返事。

#またジョーかよ!!!

 このジョーというのがとんだクソ野郎で、かなり昔に酷い目に遭って大家さんに苦情を言い、それ以来しばらく、何かあると別の配管工をよこしてくれていたのだが、2ヶ月ほど前に台所の配水管が詰まった時、久々にこのジョーがやってきた。
 以来(昔の苦情のことなど大家さんは忘れてしまったのか)何かあればジョーが来ることになってしまったようである。最悪。
 この寒空の中、お湯が出なくて困っているというのに、案の定、ジョーは全然やってこない。このクソ野郎は、私が連絡しても反応しないことが分かっているので、大家さんに催促してもらい、やっとジョーから電話がかかってきて3~4時に行く、と言ったきり、案の定(ジョーだけに???)待てど暮らせど来ない。
 再び大家さんに連絡してもらったところ、忘れていたそうで(ふつふつと殺意が・・・)、でもその時点(6時頃)ですぐ来るわけでもなく、おそらく家でゆっくり夕食を取った後、8時過ぎにようやく来やがった。
 そして、ロクに温水器を見もせず、着火できるかどうかの確認もせず、温水タンクに貼られたメーカーの電話番号を指して「ここに電話しろ」と言い放ちやがった。ぐつぐつと煮えたぎりわき上がる殺意・・・。
 ただまあ、コントロールユニットを交換する必要があるのであればメーカーから取り寄せるしかないわけで、しかもこの温水タンクは2018年に交換したばかりでまだ部品の保証期間内ということで、仕方なく、翌水曜日の朝一でメーカーに電話をかける。
 そして1時間がかりで(うち95%は保留音で待たされていた)メーカーとやりとりして、必要なパーツを送ってもらうことになる。これだって、私が自分で赤ランプ点滅に気付いた月曜の夜に点滅回数を数えていたからエラーコードが分かり、メーカーに伝えられたわけで、ジョーは何の確認もしていない。ホントに役立たずのクソ野郎である。
 でもって、普通の送り方なら無料だけれど2~5営業日かかると言われ、お湯無しでそんなに長くいられないので有料の速配を選択。後に追跡番号がメールで届き、翌木曜日の午前中に配達予定であることが分かる。
 大家さんに報告したところ、ジョーに木曜日の昼過ぎにはうちに来るように伝えてくれたものの(大家さん自身はとてもいい人である)、もちろん私は半信半疑。あまり期待していない。
 ところで部品の取り寄せを頼んでから追跡番号が届くまでの間に、大家さんから(ジョーの伝言として)「バーナー」も一緒に発送してくれたかどうか、メーカーに確認してくれとの連絡が入る。仕方がなくまたメーカーに電話をするも、エラーコードから判断して「バーナー」は必要ない、どうしてその配管工は「バーナー」が必要だと言うのか分からない、理由が分からないと送れない、と断られる。そりゃそうだ、言われるままにホイホイと部品をタダでくれてやるわけにはいかんわな。(この件、無用な手間がかかった上に、部品は足りるだろうかと無駄に不安にさせられただけで、結果的に「バーナー」は必要なかった。ほんっとぉ~~~にジョーは使えないクソ野郎である)
 翌木曜日、部品は午前11時頃に届いた。もちろん速攻で大家さんとジョーに連絡するも、案の定(ジョーだけに←しつこい)ジョーは電話に出ない。まあ、作業中電話に出られないのは仕方がないにしても、こいつの電話は留守電の設定がされていないようで伝言も残せない。大家さんが何度か電話をかけてくれたようで、12時半頃にジョーから「今、○×(うちから1時間ぐらいの場所)で仕事が終わったから、戻る途中で立ち寄る」と電話があったものの、もちろん待てど暮らせどジョーは来ない。
 もう、ほんっとにムカつく!!! いつ来るかわからないジョーを待って、火曜日も木曜日も何も落ち着いてできなかったし、外出する時は(温水タンクがある)ガレージを開け放して行かなければならないし、最悪クソ野郎。マジ腹立つ!
 3時半になっても来ないので、また大家さんと連絡を取り、大家さんが催促してくれてやっと現れたのが4時40分。でもって修理が終わったのは5時20分。「バーナー」なんか必要なかったし、大体そんな時間に修理が終わったって巨大な温水タンクの水がお湯になるまでどんだけかかると思ってんだよ!!!
 というわけで、木曜の夜は修理が終わるのを待って、娘と一緒に浴場施設へ。最後にシャワーを浴びてから3日、娘なんか月曜日も(私が先にお湯を使ってしまったせいで)浴びていないから4日もシャワーを浴びられなかった。もうこれ以上は待てない。
 アジア系が多い地域なので、近隣にいくつか浴場があるのだが、一番近い施設はコロナ禍で閉鎖したまま。車で15分ぐらいの場所にある施設は電話で営業していることを確認したので、そこに向かう。
 いざ浴場へ着いたら、インターネットで調べた価格は一人20ドルだったのに値上がりしていて、25ドルも取られた! 娘と二人で50ドルである。こんなの、ジョーがとっとと昼間に修理に来ていれば払わなくて済んだお金で、もうムカつき過ぎ! 火曜日だってジョーがとっとと来ていればその日のうちにメーカーに連絡できて、全体に1日早くことが進んだはずで、浴場に行く必要もなかった。
 いやまあ、久しぶりの大きなお風呂は心地よかったけど。でも、サウナや岩盤浴みたいな設備も含めてフルに利用するならともかく、お風呂のためだけに一人25ドルって高すぎ。マッサージやあかすりを頼めば風呂には無料で入れるが、今回はとにかく風呂に入りたい髪の毛を洗いたいというそれだけが目的だったから、本当に高くついてしまった。
#ジョーに風呂代50ドル、請求してやりたいわい!!!

 歯医者の75ドルといい、送料の35ドルといい、風呂代の50ドルといい、今週はなんだか無駄なお金がどんどん出ていって、やり場のない怒りが湧いてくる。
 物が壊れたり、面倒なことは次々続いて起こることが多い。これ以上問題が続かないことをひたすら祈るのみである。

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