なりすましはひとつのリクエストからはじまった。私の親しかった韓国人にはイングリッシュネームがあってCindyと言う。そしてよく彼女がゲームなどでそれにかけてcinderellaと言う暗号を使っていたのだが、SKYPEのリクエスト番号がまさにそれ。最初リクエストがきた時、あまりに懐かしかったので思わずare you sure?そしたら名前をタイプしてきたのでlong time no see since.......とうつとやや正確な答えが、もう二度と会うことはないと思っていたが、しかしその彼女が使っていたシンデレラと言う名前は偶然だかよくわからないが、その名前はことあるごとに使っていた名前だ。私がよくイングリッシュネームはそれに近いが、お前にはふさわしくないとからかっていたことを思い出すが、はっきり言って本人であるということはありえない。しかし人の思い出を踏みにじろうとする奴に一言꺼져(コジョ(うせろ))ass hole。
東京都知事選に3人の有力者候補が挙がっている。せがれに誰がいいのかと聞かれ、これと言う人はいないがしかし消去法だが小池さんだろうと答えた。理由は私なりの視点ではあるが、彼女がカイロ大学を出ていてアラビア語と英語が堪能なこと、これからの東京オリンピックとテロ対策などを考えた時に一番ふさわしい都知事だと思うからである。フランスではテロ事件以来イスラム教徒に対してかなり警戒している。あるイスラム教徒がインタビューで自分は何回も職務質問されたと言っていたが、どうやらテロ=イスラム教徒結びつけてしまってトランプの発言もそうだが欧米ではいささかイスラム教徒に対しての風当たりが強いようである。巷は差別だと言っているが、しかしはたしてそうであろうか、私はイスラム教をわるい宗教だとは思ってはいないし、差別する気はない。ただその性質がテロに利用されやすい宗教でそこに大きな問題がある。キリスト教特にプロテスタントが個人の信仰によるものだとするとイスラム教やユダヤ教と言うのは共同体の宗教である、もちろん信じるのは個人であるがしかしその信仰は親などによって継承されそれが共同体によって守られていくと言っても過言ではない。キリスト教などの個人宗教は戒律など存在しないがしかしイスラム教は戒律が存在し、その戒律が社会全体によって守られていくことはよく知られていることで、日本人がよく理解できないのが、日に何度かメッカにむかってひれ伏せることさらに食事などの戒律であるが、これらのことはそのイスラム社会の中では権利として与えられていて社会や国によって守られていることは確かである。イスラム教と言うのはキリスト教や仏教などとの個人の信仰とは違う。イスラム教を信じると言うことは彼ら彼女らの社会やすべての常識であって国家でもある。そういう性質であるからはっきり言ってテロに利用されやすい。だから警戒されても仕方がないであろう。少し前韓国で話題になったフランスの小説がある。それは「soumission(日本語では服従)」と言うミシェルウエルベックの小説である。内容は2022年の大統領選挙に極右民族主義政党と新生ムスリムがのこった結果極右をおそれた国民がイスラム政党を選択して、その結果国がイスラムに支配されると言う小説である。もともとミシェルウエルベックの小説は過激すぎるのとあまり日本人にはうけそうにないので日本語訳にはなりにくいが、しかし彼の小説はヨーロッパ特にムスリムが多いとされるフランス政府の問題を浮き彫りにした小説であると思う。これ以上このことについて言及することはさけたいが、イスラム教と言うのは共同体の宗教だ、少数派であっても右を向けと言えば全員が右を向くそういう性質がテロに利用されやすいということを宗教的立場から言えると思う。