福岡ヤフオクドームで３月２日から始まる、WBC１次リーグA組の開幕戦となる侍ジャパンvsブラジル戦が明後日に迫ってきた、ヤクルト在籍の日系人が中心となり、日本野球を吸収しつくしたブラジルは決して侮（あなど）れない、昨日２７日京セラドームで親善試合２試合が行なわれたが、オリックスvs中国戦は１－１から、５回以降オリックス打線が爆発して８－１で勝利している、阪神vsキューバ戦は要注意セベタに同点タイムリーとアブレウの犠飛で阪神が２－３で破れた！今日昼間に、そのヤフオクドームで行なわれた親善試合ソフトバンク・ホークスvs中国戦は８－１でソフトバンクが快勝したようだ！・・・
今夜７時、侍ジャパンとって強化試合総仕上げとなる、昨年2012日本シリーズ制覇してアジアNo.1に輝いた巨人との最終壮行試合を迎えた、山本浩二監督率いる侍ジャパンは先発投手にソフトバンクの大隣憲司を立てた、巨人の先発は高木京介だ、一回表、あっ、いきなり、その高木から一番坂本がセンターへクリーンヒットした、昨年のパーリーグ首位打者の角中がバントで送った、内川の大きなセンターへの打球を松本が好捕した、４番・糸井がショートフライに倒れ１回の表の攻撃を終えた！・・・
一回の裏、あっ！大隣がいきなり１番矢野にレフトオーバーのオームランを打たれ１点を献上した、２番松本がセンターライナーに倒れ、３番ロペスがサードフライに倒れ、４番村田がレフト線へ長打となりそうな当りで２塁を狙ったが間一髪、内川からの送球でタッチアウトとなりチェンジとなった！内川の好フィールディングだった！・・・
２回の表、５番センター長野がセンターフライに、６番セカンド鳥谷がライトフライに、７番ファースト田中翔がサードゴロに倒れて三者凡退となった、その裏、５番DHのボウカー、６番キャッチャー実松（さねまつ）が凡退した後、７番大田が左中間へツーベースヒットを打った、だが８番セカンドの藤村がかすかにかすったが三振してチェンジとなった！ちなみに巨人が守るときには日本のNPB（Nippon Professional Baseball 、日本野球機構）の統一球を使い、日本代表が守備に就くときは、心持ち滑りやすいWBC公認球を使っているらしい！・・・
３回の表、今夜右膝の外側に違和感を覚え、ベンチを離れているキャプテン阿部慎之介に代わってマスクをかぶっている相川がセカンドゴロに倒れた、阿部がなかなか調子に乗ってこないのが心配だ！９番サード松田が四球で出た、バッター坂本の時、松田が盗塁成功した、坂本の当たりはショート正面を突く鋭いゴロとなって倒れた、２番DH角中が四球を選んで塁に出てランナーが１、２塁となった、この角中は四国アイランド・リーグから這い上がってきて、昨年パリーグ首位打者になったツワモノだ、３番レフト内川の打球が渋いライト前のタイムリーとなり松田が帰り１－１の同点となった！角中も３塁へ進塁した、しかし４番に入っているライト糸井が平凡なセカンドゴロに倒れた！糸井どうした？・・・
３回裏巨人の攻撃、先頭バッターの９番ショート寺内が三遊間を破るヒットで出た、しかし１番ライト矢野がライトフライで凡退し、ここで大隣の投球数が４１球になった、WBCではラウンドごとに球数制限が設けられている、１次リーグでは６５球、２次ラウンドでは８０球、準決と決勝戦の決勝ラウンドでは８０球となっている、また登板間隔にも制限がある、５０球以上投げれば中４日となり、３０から４９球では中一日となる、２９球以下なら２連投まで許される、さて試合のつづきに戻ろう、２番センター松本の当たりは詰った平凡なセカンドフライに倒れた、３番ファーストのロペスがスイングアウトの三振に倒れ３アウトとなる！・・・
４回表、巨人のピッチャーが二人目の福田聡に代わった、５番センター長野がきわどいハーフスイングで三振に倒れ、２番セカンド鳥谷がセカンドゴロに倒れた、３番ファースト中田翔がサードへのファールフライになって三者凡退となった、中田もなかなか調子が出ない！その裏、先頭バッター４番サード村田の強い打球がサード松田のファインプレーに阻（はば）まれた、５番DHのボウカーが見逃しの三振に倒れた、６番キャッチャー実松も見逃しの三振で、またしても三者凡退となった！大隣が調子を上げ絶好調だ！・・・
５回表、先頭バッター８番キャッチャー相川がスイングアウトの三振となる、９番サード松田の打球がショートの深いところを突く、寺内の送球もワンバウンドになり内野安打となった、坂本のヒットエンドランがセンター前に落ち松田がサードへ進んだ、バットが折れる角中のピッチャーゴロが閉鎖くずれとなって松田が帰り２－１となった！あっ、内川の打球が一二塁間を破ってライトへ抜け出塁した、しかし不調の糸井がファーストゴロに倒れ３アウトとなった！・・・
５回裏から日本代表のピッチャーは２番手、ソフトバンクのセットアッパー・森福に代わった、先発の大隣がWBC１次リーグでの制限投球数６５のうち６３球を投げて４安打４三振１失点の好投で降板した、７番レフト大田をサードゴロに押さえ、８番セカンド藤村をスウングアウトの三振に倒し、９番ショート寺内に追い込んだあと四球を与えてしまった、だが先頭打者ホームランを打った矢野をセンターフライにしとめチェンジとしてまずまずの出だしだ！・・・
６回の表、巨人のピッチャーが笠原に変わった、長野に代えて稲葉が打席に立った、ここまでノーヒットの稲葉はセンターフライに倒れた、鳥谷がセンターへ抜けるヒットを放った、中田翔が左膝の内側に自打球を当てた、結局、中田はスウングアウトの三振に倒れた、ここで階下からサクラの介護のお呼びがかかった・・・中断・・・松田が死球で出たあと、なんと坂本がレフト線へ初球打ちして鳥谷と相川が生還し２点が追加され４－１と侍ジャパンが３点リードしていた！笠原が降り今村に代わった、角中がサードゴロに倒れチェンジとなった！・・・
６回裏から沢村がマウンドに上がった、２番松本を見逃し三振に仕留めた、３番ロペスをセカンドフライに打ち取った、４番村田をスライダーでスウングアウトに打ち取り三者凡退となった！沢村は快調な出だしを見せた！マウンドがWBC仕様で硬く仕上げてあるようだ！・・・
７回の表、巨人は西村をマウンドに送った、３番レフト内川が四球で出た、４番糸井がスウングアウトの三振に倒れた、５番稲葉がセンターフライに倒れた、６番鳥谷のとき、ランナー内川がスタートして、ヒットエンドランに出たが、鳥谷の打球はセカンドコロとなり凡退した！・・・
７回裏、５番DHボウカーがファースト稲葉へのファールフライに倒れた、代打・脇谷の当たりがライトの前にポトンと落ちてヒットとなった、沢村のスライダーがショートバウンドして脇谷が難なく２塁盗塁を決めた、代打・高橋由伸がフルカウントに追い込んだが、９球目が外れフォーボールを与えてしまった、楽天から移籍してきた代打・横川の高めの打球が深いライトフライとなり、オンダベースで脇谷がサードへ進んだ、沢村の制球が定まらなくなった！代打・石井にフルカウントから四球を与えてしまい満塁となった、沢村は次の矢野をライトフライにしとめ、なんとかピンチを無得点で脱した！・・・
８回表、脇谷がセカンドに入った、キャッチャーが加藤に代わった、ファーストを守る７番代打・井端の打球がライト横川へのイージーフライとなった、相川が今日２本目のヒットをライトへ放った、代打・松井稼頭央がバッターボックスに入った、松井の打球がライトへ抜けた、チャンスを広げランナーが一二塁となった、１番バッター坂本がまたしてもライト前にクリーンヒットして満塁となった、巨人の守備がバックホーム態勢に入った、２番DH角中がファーストゴロで相川が併殺された、侍ジャパンのポイントゲッター３番内川の打球がファーストを強襲するイレギュラータイムリーヒットとなり、松井と坂本が帰り６－１となった！今日絶不調の４番糸井がまたもやスウングアウトの三振に倒れ３アウトとなった！まだまだ本来の糸井ではない！・・・
８回裏、日本代表のピッチャーが山口鉄也に代わった、鳥谷がセカンドからサードへ回って、代打で出た松井がセコンドに入った、谷が２ストライクからハーフスイングをとられ三振に倒れた、そのあと、山口はロペスをライトフライに、村田をセカンドゴロに倒してキッチリ三者凡退に抑えた！・・・
９回の表、この回から代わったアコスタから稲葉がショートゴロを放ったが、ショート大累からの１塁への送球がワンバウンドとなり、それをこの回からファーストに入ったボウカーが後ろへそらして稲葉が出塁した、鳥谷への代打・本多がサード古城へのファールフライで凡退したあと、井端のピッチャーゴロが２塁から１塁へ渡る併殺打となり３アウトになった！・・・
９回裏、侍ジャパンのピッチャーが西武のサブマリーン牧田に代わり、キャッチャーが炭谷に代わった、本多がセカンドに入った、ボウカーにライト前に運ばれたが、脇谷がサードへのファールフライに、隠善をセカンドフライに、横川をショートフライに打ち取ってゲームセットとなった、侍ジャパンが１２安打の猛攻で巨人との最終強化試合を６－１の勝利で飾った！内川も大活躍したが、今夜のヒーローインタビューは５打数４安打打った坂本勇人だった！侍ジャパンはこのままの勢いで１次リーグ初戦となるブラジル戦に臨んでくることだろう！ファイトいっぱ～～～つ！・・・
