脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

福原愛は何と言っているか?

2011-09-09 | Weblog
卓球の福原愛サーヴを決めた時に何かを叫ぶシーンがある。
一時期ネタにされ、まねをされていたが、しかしはたして彼女は何と言っていたかはわからない、ただのおたけびと思われていた。
しかし私は彼女が叫んだときにある韓国語が頭をよぎった。
それは「アッサ」日本語では「やった」という喜びをあらわす言葉だが、この「アッサ」のサの音は濃音と言って強い発音がされるので、通常ッサという発音になり「アッサ」になるのだが、このッサの部分が強く発音される特に感情をこめてアッサという時はッサの部分が強く聞こえるので、福原愛の言うその言葉と非常によく似ているのだ。
おそらく彼女は中国語ができるので、中国語で同じような似た言葉があるのだろう。
そう考えるとおそらく何を言っているのかと言うことが推測されるが、しかし彼女が何を言っているのかと言うことは余計なお世話であって、もし「やった」と言う言葉が私が推測したように他の言語で、喜びを表す時に日本語ではなく、あえて他の言葉をつかって表現すると言うことに、何か彼女の心の中にその日本のマスコミや卓球界に対してわだかまりのようなものがあるのかと疑ってしまう。
先日この話を若い学生にしてやったら非常に感心していた。
何でそんなことがわかるんだ。言葉一つでそんなに違うものなのかと、あたかも私のことを、文化の違う外国人を見るような目で見ていたが、言葉は人間の気持ちや考え方、時には感情を表す言葉であるから、それをよく知ると言うことはかなりのアドヴァンテージになると信じている。
最近社会人に基礎英語を教えているが、言葉を理解する上では文法は大事であり、このことを無視していたら会話は成り立たない。

今日は日本人の間違いやすい英語と言うことで、特にボクシングで私の気づいたことを紹介したい。
これは私の友人の話であるが、彼らはあるアメリカのファストフード店でオレンジジュースを注文する時に「I am orenge Juice」と言って店員を驚かせ、さらに横にいた奴が「Me too」と言って爆笑させた話しがあるが、言葉は我々が日本人の感覚で当たり前だと思って話しても、それはとんだ勘違いであるということはよくある。
私自身も当たり前だと思って使っていたのが、実はとんでもない表現だったと言うことはあるのだが、失敗しておぼえていくのも語学を習う一つの醍醐味だと思っている。

まずジムなどでつかうダイエット、これはスポーツクラブで使われる言葉ではなく、病院などで使われる言葉。
よく言うがダイエットと言うのは食事制限のことで、運動してダイエットするということは言わない。
運動してやせるのは「Get in shape」これはからだを引き締めると言う意味がある。
これに対して、よく日本語で言うシェイプアップと言うが、これは体をひきしめるという意味はなく、シェイプアップは「襟をただす」とか「しゃきっとする」という意味。

あと「Fitness」という言葉があるがこれも十分理解していない、ただ何となくうけがいいから使っているというような感じで使っているが、実際こういう動名詞的な言葉と言うのは状態を表しているのだから訳しにくい。
私などはこういう言葉はまず英語の感覚がなければ使う言葉ではない言葉と理解しているが、私自身この言葉は「健康であること」として理解し、その健康であるためにボクシングをエクササイズするとして「Fitness boxing」にした。
実際外国人で日本語が分かる人がいてこの「Fitness」という言葉を見て、日本語で言うところのボクササイズというのを想像して来た人がいる。

私が機会あるたびに英語の必要性をあげるのは、それはすべてのことを知る上で語学の力というものは重要であり、特にダイエットという専門分野はある程度の専門知識が必要であるからである。
少しうれしいことがあった。ある医学の専門家の会員が言っていたのだが、自分がやっているダイエットトレーニングは非常に理にかなっていて、ここなら学問的にもバランスがしっかりしているので、選んでくれたそうだが、医学的な現場に携わる専門家がそう言ってくれるとたいへんうれしいものである。
ダイエットとかフィットネスというのは今や学問である。
おそらくそういうことを理解しようと思ったら、多少勉強することは大事なことで、英語を理解すると言うのもある意味その考え方や概念を知ることでもある。
何も頭に詰め込んでいないのに、ボクシングをさせとけばいいという考え方は無責任である。
私が学んだり、いろいろと聞いたりして分かることは、近代のスポーツと言うかダイエットにおいて論理的に物事を説明して、相手に理解を求めると言うことは非常に重要であり、そのため最低でも基礎的な知識が必要であるが、正直私はこのダイエットやフィットネスと言う領域はバカではできない、こういうことを教えるにあたっては、その教える人の語学や学力のレヴェルが目安になってくる。
あと会員もダイエットに関してはもっと質問すべきだ、質問されると何も知らない奴はぼろが出てくるので、本当にその人間がふさわしいかふさわしくないかということがわかる。






























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