うちのクラブは高校生までは親が同伴なしでは入会させないし、子供だけの見学も断っている。習い事は親を通してすることであるから、そこできちんと親の承諾を得て、そしてボクシングの危険性を説明し高校生までは絶対に頭をたたくことはしないという方針を十分に伝える義務があると思っているからだ。髪をそめていかにもやんちゃですと言うような自称高校生とか言う人間がひょっこりあらわれてボクシングやりたいんですけどと言われても親の姿が見えなければ入会させるにあたってかなりの不安がある。暴力をあつかうスポーツなのだからずれた感覚を持った人間にそういう場を提供し教えるわけにはいかない、私自身は小学生の頭をたたくことは医学上危険だとされているにも関わらず、競技目的でさせるということにもかなり世の中とのずれを感じているが、女性も多いのだから全体のバランスを考えてなるべく世間一般からずれた人間は入会させないようにしているのがMOBの方針である。うちは比較的進学校出身が多い、多いからどうしたという人間もいるだろうが、私自身は安心できるし、常識的な感覚が非常にマッチするのでこういった方針を打ち出しやすいことは事実である。これこれこういう奴、いわゆるずれた感覚を持った人間は常識がないなどと言うと「みんながみんなそうじゃない」と言うようなことはまず誰も言わない。大事なのは持っている共通認識で会って、それはある程度その人がきちんと学校で人の話を聞いて学習してきたこととの関連性はないとは言えないむしろそういう人たちのほうがコモンセンスをしっかりと持っていると言うのが私の考え方である。さらに子供のボクシングなんて言うのも医学的なことを無視して競技させるのも問題だ、英語が読めたらいろいろと論文や資料が出てくるのでそれを読んだら危険で欧米社会があまり奨励していないことはわかるだろう。こういったことを説明した場合、ある程度それを理解できるレベルでなければ受容できないだろう。論文を読む力がなければ、その重要性がわからないのでそれがどうしたとなるだろう。DQNを入会させないというのは世の中の基準や常識そして考え方に大きなずれがあるからである。
このワインは何年ものですか?はHow old is this wine?だ、相手の年齢を聞く時もHow oldをつかうが、この表現はどれぐらいたつかとかどれぐらい古いのかということを聞く時に使う表現だ。英語圏では年齢を聞くことは失礼とされている。コレアンは会うと必ずナイガオットケトゥセヨ?おいくつですか?と聞いてくるが、しかし英語圏ではこういう習慣はないというかむしろ年齢を聞くのは失礼である。How oldと言うのはどれだけ古いかと言うことを聞くことである。西洋で年齢を聞くのが失礼とされるのは、いくつですかと聞くのがあなたはどれだけふるいのかと言っているようなものだからだと思う。うちのクラブは中年が多いので相手の都市が気になることもある。まあ女性が多いので女性には年齢を聞くということはないが、しかし男性が入会して来たらいくつぐらいなんだろうと気になりさぐりを入れる、中にはダイレクトにいくつですか?と聞くのもいるが、しかしたいていの場合は見た目よりも若い、しかし中にはええーと言う人もいて自分よりも5つも6つも若い人にずっと敬語を使いそのように接していたということもあって、相手の年齢が自分より年下だとわかり、さらに交流が深まるということもよくあることである。少し前に非常に頼もしい中学生が来た。私立中学通うこの子は物おじせずに人と話すので、聞いたら小さい時から英会話を習っているそうであるが、物おじせずに話すのは小さい時から外国人とコミュニケーションをもっているからだと思う。ただおもしろかったのは学校の授業で一切英語しか使えずHow are youと聞かれてIm fanny(私は変な奴だよ)と言ったりwhat does it mean?と聞くところをTell me this mean(教えてこのいじわるさ)と言ったり非常にユニークでこういうタイプは英語圏では伸びると思っている。今やコミュニケーション能力は必要である。少し前からIQよりもEQが高いほうが出世するというがまさにこのEQと言うのはコミュニケーション能力にはかかせないものでEQを伸ばすためにはいろいろな人と会話することで、その会話することで広く世界を見ることができるコミュニティに参加して行くことが大事なことである。