Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

新型肺炎ウイルス集団感染が武漢から世界に拡がる! 2020年2月25日

2020-02-25 10:46:50 | 日記・エッセイ・コラム

ここ加古川にも、暖冬、暖冬と云われて来た冬が終わりを迎え、間もなく“春に3日の日和(ひより)なし!”の暖かい季節が、やがて小走りで訪れようとしている!・・先日22日の土曜日にKBCで行われたJゾーンAグループの聖書研究のコイノニアの集まりで、新約聖書に二人のユダが居たことを学習した!その一人はイエスの十二弟子の一人で会計係を仰せつかっていたイスカリオテのユダである!彼は主なる救い主、イエス・キリストを裏切り30シェケルの通貨と交換に、宗教指導者に売り渡したことを悔(く)いて首をつって自殺したことで良く知られているが、そのユダの他に、新約聖書の最終章“ヨハネによる黙示録“の一つ手前に配された“ユダの手紙”を書簡し、ヤコブの兄弟であると云われるもう一人のユダが居たことを習った!小生にとって思いがけない発見だった・・・

 

何たることか、2020年に入ってから、中国に大変な事件が起こった!まず、ある武漢の李文亮(り ぶんりょう)医師34歳が、怪しげな病原菌ウイルスを発見したとの報道が流れたが、突如、その医師は警察当局に拘束され、やがてその病原菌に感染して亡くなった!その後、中国・湖北省武漢市から爆発的に勃発した新型コロナウイルス“COVID-19肺炎ウイルス”が武漢を喰いものにして、中国各地に広がって行った!今や世界各地にアウトブレイクしていき、そのコロナウイルス集団感染となって大騒ぎになっている!当初は武漢の不衛生な海鮮市場の野生動物から集団感染したのではと報道されていたが、裏では中国科学院・湖北省武漢病毒研究所で、秘密裏に行っていたウイルス開発研究から端を発したのではないかと、ワシントンポストが報道で明かしてからこの事が表ざたになったらしい?!今月24日現在、武漢市は外部との行き来が封鎖され、中国本土では7万7150人がCOVID19肺炎ウイルスによる感染者が出て、既に、2592人の死者が報道されている!!・・・

お隣の韓国でも、大丘の新興宗教“新天地イエス教会”の信者間の濃厚接触から、急激にCOVIDによる院内感染が広がり、大規模なPCR検査(Polymerase Chain Reaction、ポリメラーゼ連鎖反応・遺伝子検査)が拡大された!発覚された集団感染が833人に上り、8名の死者が出ている!そして日本に新型ノロウイルスが持ち込まれたのは、武漢へ行ったことのある中国人乗客(一行)が、横浜と香港を往復するクルーズ船“ダイヤモンド・プリンセス”に、横浜から乗船した時から始まった!その乗客がクルーズ船で横浜から帰り、香港で下船するまでにCOVID19が蔓延してしまった様だ!またそのクルーズ船計3711人の乗客、乗組員と検閲官などから、691名の感染者と3名の死者が出ている!乗客の内陽性感染者は、症状によって横浜近郊の指定隔離病院に入院することになったが、陰性と診断された殆どの外国人乗客達は飛行機で各自国へ帰国して行った!また日本からのチャーター機5便で武漢から日本人900人ほどが帰国したが、日本に帰国してPCR検査すると15人が陽性と出て感染していた!2月1日にはコロナが指定感染症として定める政令が降り、2月25日現在、日本国内には、軽症も重症も含めて総計845名の感染者がいると発表されている!・・・

ここに来て、中には、感染経路が分からないまま、限られた国内居住者122名(北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、奈良県、和歌山県、福岡県、熊本県、沖縄県での)が、相次いで感染し、その内、北海道の1名が亡くなると云うケースが出てきている!このCOVID-19のウイルス菌は、手をよく洗い、アルコールで消毒し、マスクをして、シッカリ自己防御さえしていれば飛沫感染での感染拡大は防げるとのこと、政府も今後2週間でピークの瀬戸際に達したあと、終息に向かって行くようだと発表している!小生も、3月中か、遅くても、この4月終盤までに世界的拡大が治まって行くのではと願っている!もし、37.5度以上の体温が4日間続いて風邪気味の人がいれば、まず最寄りの行政機関の帰国者・接触者相談センターへ電話してPCR検査受診の相談を受けるのが得策だ!・・・

何と、先日の記者会見でWHO(世界保健機関)は、この時点で世界的パンデミック感染になると宣言するのは時期尚早であるのではと楽観的に認識しているが、飛沫の多い人込みを避け、感染者が混じるクラスター(小規模感染集団)同士との接触を避け、クラスター連鎖を防がねばならない!暫くは通勤することなくテレワーク(在宅勤務)に徹するも一つの策である!また出来るだけ混雑した処を避け、近い距離で同じクラスター仲間と対面して同じ場所に留まることを避けようぜよ!何としても、東京五輪2020の短い延期は止む得ないとしても、無観客レースなり無観客ゲームは避けたいものだ!主なる神よ、全てを主にゆだね、一日も早い早期の終息を祈ります、アーメン(祈)・・・

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我、悠久なる地上の楽園“和久傳の森”を発見す! 2020年2月4日

2020-02-04 10:25:41 | 日記・エッセイ・コラム

3週間ほど前、宮脇昭と云う人物がゲストとしてNHKラジオ深夜便に招かれていた!?彼は地球環境を研究をする植物生態学者であり、和久傳(わくでん)の森と云う楽園を造ったオーナーであった!?宮脇氏はその番組を通して、京都・京丹後市久美浜町に、自分が造った“和久傳”と云う楽園の森の歴史についてインタビューに答えておられた、いつしか小生、その和久傳の森の話に吸い込まれ懸命に耳を傾けていた、そして小生、その地こそが、人類が造ったこの地上のパラダイスの一つではあるまいかと思うようになっていた!それ以来、心の内で強く、そこに出向いて小生の目で見届けて来ようと居ても立っても居れなくなった!再三にわたって、そこへ家内に一緒に行かないかと誘うも、小生も呆れるばかりの出不精の家内は、全く聞く耳を持たず無視し続けるばかりであった!・・・

昨日3日(月)、小生は決断した、その地上の楽園をこの目で観んがため、朝9時半に家をあとにして独り車を走らせて一路播但道を北上した、最後の和田山インターを降りて、円山川東岸に沿って走る312号線に乗ってひた走り、早春の暖かさを感じさせる但馬の地のドライブを楽しんだ、途中、5年程前に訪れたことのある出石城(いずしじょう)に立ち寄って一対の隅櫓の石垣から城下に広がり辰鼓楼(しんころう)の時計台が君臨する城下町の光景をカメラに収めた!急いで駐車場に戻り426号線から178号線を乗り継いで宮津街道をひた走った、途中1時を過ぎていて空腹だったので但馬と京丹後を繋ぐトンネル手前のカフェ“Blue Mountain”で昼食のカレーライスを頂いた、そのトンネルをくぐると暫く山間の山村がつづいたあと京丹後の町々が姿を現して来た~~~!・・・

 

久美浜町に入って左側の直ぐ近くに久美浜湾の久美の浦が見え隠れしていたので、海辺に出て美しい浜辺の景色を数枚撮った、そこから更に東へ30分ほど進むと、ゴルフ場を過ぎたところに和久傳の標識を発見!そこの交差点を右折して、なだらかな丘を登って行くと色とりどりの花が咲く畑が広がって居た!更に進むと何と、杜の中に和久傳のパラダイスが広がって居た!専用駐車場に車を泊めて“レストランwakuden”の豪華な建物の中に入って行くと、大切な来賓客を歓迎する様に心温まる接待で迎い入れられ、暖かい火が燃える暖炉の前のソファに案内された!まるで殿様を向かい入れる様な接客だった!そこに小生が頼んだスイーツケーキと桑のシロップ付きの豪華なコーヒーが運ばれて来た、会計は1060円と少し割高だったが、うめえのなんのって、あら~~しねえ!そのあとすぐ隣の美術館(入場料1000円)に入館し懇切丁寧な解説・案内を受けた!その受付で、何と、お土産に桑のお茶1本をプレゼントとして頂いちゃった!そのあと、その隣の第二工房では回廊から内側の生産工程を見学しながら巡り歩いた!正に、小生が空想していた通りのパラダイスだった~~~!・・・

 

 

 

 

今から12年前の2008年に、当時、和久傳のオーナー宮脇昭(あきら、92歳、岡山・川上郡出身、広島大卒)氏は京丹後の広大な丘陵の荒地を手に入れ“天女(てんにょ)の里”と名付けた、そこに児童文学者である兄の宮脇紀雄(としお、岡山・高梁市出身、1986年に79歳で没)と共に、また絵本作家であり教師でもあった安野光雅(あんの みつまさ、92歳、島根・鹿足郡出身、紫綬褒章受章者)と建築家の安藤忠雄(78歳、大阪・港区出身、一級建築士、東大特別栄誉教授)も加わって、桑の木/椿/金柑・ゆず・すだち/ニレ/イチジク/山椒の樹/ブルーベリー/フキノトウ/レンコン/しいたけ等、五十六種類・3万本もの樹々を植え付けて和久傳の森を育てた、そして今日までに、第一工房を兼ねる工房レストランwakuden MORIと、和久傳の畑で育った食材からお茶、ジュース、ジャムや菓子類を生産する第二工房を立ち上げて来た!そして日本現代建築家のリーダー、安藤忠雄氏が森の中の家“安野光雅美術館”を立ち上げて来た!・・・

小生この日、まるで、おとぎの国のパレスに招かれたような夢見心地に慕ってこの一日を過ごすことが出来た!今、安野光雅美術館では12月4日から3月9日まで、“司馬遼太郎との思い出街道”が展示されているが、3月11日からは催し物がゴロッと変わり、6月8日まで安野光雅の“絵本 平家物語”が展示されることになる、また近くの峰山の街にある京都府丹後文化会館では、来る5月9日・10日には、丹後ちりめん創業300年を記念して“坂東玉三郎・京丹後特別舞踊公演”が御座りますぞ!・・今日小生が味わったこの幸福感・満足感を、まず家内と息子に、そして親戚・友達一同に伝えるぞと和久傳の聖地をあとにして家路についた、帰宅したのが夜7時過ぎになっていた、夕食を食べながら和久傳パラダイスに陶酔しきった小生の土産話に花が咲いた、是非もう一度行って観たい、余は誠に和久傳の虜になったのではなかろうか!(^^ゞ・・・

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