脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

They are the life and soul in our club

2015-04-24 | Weblog

毎年レイトショーでコナンを見に行く。しかし今回はダメだこりゃぐらいの評価である。理由のひとつは肝心の推理があらい展開で終わっている。こんな推理の展開なら素人でも考えられるというような推理である。詳しく書いたら見に行く人もいるので書かないが特に犯行動機が2枚目と5枚目のゴッホが贋作でそれを世に出したくないというのが動機であったが、これは映画でもそれらの絵はキャンバスのつなぎ目からわかるように贋作ではないというのが正しい鑑定であると言っていたが、それは学説上においても正しい見解だ。にもかかわらず一流の学術員である人間がそのを見誤ってというのはおかしい理論、動機を聞いたときは思わず「え!」となってしまったが、しかしちょっとした人間ドラマと言うものも描かれているので見る人によってはいいと思う人もいると思う。私はアニメで唯一コナンが好きである。コナンは教育上いいアニメだと思っているのだが、それは彼がどんな時いかなる状況でも考えることをことをあきらめない、その知恵や勇気をふりしぼった時には必ず解決策は見えてくるということを教えているからである。よく人はあきらめるなと言うが私に言わせてみればあきらめるなと言うことは考えることをやめるなと言うことである。しかし考えろと言っても考えるための材料がなければ考えることなんかできない、コナンは少年であるが英語を話し、学術的なこともたくさん知っている。そういう素地があるから考え続けることができるのだが、それは体力がない人間にひたすら走れと言っても走り続けることができないように考えろと言っても考える素地がなければ同じこと、考えるということもいろいろなことを学んで知識を蓄えなければ正しい答えを導き出すような思考なんてとうてい無理な話だ、スポーツしかできない人は人にたいして取り入るのは上手なようだが、しかし勉強をしていないので考える能力がひくく、こういう人間が組織を動かしたり、指導と言う立場に立つと問題がおこってくる。これからのスポーツは先のことを考えてもっと学習面を重要視すべきである。

今日はThey are the life and soul in our club(彼らはクラブのムードメーカーだ)と言うタイトルだが、その言葉通り MOBにはそういう人たちがいて盛り上げてくれる。この前女性が何々さんがいると入って行きやすいマスなんかも気軽にたのめると言っていたが、ここにはそういう人たちがたくさんいる。おそらくここは健康維持やダイエットの人たちが多数を占めているからからだと思うのだが、トレーニングに来てもそこが競技者中心の雰囲気だと我々のような健康維持でボクシングをやろうというような人間は入って行きにくい、でも自分たちも同じ健康維持やダイエットでそういう人たちが何ら区別されることなく堂々とトレーニングしていると入って気安い、ここではバランスと言うものを考えて運営しているからそういう環境ができるのだと思っている。スポーツを否定する気はさらさらないが、しかしそれしかできない人間は話していてもおもしろくない、価値観が狭く自分にしか興味がなく最終的には自分の自慢話しかできない、そういう人間が多いからだ。せっかくこの世に生まれてきたのだからもっと見聞を広めることは必要なことだ、群れの質と言うのはその群れが知的かどうかということが全体のバランスを考えるときに大事なことだと思っているが、ここは社会人中心のクラブであるからなおさらのことである。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする