Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

バンクーバー冬季五輪14日目真央が銀☆獲ったぞ☆ 2010年2月26日

2010-02-26 07:51:10 | 日記・エッセイ・コラム

ここ加古川は朝から久しぶりのまとまった恵の雨が降っている、庭の木々もさぞ潤っていることだろう、今朝のウイスラーは荒れていた、強風と雪の中でノルデック複合ラージヒル個人ジャンプ(距離10km)が行なわれていた、31人のジャンプのあと競技は一時中断されたが、間もなく強い風もおさまり競技は滞ることなく進められた・・・

ラージヒル複合で何故?湊祐介(24歳、東京美装)が入り高橋大斗が外されたのだろうか?恐らくジャンプは強いが距離に弱いということだろうが、小生それは余り良い選択ではなかったと感じた、24日の複合団体ではノーマルヒルサイズを越える大ジャンプ136.5mでタイム差を縮めた、距離でも力強い粘りのあるいい走りを見せてくれたではないか!

小生の予感どおり、渡部暁斗が125.0mを飛び112.5ptの+58″9位と好位置に就けたものの、他の3人の飛行隊のジャンプは思わしくないものだった!112.0mの失敗ジャンプだった小林範仁は90.5ptの+2′26″で30位スタートとなった、112.5mのジャンプの加藤大平は90.2ptの+2′27″で31位スタート、湊祐介は110.0mしか飛べず87.0ptの+2′40″での厳しいスタートとなった・・・

全世界が他の競技に比べて何故あんなに夢中になって女子フィギュアの虜になるのが不思議に思う?小生もその一人であったが、距離10キロは後のハイライトで観ただけだったが、ゴール記録の結果は次のようになっていた、26′21″7の渡部暁斗が日本人トップで9位に入った、湊祐介が28′10″0で26位に、小林範仁が28′26″1で27位に、そして加藤大平が28′38″0で30位に終わった・・・

ボーディングスクール

日の丸飛行隊がジャンプに興じているころ、その隣でクロスカントリー女子4×5km 20km リレーが行なわれていた、1周2.5キロのコースを一人2周づつ廻り4人がリレーしていく、ただし1周目はクラシカル走法で走り、2周目をフリースタイルで滑る、日本チームは1走の夏目円(JR北海道)が15′03″00で2走の石田正子(JR北海道)へ6位で繫いだ、石田は14′50″40でまわり6位をキープして3走の福田修子(のぶこ、岐阜日野自動車)に繫いで行った・・・

福田はなんと13′34″50という好タイムで走ったが順位を12位に下げて4走アンカーの柏原理子(みちこ、早稲田大)へ全てを託した、柏原は14′12″50のタイムで善戦したが15位でフィニッシュした、4人のトータルタイムが2′20″90となり総合順位9位で8位入賞を逃した・・・

第3グループの2番目に鈴木明子がリンクに呼び入れられた、小生実はこの鈴木明子を一番熱を上げて応援している、バーンスタイン作曲“ウエストサイドストーリー”の選曲が良い☆お目目パッチリ目力のあるナタリー・ウッドが演じたマリアにどこか似ている、赤いばら色のドレスを着たマリアを彷彿させる、ショートで着地が僅か乱れた最初のトリプルを完璧に決めた!☆

今日の明子は冷静だった、全てのジャンプを落ち着いた余裕のある踏み込みで決めていった☆中盤トリプルサルコ?の着地でほんの少しバランスが乱れただけだった、シャープなエッジさばきで軽快なステップをこなし躍動感溢れる4分間の演技を完了した!☆その瞬間全てを出し尽くした彼女のまぶたから嬉し涙が溢れ出た☆ブラボ~~~!☆テクニカル評価60.98、コンポーネント評価59.44の自己ベスト120.42ptの演技だった☆ショートの61.02と合わせてトータル181.44pt 獲得し14人中トップに立った☆☆

最終グループの2番目に登場した安藤美紀には“クレオパトラ”の魂が乗り移ったかのようだった☆最初のトリプルループからダブルルーツのコンビネーションを力強く完璧に決めた☆トリノ15位から4年、連日のリハビリに耐えて肩の怪我を克服してきた、さらに演技に磨きをかけ輝きを増し心身とも大きく成長して帰って来た安藤の動きには無駄が無かった・・・

観るものの心の奥まで魅了させた彼女の演技は素晴らしい内容の濃い質!GOEだった!全てを出しつくし演技を終えた安藤の顔は実に晴れ晴れとして爽やかだった☆テクニカル62.50とコンポーネント61.60の評価124.10がはじき出された☆ショートの64.76と合わせてトータル188.86となって20人を終わりトップに立った☆☆

同じ世代に生を受けた浅田の宿命のライバル、キム・ヨナは今日も完璧だった!聴くものの心に素直に響くといわれるガーシュインの“ピアノ協奏曲へ長調”の曲に乗って物凄い集中力で情感溢れる非の打ち所の無いフリーの演技はななな~~~んとテクニカル78.30!、コンポーネント71.76!トータル150.06をはじき出した!☆ショートの78.50を合わせるとこれまたななな~~~んと歴代世界最高得点228.56が出た~~~!☆ハイジもびっくり!バキョ~~ん!バキョ~~ん!!もちろん金メダルを確実にしたパーフェクトの演技だった!☆

浅田真央はヘッドホーンで浜崎あゆみの躍動感溢れる“Blue Bird ”を聴いていたが、キム・ヨナに贈られる会場の大歓声が聞こえていた、キム・ヨナを越えるには154.78以上を挙げなけねば!あと一つのミスも許されなくなった真央にずっしり重圧がのしかかる、場内の歓声がまだ治まらぬなか真央はリンクに立つ、癒しの要素が散りばめられている重厚に鳴り響くラフマニノフの前奏曲“鐘”が流れにのっていきなりトリプルアクセルをパーフェクトに決める☆そして続けざまに今度はトリプルアクセルとダブルトウループとのコンビネーショウが完璧決まった!☆

トリプルアクセルを2回成功させた浅田は快調に次々ジャンプを決めて行った、このまま行くかに見えた中盤の終わり、突然悪夢が襲った!トリプルフリップとダブルトウループのコンビネーションがシングルトウループへと不完全に終わった!!そのあと心の動揺が生じたか次のジャンプに行こうとしたときエッジが氷につまずき不履行となってしまった!しかしそこから心の迷いを取り払った浅田は立ち直り最後までシッカリ全ての演技をやり遂げて終わった☆

結果はテクニカル評価64.68、コンポーネント評価67.04の131.72が浅田に与えられた☆ショートプログラムでの73.78と合わせれば自己ベストとなる205.50を獲得し貴重な銀メダルを日本にもたらした!☆あとのインタビューに答えて涙ながらに言葉を搾り出した『・・・長かったがあっという間に終わってしまった、トリプルアクセルを2回決めたことには満足しているが・・・完璧な演技が出来なかったことは悔しい~~!』と・・・

1度だけトリプルループあとの着地で後ろにバランスを崩しステップアウトしたものの他は完璧に決めたカナダのロシェットが安藤を上回るテクニカル62.80/コンポーネント68.48の131.28を得た☆ショートの71.36を合わせてトータル202.64で銅メダルを亡き母のために獲得した☆☆

コエンザイムQ10

長洲未来フリーの得点126.39(テクニカル65.83/コンポーネント60.56)ショートの63.76と合わせて190.15を得て4位に入った☆演技中にニコッと微笑む姿はたまりませんね☆5位にショート64.76/フリー124.10/トータル188.6で安藤美姫が入った、そして鈴木明子がショート61.02/フリー120.42/トータル181.44を獲得して8位入賞を決めている☆日本人選手全員が8位以内で入賞したのである☆☆ばんざ~~~い!☆

緊迫した空気が和らぎ氷上にカーペットが引かれ表彰式に入った、ロシェット→浅田→キム・ヨナの順にメダリストが表彰台に立った、メダルと花束が贈られる、そして韓国の国歌が流れメダリストそれぞれの国旗が掲揚されていく、そのあとメダリストたちはそれぞれの国旗を肩にかけて会場の熱い声援に応えながら写真に納まりながらリンクを移動していく、キム・ヨナの肩にかかる韓国国旗は明らかに小さい、よく観るとカナダのも日の丸より小さい!勝ったぞ☆国旗の大きさは日本が一番だった☆(^^ゞ

余計なことかもしれないが、キム・ヨナの年収はCM10本収入、大会賞金1300万円を全部合わせれば6億円に及ぶらしい!あのような厳重なボディガードがつくVIPであることが納得できる・・・

コメント
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