脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

シャンシャンの発音

2017-12-24 | Weblog

日本人記者の「シャンシャン」の発音の仕方が「杉山(Shanshan)」の中国語発音に似ていたため、華報道官が聞き間違え日本外務省の杉山晋輔外務事務次官のことについて質問されていると勘違いしてしまったと言うニュースがあった。シャンシャンは日本語で発音するとパンダも杉山さんも同じであるが、しかしこれは微妙に違う。まず日本人は「ん」と発音する時唇を閉じる。しかし韓国語の場合は(中国語も同じだと思うのだが)日本語の「ん」にあたる言葉は唇を閉じずに下を前の歯の後ろにつけるように発音するのだが、この場合「ung」と「 n」の2種類の「ん」があって、シャンシャンの「ん」はungで杉山さんの「ん」は「n」だ。韓国語も中国語も唇を閉じて「ん」と言うのはむしろ「む」に近い音なのだが、日本人のように唇を閉じて「ん」と発音すると「ung」が発音できないのですべて日本語で言うところの「ん」に聞こえてしまうのでshaung shaungと言ってもそれがshan shanにしか聞こえないのだろう。おそらく日本人が言うとほとんどが杉山さんになってしまうのだろうと思う。

今年もクリスマスの寄付はおもにロヒンギャ族の緊急支援のために役立ててもらった。ロヒンギャ族の問題についてはここでふれることはしないが、しかし弱い立場の女性や子供が迫害されて虐げられるということに関しては無関心ではいられないのでそうしている。クラブにおいても子供や女性をいたれるような雰囲気がなければ大人としてのコミュニティではないと思っている。洗練されてない未熟な人間の闘争本能は女性や子供にとってはある意味、害である。自分がやりたいことだけを人を押しのけてまでもやるような、自分のことしか考えていないような人間がまさにそうであるが、こういう人間が何人かいたら間違いなくそのコミュニティの雰囲気はわるくなり、質がさがる。闘争本能と言うのはマイナスとプラスがある。昼間に来るトレーナーは顔はいかついが、常にまわりに気をつかい遠慮してくれている。人のとなりに行って教えてくれたり、話しかけてくれたり、女性や子供が遠慮していたら「遠慮したらあかんぞ、こっちにおいで」と配慮してくれるのだが、彼が一生懸命トレーニングしているのを見たら、自分もやろうと勇気づけられると彼にかかわった会員の人たちが言っているが、まわりにいい影響を与えてくれるいい意味での闘争本能だと思う。はっきり言って上級者がトレーニングに集中していて、まわりが遠慮したり、マイナスの意味で「自分みたいな下手なのが」とトレーニングをすることに多少のためらいをもたせたり、遠慮をさせるような闘争本能は未熟でマイナスである。中高生のクラブならまだしも、そういう年齢の人たちが集まっているわけでもないし、哲学があるクラブであるのだから、ここでは試合前だからと言って、トレーナーなどの特別な立場や勢いのあるものが優先的にトレーニングできるということことはしないさせない。いかなることがあっても女性や子供に配慮して、トレーニングできるような雰囲気をつくりたいと思っているが、今のところはみなさんの協力もあって、それが実現しているが、これからもそういう雰囲気を続けて保っていけるようにしたいと思っている。




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