おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

異様に長い引っ越し期間

2009-08-15 15:19:07 | Weblog
 今回の引っ越し、7月下旬に決定したものの、正式に新居に住み始めるのは9月からという、異様な長丁場引っ越しである。当初は少しずつゆっくり荷物を運べていいかな、と思ったのだが、これがまたかなりうっとうしいということが判明してきた・・・
 なにゆえにそんなに長丁場な引っ越しになったのか。まずこちらの事情としては、現在のアパートに8月分の家賃を払わなければならないということがある。引っ越す場合は30日前に家主に通知しなければならないからだ。大抵は「引っ越すこと」を先に決めて家主にも通知を出し、それから引っ越し先を探し始める。ただ今回は、家選びで2度と失敗はしたくない、頻繁な引っ越しは金輪際ゴメンだ、と強く強く思っていたため、期限を決めずに気長に新居を探すつもりだった。当初は、いいところがあったら引っ越そう、という程度の気分だったのだ。それが、なにやらはずみで(?)とんとんと話が進んでしまい、家探しを始めて1週間程度で引っ越し先が決まってしまった次第・・・
 新居の大家さん側にも、急には入居させられない事情があった。今度借りる家には、先日まで大家さんの妹家族が住んでいた。妹家族はパリへ引っ越してしまったそうで、大きな家具から細かいものまで、荷物がかなり残っている。ソファやダイニングセットなど、一部はそのまま使わせてもらうものの、ほとんどのものは片づけてもらわないと困る。現在、大家さんの家を間借りしている借家人が2人おり、彼らが8月中に出て行くことになっている。彼らが出て行って空いた部屋に妹家族が残して行った荷物を運び込む予定なので、大家さんとしても9月からの入居が望ましかった。
 双方の利害が一致して、正式な入居(家賃が発生する月)は9月からとなった。ただ、その前でも少しずつ荷物は運び込んで良いという話になったので、8月8日以来、3日に一度のペースで荷物を運んでいるところなのだが、これが相当うっとうしい。いっそ短期決戦で一気にがーっと荷造りから運搬までやってしまったほうが、体は疲れるが気分的にはずっと楽である。1カ月もの間、部分的に荷物がなくなった部屋で、なんだか宙ぶらりんな半端な状態で非常にイライラする。
 運んだ先で、片っ端から所定の位置に片づけられるのならそれは楽なのだが、運んだ先には前述のように他人の荷物がまだたくさんある。運んだところで、空けてもらった一部屋にまとめて置いておくことしかできず、後から改めて所定の部屋まで運んで片づけなければならない。イラつく2度手間である。しかし、ギリギリになって慌てずに済むようにと考えると、やはり今から少しずつ運んでおかなくては、となってしまう。
 今のアパートから新居までは、道がすいていれば30〜40分だが、そのほとんどが高速道路なので距離的には結構遠い。もちろん、時間帯を選ばないと渋滞にはまる。ギリギリになって慌てて、1日何往復もすることは避けたいのだ。
 かくして、超スローな引っ越し作業は続く。大量にある、やらなければならないこと。分かっているのに、まだ手を付けられない。各種住所変更手続きにしても、面倒なことはとっとと片づけたいのに、今やってしまっては早すぎる。本当にイライラする。

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