脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

自然体でいく宣言

2015-04-10 | Weblog

春になって連日忙しくなってきた。うちくクラブは常連が多くほとんどが健康維持である。しかし常連と言っても特別扱いではない、むしろ新しい人たちに気を使ってくれるので助かっているが、この前も親子が来ていてその見学の親子が説明の後に二人で見ているだけの状態にある会員に「あのっー何かもっと説明してあげたらどうですか」と言われ「あっそうか」とまたさらにフォローしたのだが、うちの会員はとにかくこういうフォローができる。そのほか洗面台をみんなが使えるようにと作ってくれたり、なんとみんなが使っているワンダーコアはうちの常連さんが買ってきてくれたものだ。冗談でこれを使うときは○○さんに言えよと言うと、使う人がおもしろがって「使わせてもらいます」とあいさつに行くのだがその時「いやいや、やめてくださいよ。印象が悪くなりますよ」と困った顔をするのだが、本当にここは平和である。私はサドではないが日本人のこういう困った顔を見るのが好きである。実は韓国語には困るという言葉がない。だから韓国人は困らない。しかしこういう困り方は日本人のテレのようなもので、自分よりも相手の立場に立つ、相手のことを慮るからこそ困るのだろう、私は日本人ほど困る民族はないと思っているが、それはたぶん人間関係を大事にし、相手のことを思いやれる民族であるからだと思っている。

そのクラブの様子であるがテレビに例えると3つの部門からなる。まずはバラエティたぶんこれが一番うちで強い要素であると思うのだが、健康維持とダイエット組がリングを占領して女王様を繰り返す、ある人がこんなことをやったらよそのジムでお前ら出ていけっていわれるんじゃないかと言っていたが、しかしそう見えてもダイエットの女性は真剣それを健康維持組の男性が必死でよける。男性が一人の場合はその女性の申し出を全部うけなくてはならないはめになり、多い人で最高8ラウンド帰ろうと思ったら「あーっ○○さん来てるじゃないですか、マスお願いします」と言われ断ることもできずにたて続けに8ラウンドもやらされたらしい。さらにこれが本来のボクシングクラブであるがスポーツ番組である。とにかく試合に出場する人が黙々とトレーニングする。当たり前のことだが実はこのスポーツ番組がうちではマイナーである。ある中年の男性は試合に出るので黙々とトレーニングをつんでいたが、しかし周りの雰囲気が違うのでここで気合を入れるものなんだと隅っこのほうでシャドウを黙々とやっていたらしい、普通試合に出るものがいれば周りが遠慮して隅っこでやるが、しかしここは健康維持とダイエットがマジョリティである。さらに教育番組これはまわりがひくぐらい難しい話をする。うちの会員にはなかなかのインテリ層がいるので語学もそうだが自分の専門知識を持っていなければついていけない話もあるぐらいだ。ここの会員はこのひとつの共同体をひとつの大事な場としてとらえてくれている。私自身も努力しなければいけないことも多いが、しかしここはみんなが自然体でいれる場所であるから、自分も無理をせず気をつかいすぎず自然体でいく。ハンゴルン ハンゴルン タガオヌン ポム(一歩一歩近づいてくる春)新しい季節これからも楽しいボクシングクラブにしていく。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする