おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

雨漏り

2010-01-18 14:45:16 | Weblog
 今年に入ってから(13日午前中を除いて)ずっとおだやかに晴れて暖かかったロサンゼルスにも、ついに低気圧の波がやってきた。天気予報によると、いくつもの低気圧が太平洋上に控えていて次々と上陸してくるそうで、17日午後に降り出した雨はこの先しばらく降り続くらしい。
 さて、強風とともに雨足が強まった18日午後、ついに我が家の雨漏りが始まった・・・
 アメリカというか、南カリフォルニアの住宅がどれだけ安普請でぼろっちいかは、これまでにさんざん書いてきた。しかし、きっと古いアパートだからあちこち建て付けが悪くて隙間だらけなのだろうと、心のどこかで思っていた。
 南カリフォルニアの建物(だけじゃなくて道路や町全体が、だけど)の雨に対する弱さも、何度か書いてきた。ちょっとまとまった雨が降ると、一般道路も駐車場も高速道路まで池になるし、スーパーと言わずショッピングモールと言わずレストランと言わず、笑っちゃうぐらいあちこちで雨漏りしている。しかしこれも、きっと建物が古いからなのだろうと、好意的に(?)考えていた。
 さて、今住んでいる家は一軒家だ。そして築3年程度と新しい。大家さんが元々住んでいた敷地内に建て増した家なので、もちろん建て売り(=粗悪住宅の代名詞)などではまったくない。
 それなのに、建て付けの悪さはこれまで住んできたアパートたちとなんら変わるところがない。3つある浴室のうち、まともにドアが閉まるのは1つしかない(壁の側面の穴の位置が、ノブを回すと出っ張ったり引っ込んだりする部分とまったく合っていないため)。その1つにしても、他の部屋のドアにしても、かろうじて閉まるというレベルだ。トイレは2つが水漏れする。クローゼットの扉の建て付けの悪さはアパート並。窓も変な開き方をする仕組みで、きっちり締めればすきま風こそ入らないものの、逆になかなか開かない。どうしても開けたい時は、仕方なくいちいち内側の網戸を外して、窓枠を手で外に押してやらなければならない。なんなんだよ、まったく・・・
 というわけで、雨漏りである。今のところ、かなり激しい雨が降っている時に限り、ぽつりぽつりと落ちてくるレベルだが、それにしても築3年程度の注文住宅が雨漏りって、日本だったらあり得ないだろ?!
 家を買いたくない(&買えない)理由はたくさんあるが、改めて、南カリフォルニアで家なんか絶対に買いたくないと心の底から思ったね。借家だったら大家さんに文句言えば済むけど、自己所有でこれだったらたまんないよね。

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