オバマ米大統領、原爆犠牲者の御霊に哀悼を捧ぐ！ ２０１６年５月２７日

７１年前、第３３代米大統領ハリーSトルーマン（1884～1945年）が、８月６日午前８時１５分に、広島へウラン原爆投下命令を、８月９日午前１１時０２分に、長崎にプルトニウム原爆投下命令を承認した！そして罪のない１４万人以上の広島市民が、７万４千人以上の長崎市民の尊い命が犠牲になった！それ以来、初めて、現職のアメリカ大統領として、午後２時過ぎG7伊勢志摩サミット最終日を終えた第４４代米大統領バラク・オバマ５４歳が、中部国際空港から大統領専用機“エアフォース・ワン”で岩国基地に、３時３３分に着陸した、そこから専用ヘリコプターで広島ヘリポートに到着した、そして専用車に乗り換えて８.６キロ離れた平和祈念公園の原爆資料館に５時２５分に到着した！そして大勢の広島市民の歓迎を受けた！・・・

       

何と、オバマ大統領は、原爆資料館に、核廃絶を願うメッセージを添えて、心を込めて自分で折った美しい絵柄の折り鶴４羽を寄贈した！この平和祈念公園の中には、平和の象徴を表わす折り鶴を頭上に掲げた“サダコ像”と呼ばれる“原爆の子の像”が立っている！この石碑には、こう刻まれている、『これは、わたし達の叫びです！これは、わたし達の祈りです！世界に平和を築くための！』、この像は放射能を帯びた“黒い雨”に打たれて、被爆１０年後に、１２歳で白血病で亡った佐々木貞子ちゃんがモデルになって居た！きっとオバマ大統領は、貞子ちゃんの御霊に哀悼を捧げ、貞子ちゃんが原爆の無い世界平和を願って掲げる平和の象徴“折り鶴”に祈りを込めて、この４羽の折り鶴と『共に、平和を広め、核兵器のない世界を追い求める勇気を持ちましょう！』のメッセージを寄贈したに違いない！・・・

      

因みに、この度のG7伊勢志摩サミットに、イケメンの第２９代カナダ首相のジャスティン・トルドー氏４４歳が参加しているが、１９６９年７月、アポロ１１号が人類初の月面着陸を果たしたその前年、１９６８年の確か４月に、小生は、カナダ移民３期生としてバンクーバーへ渡った、その当時、ジャスティン・トルドーの父、ピエール・トルドー（１９１９～２０００年９月、８０歳で没）氏がカナダの第２０代カナダ首相に就任していた！その息子が現在のカナダ首相だなんて、親近感が湧く！懐かしい！・・・

  

５時３８分、原爆資料館から出たオバマ大統領は、安倍首相（山口４区）と岸田外相（広島１区）と共に原爆慰霊碑の前に歩み、被爆犠牲者の御霊に献花と黙祷を捧げた！そして、世界には未だに１万６千発もの核兵器が存在すると言われるが、これ等、罪なき人類の命を奪う、核兵器の廃絶を熱く念願した！只の形式的な書簡演説でなく、この広島・長崎被爆を通じて、世界に、科学的革新より“モラル革新”を問う心のこもった１７分間のスピーチを述べた！このオバマ米大統領の広島平和公園訪問は、世界で唯一の被爆国・日本への、勇気ある決断として讃えられ、大きな前進となることだろう！直ぐその後、大統領は二人の被爆者に歩み寄り、声をかけ、シッカリ握手して、ハグしあった美しい光景が見られた！その後、オバマ大統領は、安部首相と岸田外相と共に、元安川対岸に立つ原爆ドーム近くまで進み、ドームを仰ぎながら和気あいあい、暫し雑談を交し合った！そして６時３０分過ぎだったろうか、大統領一行は専用車で平和公園をあとにして、その夜７時に、岩国から専用機で帰国の途に就いた！(@^^)/~~~・・・

         

昨日２６日、春季の最期の庭の剪定を終えた、樹の周りに生い茂ったアイビーやクマザザの刈り込みも徹底的にやり終えた！今や我が家のトマトの苗はスクスク育ち、どの苗にも大きくなったトマトの実を着けている！赤く色が着いてくるのも、もうすぐだろう！昨夜は湿度が５４％と高く寝苦しかった！気が付けばTシャツ一枚で掛け布団の上で寝ていた！今朝の最低気温は、何と１４℃と高く、今日の最高気温は湿気を一杯含んだ蒸し暑い２６℃にも上がった！やれやれ、今年も、こんな蒸し風呂の様な季節が早くも到来したか！・・・

 

小生、３０年強前に日本コロンビア社の“DENONステレオ・コンポD-７７００”を買って、寝室に備えて、今日まで愛用してきた！特に、就寝時に、音量を最小限に落として、“ラジオ深夜便”を聴きながら眠るのを楽しみにして来た！最近、時々、音が消えていることがあったので、そろそろアンプの衰えかと諦めて、昨日、次の寝室用のラジオの下見に、近くのニッケパークタウンのエディオンへ行って観て来た、しかし、あんなにバリバリに鳴っていた状態から、突然音が無くなる音の消え方が不自然に思い、取説の最後のページに在るお客様相談センターへ電話してみた！・・・

だが、今では、どれもこれも電話番号は“今は使われて居りません！”だった！番号案内１０４で問い合わせると、社名も“DENON & MARANTZ ホールディングス”に変わり、お客様サービスセンターの電話番号は一つに統一されていた！その電話番号へ電話して事情を話すと、相談に乗ってくれ、懇切丁寧に教えてくれた！何と、音の途切れる理由はアンプの所為ではなかった！AMバンドでは、電波の強弱や方向によっては、アンテナの位置・向きを変えれば良いだけであった！FM放送では、AUTOからMONOに切り替えるだけで安定した！それ以来、購入後３０年以上経った今も、これまで通り、心地よい明瞭な音を鳴らし続けている！DENONは凄い！久々にスピーカーのカバーを取り外し、埃を取って乾拭きした、勿論、棚の上もピカピカにした！☆・・・

    

リウマチを抑える簡単なリハビリ方法、女のリウマチ～その６！ ２０１６年５月２１日

昨日朝１０時前に福祉会館３０２号を訪ね、朗読ボランティア・グループ“こだま”のへの正式入会の手続きを取った、これから小生の朗読ボランティアの修行が始まる、編集・校正された“情報の広場～こだま”のCDを、先輩たちと一緒に聴いた後、家での練習用として、新刊紹介の中から、“映像アートの原点～一九六〇年～飯村隆彦著”と、“東大教師が新入生にすすめる本～東京大学出版会「UP」編集部編”の短い紹介記事を貰って帰って来た、次回の寄合いは今月３１日火曜日１０時からだ、その時、PCのスペシャリスト・木元さんから“PRS”のインストールの手ほどきを受けることになって居る！たのしみん・・・

昨夜２０日から、甲子園で始まった広島vs阪神３連戦の初戦７回戦を、NHKがテレビ中継した！岩貞と、首と肩を痛め２週間ぶりに復帰してきた黒田との先発だった！夕食も済ませ阪神ビイキの家内と広島ビイキの小生が、互いをけなしあい乍ら台所で観ていた！両チーム相譲らぬ０－０の接戦になった！不運にも４回裏、１,２塁間を襲う高山への強い当たりをファースト新井貴浩が良くさばき、ベースへ飛び込んだが、微妙な判定でセーフに成った！その間に、３塁から福留が帰り１点先取された！だが、その後は岩貞も黒田も互いに譲らぬ好投を魅せ、守りも互いに堅守する接戦となった！黒田が６回裏まで１失点で務め上げ降板した、岩貞が７回表まで無失点で勤めあげて降板した！・・・

８回終わりまで観ていたが、半ばあきらめた小生は庭に出て涼んだ、そのあと、テレビに目をやると、あっ！何と！９回表に広島が１点返して同点に追いつき、黒田の負けが無くなっていた！そして１－１で延長１０回に入っていた！あっ！アンビリーバブル！１２回表、広島の猛攻が始まった！鈴木誠也が歩いた、安部友裕がバントで送った、二軍から上がって来たキャッチー磯村嘉孝（２４歳、中京大中京から入団６年目）がレフトへタイムリーして勝ち越しの１点！田中広輔が歩いてランナー１,２塁！そして、そして今や広島の大黒柱・菊池の涼介ちゃんがボッカ～～～ン！ライトオーバーの三塁打を放ち更に２点追加！黒田のあと、ヘーゲンズ、ジャクソン、今村、中崎、永川、戸田と継いだ広島が４－１で阪神を破って２４勝目を勝ち獲った！ところで、負けてる巨人が目立つが、何時も首位に居るのが不思議だ？さすが王者だ！・・・

今日のデーゲームも、阪神・岩崎と、広島は大商大からのルーキー岡田明丈（２３歳）先発の８回戦は、５回まで１－１の好ゲームが展開されている！プロ野球はこのぐらいにして、本題に入ろう・・リウマチとリハビリは余り結びつかないかもしれないが、リウマチによる関節の変形を、リハビリでどのようにすれば防げるのか！？機能回復だけではなく、症状の悪化を防ぐリハビリ方法のポイントを追い求めて、中谷文彦アナは、長年その指導を行っている静岡・伊豆市に在る“リハビリテーション中伊豆温泉病院”を訪ねた！リウマチのリハビリや生活指導が、先駆的なこの病院は、これまで多くの患者の社会復帰をサポートしてきた！・・・

    

中谷アナは、２２年間に渡ってリウマチ患者を担当している作業療法士の林正春さんをリハビリ室に訪ねた、林さんの話によると、実は、日常行う家事の動作が関節の更なる変形を招く場合が在ると語った！例えば、瓶を空ける動作を、中谷アナ風にやってみると、こうですよねえ？すると、林療法士からバツマークが出された！？ダメなんですか？次に、テーブルの拭き方も・・ブッ、ブッ～～！やはりバツだった？さあ、一体何がいけないんでしょうか？実は、今、中谷アナが行った動作は、“尺側偏位（しゃくそくへんい）”と云う、何と、手の変形を更に進め、握力も大幅に低下させてしまう動作だった！？ ・・・

          

リウマチによって指の付け根の関節に炎症が起こると、腫れて盛り上がり、靭帯が緩（ゆる）む！すると、それまで靭帯に支えられていた“腱（けん）”が小指側にずれてしまう！ズレた腱によって、骨も引っ張られ、小指側へ曲がってしまうのが“尺側偏位”だった！小指の方向に力を入れる動作は、腱や骨を更にズラスように働くため、避けた方が良いのです！・・では、如何すれば良いのでしょうか？ここで、リウマチを発症して１５年の村上ロミさん（５２歳）にも参加してもらった、村上さんは、これ以上指の変形が進まないように、日常動作でも気を付けていきたいと考えていた！まずは、瓶のフタを空ける動作です！変形を進めてしまう小指の方向ではなく、右手に持ち替えて、親指側に回すことで、尺側の動きを出さずに、フタを開けることが出来る！・・・

    

テーブルの拭き方も、力の入れる方向が大切だ！右側を拭くときには、左手でフキンを抑えて、必ず親指側に力を入れることを心がけねばならない！左側を拭く時には、右手に持ち替えて、親指側へフキンを動かして行く！必ず、持ち替えて、持ち替えてを繰り返しながら、親指側へフキンを滑らせていく事を心がければ、尺側の動きを出さずに、指の関節は守れることに成る！この方法を、実際に試してみた村上さんの感想はこうであった、『楽ですね、やはり！親指の側に動作する方が、力が入りやすく、拭きやすいです！』と笑顔で語った！手の変形を防ぐためには、この様に、小指側には力を入れない様な動作をすることが大切であった！・・・

つづいては、強張（こわば）った関節の動きを良くする体操に移った、指を開いたり握ったりを繰り返す“グーパー体操”だ、小生も毎日、寝起きと湯船の中で行っている！但し、このグーパー体操をするうえでの注意点があった、じっとしていても、関節が痛い、熱っぽい場合は、この体操を控えるとのことだった！グーパー体操はいたって簡単だった、指を開いたままで、１、２、３・・・１０まで数えながら、手を思いっきり開いて１０秒！思いっきり握って１０秒！このセットを３回繰り返すだけだ！簡単な体操だが、失われた握力をアップする効果が期待できる！このグーパー体操によって、使っていない筋肉をシッカリ伸ばして、筋肉の伸縮性を良くすることで、指の筋肉が、元々持っている能力を引き出してやることが出来る！ ・・・

  

血圧計を改良した特別な握力計で、体操の前後の変化を測定してみると、こちらのおばさん二人は、共に１０ポイント以上も上昇していた！そして、体操の前は２４３だった、こちらの若い女性は、ななな～～～んと！最高値３００を難なく越えて、突き抜け、少なくても６０ポイント以上は上昇しただろう！グーパー体操するだけで、こんなに手の筋肉が強くなるとは！？ギョギョギョ！この信じられない驚きを、この若い女性は、はち切れんばかりの笑顔で表現した！この様に、投薬だけではなく、リハビリによって適切な動きが出来るようになった！この様に、リハビリをまじえてトータル的に、リウマチ治療を変えて行くことによって、リウマチ患者は日常の生活を楽にすることが出来るのである！そうしないと、生活が厳しく辛いものになって行く！・・・

   

瓶開けでも、テーブル拭きでも、小指側、即ち尺側偏位の方向へ腱を伸ばさない事が肝心ですぞ！常に、親指を内側に向けてやることが肝心！何故なら、腱は常に小指側へ変形して行くからだ！但し、リハビリは継続的にやって効果のあるもので、一度には、ほどほどにして、やり過ぎ・無理は禁物ですぞ！・・最後に中谷アナは、関節の伸縮がままならないリウマチ患者の日常生活を手助けするリウマチ患者のための便利な道具がドッサリ掲載された小冊子“生活便利帳～自助具編～社会法人日本リウマチ友の会発行”を紹介した、その便利道具の一部３点ほどがスタジオに持ち込まれて紹介された、まず、膝を伸ばし立ったままで、足元のものを挟んで拾うマジックハンド！変形した指を通さなくても使えるハサミ！肘・肩が曲がらないリウマチ患者のための目薬さし！の使い方が紹介された！・・・

     

この冊子を欲しい方は、日本リウマチ友の会の０３－３２５８－６５６５にtelするか、または、ホームぺージhttp://www.nrat.or.jp にアクセスしてゲットしてくださいとのこと！・・スタジオに、『父・祖母・父方の叔母がリウマチです、わたしも、いずれリウマチに成るのではないかと不安です、リウマチは遺伝するのでしょうか？』と３０歳の女性から質問があった、宮坂教授が答えた『リウマチの遺伝性は、それほど強くないので、そんなに心配することはいらない！ほとんどの場合、リウマチは偶発的に発症するものです！』、またリウマチは免疫を抑える治療なので、ガンに成りやすくなるのでは？の質問に対して、教授は『今まで色んな研究がされて来ていますけど、リウマチの薬の中に癌に成る薬は在りません！』と答えた！・・・

これでリウマチ・シリーズは終わりです、では、読者の皆さん、御機嫌よう～～～！・・どうやら、今夜の広島vs阪神の８回戦は、３－３の同点で迎えた９回裏に、１アウト満塁から中崎翔太が、高山にライト前へタイムリー撃たれて、広島が３－４×でサヨウナラ負けしたようだ！負ける日だってあるさ、勝てる時に勝てば良い！明日の先発予定は・・中村恭平？へえ～～、立正大淞南高から富士大を経て広島二軍に入り、６年目にして一軍登録された２２歳の新鋭だ！明日の健闘を祈る！あれもいっとく、ファイトいっぱ～～～つ！・・・

 

早期診断と超音波検査機器、女のリウマチ～その５！ ２０１６年５月１９日

ここまで、リウマチ最新治療には早期発見と早期診断が欠かせないこと！を学んできた！そこで、あさイチのスタッフは、その早期発見と早期診断に欠かせない新しい検査機器が完備して、早期診断に力を入れている現場、東京・新宿区に在る東京女子医科大学病院へ飛んだ！ここでは年間４５００人のリウマチ患者を診察している！今年３月に関節リウマチと診断された西田姫富（ひとみ、５５歳）さんが、早期の段階でリウマチだと分かり、直ぐに投薬治療を受けることが出来ていた！それは自覚症状が出てから１０か月目のことだった！その結果、今では関節の痛みや腫れなど症状の進行が抑えられていた！西田さんは明るく、自分がリウマチだと云う事を忘れるほど、全く腫れは観られなかった！家族にも“リウマチ持ち”だと思ってもらえないほどだった！と笑っていた・・・

    

発見初期の頃、西田さんは脚や手の関節の痛みが続き、他の病院から紹介を受けて、この病院の膠原病リウマチ痛風センター主治医・山中寿教授の診療を受けていた！山中医師は、西田さんを最初に診たときから、彼女のリウマチを疑ったが、直ぐに確定できなかった！X線写真を撮ったがハッキリした徴候は観られなかった！足の指の関節の隙間も全部保たれていた、骨の壊れているところも全然なかった！しかし、西田さんの様に、早期のリウマチの場合、X戦では骨などの異常が観られない人が多くあるようだ！リウマチの早期発見のため、山中先生は３年前に導入した最新の医療機器”関節リウマチ用エコー超音波診断装置“で検査を行うことにした！・・・

  

これだと、X線では判からない関節の内部まで精密に調べることが出来る！初診の時の西田さんの左人差し指の画像を診ると、上から、皮膚、オレンジ色の血流、滑膜組織、骨の順でハッキリ写っていた！健康な人と比べてみると、西田さんの滑膜にはオレンジ色で示された血流が在ることが判る！この血流がリウマチによる炎症を表わす“異常な血流”だった！この超音波の検査で、明らかに滑膜が腫れて炎症が強いと判った！これで、山中先生は自信を持って西田さんが関節リウマチであると診断することが出来たのだった！超音波に加えて、抗CCP抗体（抗シトルリン化ペプチド抗体）と云う物質の量を調べるために、以前より高度の高い判定でリウマチと判る最新の血液検査”自己免疫血清学的検査”も行われた！この二つの検査が決め手となって、西田さんは早期の段階でリウマチと診断された！・・・

    

西田さんは、こんなにピンポイントで痛みのある箇所が判るエコー検査に驚いていた！山中医師は『心臓や肺の診察に聴診器が必須なように、関節炎の評価には、超音波が必須になる時代が来るんではないか！？即ち、関節の超音波検査を、まるで聴診器の様に関節に当てて診て観る！そう云うリウマチ早期発見の時代が来たと思ってます！』と言い切った！・・ここで、今回のポイント、２週間以上続く、朝のこわばり・身の覚えのない痛み・軟らかい腫れ！この様なリウマチの初期症状を想い出してみよう！早期発見によるメリットとは、骨が破壊される前に、治療を開始することが出来ると云う事である！ですから、リウマチではないかと自覚すれは、なるべく早い段階でリウマチ専門病院に行く！そしてエコー超音波診断検査を受け、自己免疫血清学的検査を受けることが肝心である！・・・

   

日本リウマチ学会のホームぺージ、http：//pro.ryumachi-net.com/にアクセスすれば、リウマチ専門医・指導医名簿が閲覧出来、リウマチ専門医が居る病院を検索することが出来る！ただエコー検査を実施しているかどうかは直接、問い合わせる必要があるようだ！因みに、保険が適用された場合、３割負担で１６５０円かかると云う！従来はリウマチ反応、正確には“リウマトイド因子の検査”が主流であったが、現在は先程紹介された自己免疫血清学的検査で抗CCP抗体の量を調べるのが、遥かに正確で主流に成って来た！この抗CCP抗体が陽性に成る患者は、まず間違いなく関節リウマチ（Rheumatoid Arthritis、RA）と診断されるだろう！ですから今では必ず、リウマチ専門医は、リウマチ診断に欠かせない抗CCP抗体検査をしてから、リウマチ診断をすることが必須になって居る！でなければ、その医者はヤブであると言って過言ではない！・・・

スタジオに、妊娠・出産中のリウマチ治療は可能ですか？の質問が届いた、宮坂教授が答えた『可能です！但し、前提があって、妊娠・出産をする前に、リウマチのコントロールをキッチリやって置くことが重要で！リウマチをシッカリ抑え込んで置けば、妊娠中はむしろ、リウマチの症状が軽くなる方が多いので、心配することはいらない！出産をした後に、その跳ねっ返りが少し強くなるので、リウマチが悪くなることが在るが！その時に再度ガッチリ治療すれば、出産にはなんら問題はない！』、授乳中の投薬も、基本的には心配ないが、ただリウマチの強い患者の場合、授乳中使えない薬もあるので、授乳は控えて人工乳に切り替える必要があるようだ、また専門医はその様にするよう支持してくれるし、患者の症状に合った薬の処方をしてくれるので、余り心配には及ばない！心配なら、何でも専門医に訊いて確認すればよい！・・次回は“重要！生活の中で悪化を防ぐには？”について観て行くことにしよう、では次回までごきげんよう！(@^^)/~~~・・・

 

早期の生物学的製剤投与、女性のリウマチ～その４！ ２０１６年５月１８日

去る５月１３日、東京２０２０五輪招致の名目で、裏金疑惑が持ち上がっている！どうやら大手広告・コンサルタント代理店“（株）電通 ” の銀行口座から、８２歳のセネガル人、ラミン・ディアク前IOC（International Olympic Commiittee）委員・国際陸連IAAF会長の、息子パパマッサタ・ディアクがコンサルタントするシンガポールの電通子会社の口座へ、２億２０００万円が送金されたと、フランス金融検察当局が発表した！また今、自企業の経営破綻のこともあって、ディアク一族が収賄・汚職の疑惑で捜査を受けていると発表した！だが、JOCなのか？日本の誰が送ったのかは、明らかにされていないようだ！またディアク氏はロシア人選手のドーピング問題隠しの収賄の疑いでも調べられているようだ！あれから捜査の進展がないのか、勘違いだったのか？何ら発表がない！これが本当なら、これまでも色々ケチの着いた東京五輪がどうなるのか？開催は外されるのか？一日も早くハッキリさせてもらいたいものだ！・・・

他にも見逃せない事実が、先月４月３日にも、パナマの法律事務所が長年に渡って作成してきた多くの機密文書が添えられた“パナマ文書”が公表された！何と！国家間の取引内容を隠すための既得貿易、マネーロンダリングなどの闇取引、有価証券などのキャピタルゲイン取引などの、節税・課税回避の目的のために“タックス・ヘイヴン（Tax Heaven）”なる小国が世界のあちこちに存在するようだ！どうやら、G20加盟国４０か国によって、運営されるOECD（Organisation for Economic Cooperation and Development、経済協力開発機構）によって、な～な～に認められているらしい！そもそも、タックス・ヘイヴンは、イギリス・フランス・スペイン・オランダの海外領土だったカリブ海・オセアニアなどに点在する小さな島国の産業発展のために、国際物流の拠点として合法的に認められてきたらしい！・・・

今では世界の富裕層による租税回避の天国となって居る！経済アナリスト・森永卓郎氏によると、その甘い汁を吸っているのは、何と！日本人が圧倒的に多いようだ！・・そんな時、多くの公金私的流用が次々発覚し、都民の租税を喰いものにする同じ類の舛添東京都知事の悪事が発覚した！彼はセコイと云うより、偽善者ぶった強欲な悪徳代官だ！「これからは、心を入れ替えて、全力全霊で都民のために尽くしていきます、わたしを観ていてください！」ってか？『セカンド・チャンスなど、ド厚かましい！犯した罪の責任、法的責任・道義的責任・説明責任不履行の責任を取って直ぐ辞めろ！』と何故、言わぬ！？もっと都民、否、国民、ジャーナリスト、全員が声を挙げて早急に辞めさすべきである！・・・

往々にして、こういう悪人は、開き直り、平気で責任回避し、逃げ道を見付けて、のうのうとホトボリが覚めるのを待つ、そして事の発端・経緯を有耶無耶にしてしまう！そうならない内に都議会で法の権限に基づき、関係者証言や記録提出が義務付けられ、特別に、舛添の職無違反を調査する“百条委員会”を開き！義務違反による罷免を起訴して“弾劾（だんがい）裁判”を起こして、また都民が立ち上がり１５０万人以上の署名を集め、選挙管理委員会に提出して、この舛添要一６７歳の悪党を、リコール（解職請求）すべし！マスコミの生ぬるい質問を聞いて居たら、益々腹が立つだけだ！・・・

さて、本題へ移ろう・・生物学的製剤は、より早い段階で使い始めることで、更に大きな効果が得られることが分かって来た！１０年前にリウマチを発症したある主婦４７歳が、東京・文京区にある東京医科歯科大学付属病院、膠原病リウマチ内科医である宮坂信之名誉教授のもとで、６年前から生物学的製剤による治療を受けていた、かつては、手や膝などの関節が激しく痛み、家事が出来ず、歩くことも、ままならない時期が続いていた！この日は、触診のあと、両手のX線写真を観乍ら、宮坂先生から治療の途中経過が伝えられた！何と、炎症性サイトカインによって破壊されていた関節部分の骨が、あちこちで再生されていた！・・・

   

例えば、治療前の人差し指の関節のレントゲン映像を観ると、骨の一部が破壊され欠けていた！しかし生物学的製剤を定期的に射ちつづける治療から６年後の今では、痛みや腫れが引いただけでなく、壊れた部分が修復されていた！凄い！骨の破壊が止まったあとで、骨を造る再生細胞が働き始めたと考えられる！一度壊れた関節の骨が、生物学的製剤によって、ここまで戻って居るとは、患者にとっては、実に喜ばしい驚きの効果だった！・・保険診療薬として１０年前から登場してきたこの生物学的製剤は、次第に開発が進み、今ではリウマチによる炎症を抑える患者のライフスタイルに合わせて７種類に増えてきていた！最初は点滴を受けるタイプであったが、最近では簡単に自宅で注射できるタイプが主流に成って来た！小生の家内は、行きつけのの整形外科で、７つの内の３番目の“アクテムラ”を月２本のペースで射って貰っている！・・・

   

そして生物学的製剤の発展と早期投与によって、リウマチの進行を劇的に喰い止めた！また合わせて飲む薬の錠剤を、辞めることも出来た事例も出て来た！早期投与に欠かすことが出来ないのは早期診断でもある！リウマチと云う原因が分からい病気の場合、投与効果を高くするには早期診断と早期投与が欠かせない！５年・１０年経ってから投与するよりも発症１年目で使う方が、遥かに投与効果が上がる！結果的には“寛解（かんかい）”と呼ばれる症状のない状態に、より早く入ることが出来る！ところで、生物学的製剤投与に関して、知っておきたい、知るべことがあった！それは“感染症にかかりやすい！”と云う副作用と、保険適用なしでは１本５万円前後の“高額な費用”の二つがあった！・・・

  

これまでに、炎症性サイトカインと云う言葉がよく出てきたが、感染症にかかりやすいと云う問題点では、リウマチ関節の中で大量に造られるサイトカインは、軟骨と骨を壊す“炎症性サイトカイン”と云う悪玉である！しかし、本来、サイトカインは、病原体の防御・免疫を担う点に関しては、善玉である！この様にサイトカインは悪玉と善玉、二つの働き・二つの側面を持ち備えていた！よってサイトカインを抑えすぎると感染症に成りやすくなる！特に肺炎に成りやすくなる！二つ目の注意点、費用に関しては、保険適用に成るが、月に３～４万円の治療費がかさむ！中には、生物学的製剤で治療を始めても、収入の減少で治療を中止せざるを得なくなったと云う患者も出てくるのは否めない！・・・

何故？高いのか？な～～んでか？それはね、普通の薬なら試験管の中で合成できので、大量生産が可能に成る！しかし、生物学的製剤の場合、遺伝子工学的手法と云う遺伝子組み換えをして造り、また、その組み替えた遺伝子を、生き物の細胞に入れて造ると云う、複雑な過程を経ているので、どうしても高価になってしまう！ただ、１０年経つと薬価が変わるし、また、新薬として特許期間が満了になったジェネリック医薬品が出始めているので、今よりも、より安くなるようである！身体障害者１級に認定された場合は無料になったり、身障３級で線が引かれれば格安になる！５年前に、リウマチによって蝕まれた両膝の人工関節置換手術を受けた家内の場合は、身障者３級が認められ、保険診療によって１本６００円で射って貰っている！ありがたや、ありがたや！・・・

どうやら生物学的製剤の治療費は各都道府県によって多少違いがあるようだ、しかし、ほとんどの場合、この生物的製剤は半永久的に使い続けることに成るが、中には寛解の症状なるような回復の度合いによっては、止（や）めることが出来る患者も出てくる！特に、早期から積極的に使われた場合には、経過が良くて止められる患者も出て居るようだ！・・ここまで、早期投与が大切なリウマチの最新治療に付いて追求してきたが、次回は早期投与を促す早期発見・早期診断の現場に登場してきた新しい検査機器について観て行くことにしよう！・・・

 

散骨をやり遂げ、亡き長男を偲ぶ鳥取の旅！ ２０１６年５月１６日

先程まで、昨夜から今日の夕方近くまで、筆ぐるめで四苦八苦して埒（らち）が明かず諦めた！その後、マイクロソフトのWORD2013を駆使して、家内が書きあげた亡き長男の“散骨完了通知ハガキ文”を枠内に収める様に奮闘し、それを家内と相談しながら納得いくまで校正し直した！まるで朗読ボランティアの校正・編集のようであった！それからEPSONのプリンターで、６０通分ものハガキ文面を刷りあげて、ホッとしたところだ！やれやれ・・・

鳥取沖散骨ツアーに移ろう・・朝８時に家を出て、次男の車に乗り込んで親子３人そろって、賀露の港を目指して散骨の旅に出た、播但道から中国縦貫に乗り、佐用インター・ジャンクションから鳥取道をひた走り、山名豊国（やまな とよくに）が守護したが、秀吉の中国攻めに屈した山城・河原城と、長男が意識を失い運び込まれ３日後、２０１５年３月４日朝７時に死亡が告げられた鳥取中央病院を横目に見て、海鮮市場でにぎあう賀露港“マリンピア賀露”の“かろいち館”に着いたのは、１１時１５分頃だった！波止場の彼方には日本海の水平線が見渡され、直ぐ近くの鳥取空港から離陸する旅客機が目の前を飛び立っていった！・・・

  

午後１時の渡船業者との約束まで２時間ある、その間、広い“かろいち”の中をぶらぶらしてお土産の買い物を楽しんだ、自分へのご褒美として、第１９回全国菓子博覧会名誉総裁・高松宮賞授賞の饅頭“因幡の白兎”とコーヒーの当てとして“風味かにせんべい”を買った！ブログ用画像を撮るのも忘れて、よだれが出るような海鮮丼をペロリと平らげた！うめえのなんのって、ありゃ～～～しねえ！わったいな（ビックリポンや）！同じエリア内に建つ“かにっこ館”に入って多種多様なカニ達が水槽の中で暮らしているのを見学した、圧巻は脚を広げれば４メートルにもなる世界最大種の“タカアシガニ”だった！わったいな！・・１時近くに成ったので、マリンピア賀露から直ぐ東側の岸壁の向かいに在る渡船業者の店に出向いた、少し風が在ったので、船長は気がかりになったのか、店先に出て我々を出迎えてくれた！・・・

        

早速、船長に船着き場に停泊されている渡船に案内されて乗り込んだ、灯台の下をすり抜け、少し波の荒い鳥取沖の海に乗り出して行った！直ぐ左手に鳥取砂丘の丘が広がって居た！反対側西遠方に見えるはずの、標高１７０９mの大山の山脈（やまなみ）は、残念ながら霞（かすみ）に隠れて見えなかった！船長の話では、晴れた日より天気の悪い日の方が良く観えるらしい！？沖合５、６００mも出ただろうか、そこで停船して貰って、我々３人は散骨の準備に取り掛かった！箱から骨壺を取り出し、骨壺から粉骨したままの、ビニール袋に入った長男の遺骨を取り出した、そして一気に紺碧の鳥取の海へ流し込み散骨ていった！後を追うようにして花束をバラバラに解いた白いバラとカスミソウの花を献花した！長男よ、これからは好きなだけ波乗りを楽しむが良い！毎年、家族揃って柴山漁港へ、カニ・グルメツアーに来たときは、必ず東浜に来るからな！(T_T)/~~~・・・

                 

散骨渡船料を支払い、船長にお礼を述べてから、鳥取港に架かる賀露大橋を渡り、千代川大橋を渡って、９号線を東へ向かった、実は最近、家内がテレビで観て虜になった“砂の美術館”と云う処へ行くことになった！そこは賀露地区から８キロ離れた処に在り、１５分くらいかかるらしい、９号線の側道を左へ折れ、暫く行くと“こどもの国公園”が在った、その下を進むと小高い丘へ登って行った、直ぐ眼下に鳥取砂丘が望める“砂の美術館”に着いた！一人入館料６００円を支払って得た入場券を手にして、３階建ての建物の中へ吸い込まれると、そこには南米のパラダイスと観まちごうほどの別天地が、砂の彫刻で再現されていた！３階の回廊から見渡すと何とも迫力のある大パノラマだった！わったいな！・・・

          

ななな～～～んと！今年４月１６日から来年１月３日まで第９回“砂で世界旅行～南米編”が開催されていたのである！南米の現地から招かれた１８名の彫刻家たちによって掘られた、正に鳥取砂丘に相応しい、砂で作られた２０点近くの大美術品が所狭しと展示されていた！正面奥にはコロンビアのアンデス山奥に眠る伝説の“黄金郷～エルドラド”が観るものの心を鷲掴みにした！ペルー、ボリビア、エクアドル、チリまで広がるインカ帝国！お馴染みペルーの標高２４３０mにある空中都市“マチュピチュ”！マチュピチュより高い標高３４００mの天空都市“クスコの街並み”！アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大の“イグアスの滝”！チリ・サンディアゴの“大聖堂”！エクアドル海岸からガラパゴス諸島に生息するゾウガメやイグアナ！2016リオ五輪開催都市を見下ろすコルコバードの丘に立つ“救世主キリストの巨大像”！などなど、小生、一日中そこに居たいぐらいだった！・・・

              

そして、２階から外へ通じる出口を出て、野外展望広場へ登って行った、その途中、サンド・アートと共に、何段にも重ねた木枠が展示してあった、資料を読むと、その中に砂を詰め、水浸しにしてから重機で圧縮して水を抜き去りシッカリ固めた、砂の彫刻の基礎素材を作るらしい！“幸せの鐘”がある展望広場の天辺に立つと、そのすぐ眼下には砂丘と、先程、亡き長男を散骨した場所が覗（うかが）える鳥取の海が広がって居た！小生、思わず、ロープを掴んみ、長男に聞こえる様に、哀悼の鐘を大きく３回、か～～ん！か～～ん！か～～～！と鳴らした！・・直ぐ下山して、お土産ショップ前で、家内と次男に合流した、そこに設けられた露店で、２４０℃に熱した砂丘の砂の中で、蒸し煎りにしたコーヒー豆を使った“砂場のコーヒー３００円”を頂いた！う～～ん、うめ～～のなんのって！極楽、極楽・・・

          

ここ鳥取には、次の二つの自虐ネタがあった、つい最近、スタバ１号店が出来たらしいが “スタバはないけど、砂場はある！”と、もう一つは“カネはないけど、カニがある！”だった、あっ、そう言えば、加古川にもスタバは無かったっけ！アチャ～～！４時頃、うしろ髪引かれる思いで、鳥取をあとにして、来た自動車道を辿って帰路に着いた、思ったほど道は混んでなかった、６時過ぎには帰宅出来た・・・

その夜、夕食後、すっかりブログのことは忘れて、小生は台所で歯ブラシくわえたまま、船に揺られるようにして、ぎっちらこ！ぎっちらこ！と舟をこぎながら居眠りしていた！東京体育館でのリオ五輪世界女子バレー最終予選兼アジア大陸予選トーナメントの２日目、日本vsカザフスタン戦を観ていたのだが睡魔に襲われた！世界ランク５位の日本が余裕を魅せて、世界ランク２６位のカザフスタンを３－０のストレートで破った！２連勝してイタリアと共に勝ち点６を獲った日本は、アジア第一位と、世界最終予選３位以内残留に向けて好発進している！今、真鍋女子バレーが熱い！明日、夜は第九の練習だ・・(-_-)zzz・・・