Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

龍馬伝、第22弾 “雨の逃亡者” 2010年10月31日

2010-10-31 22:27:16 | 日記・エッセイ・コラム

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龍馬は京で薩土盟約を結んだのち!長崎に戻っちょったがじゃ!今では海援隊本部もその組織を着実に充実させておったようじゃ、「龍馬!わしゃ!あの薩摩が土佐藩と供に大政奉還を目指すと約束したと言うがは未(いま)だに信じられんじゃき!」惣之丞は薩土盟約を高く評価した、『惣之丞!大事ながは!これからじゃ!今、後藤様が土佐で大殿様に大政奉還の建白書を書いてもらうよう願い出ちゅう!』・・・

土佐城では相変わらず容堂が氷嚢を左顎に押し当て虫歯の疼(うず)きを鎮めていた、象二郎が薩土盟約書を見せながら、幕府に申し出る建白書作成を容堂に嘆願したがじゃ、『これは薩摩藩が我が土佐藩と供に大政奉還を目指すと言う盟約書で御座います!大殿様が将軍・徳川慶喜公と御入魂(じっこん)の仲!政を御門へお返し奉るよう大殿がお勧めになったら慶喜公も考えざるを得んでしょう!』、「わしが慶喜様に印籠を渡すがか?」、『はぁ!慶喜公が自ら政権の座から降りられたら戦はせんと薩摩が約束したがです!』・・・

たわけ!薩摩はのう!大政奉還がなされるなど!これっぽっちも考えちゃおりゃあせん!奴等はただ!戦がしとうて堪らんがじゃ!」、「ほんなら土佐も軍備を整え兵を挙げると!」、すると激怒した容堂は立ち上がり象二郎に蹴りを入れ!馬乗りになって言った!「この土佐が大恩ある徳川に戦を仕掛けるなど!未来永劫(えいごう)ありえん!」、象二郎も食い下がった『大殿様!土佐藩は!土佐藩は!これからの日本の要にならんといかんがです!』、そのあと、容堂の言葉が絶えた・・・

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一方、長崎では龍馬が動いた、『わしは!ちっくと出かけてくるき!これは全部おまんに頼むけ!よう観ちょけよ!』と陽之助に言い残し、龍馬は海援隊本部を出て行った、『行ってくるき!』、行って来てつかわさい!・・・龍馬は土佐商会に来ちょった、弥太郎が象二郎からの手紙を見せながら言った「後藤様は必ず大殿様を説得すると書いちゅうけんど!無理ぜよ!」、『なかなかうんと言わんのう!容堂公は!弥太郎!ミニA銃を1000丁ほど用意できんかえ?』、「1000丁!?」・・・

『今のうちに土佐の力を強めちょかんといかん!大政奉還の建白にしくじったら!戦になってしまうかも知れんけのう!頼むき!』、「おい!龍馬!おまんは戦をする積もりかえ?」、『やりとうのうても!喧嘩になってしまうことはあるがぜよ!その時に土佐に武器がのうて!わしやおまんの親兄弟が殺されてしもうたら堪らんきのう!ミニA銃1000丁じゃ!ええのう!』と弥太郎に頼むと龍馬は土佐商会をあとにした、弥太郎も!龍馬も!勝負の時が近づいちょった!けんど!とんでもない事件が起こったがは!その二日後じゃった!・・・

その日、引田屋では、お慶がイギリス商人達を招き、商談成立の祝いの席が芸子を挙げて盛り上がっておった、『皆さん!これからもよろしゅうに!』お慶が手を叩きながら祝った、Congrats(congratulationの短縮形)!Congrats!「Congratulations!」とそこにはお元もイギリス人達を持て成していた、And you!Madam!Most beautiful Geiko-san I've ever seen(たいそうお美しい芸子さんですね)!お元はなかなかの売れっ子じゃった!「Please patronize me again(また、ごひいきに)!」、Most certainly(もちろん)!『お元ちゃんのお陰で商売ば上手く行ったばい!』、お慶の音頭で乾杯した『Everyone!Cheers!』、Yeah!Cheers!Cheers!・・・

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その事件は引田屋のパーティが終わり、お座敷のお勤めから、お元とおタネが置屋へ戻る途中に起こった!「大浦屋さんはお元姉さんば、よくひいきにしとるなっとですね!」、『だって!うちが12の頃からお座敷に上がらしてもらってるけん!』、その時じゃった!わあ~~!わあ~~~!一人の侍が二人の水夫らしき外国人を追って来て!斬りかかった!この無礼者が!お元は目を見開いて驚いた!その侍は海援隊が着る制服の白袴にそっくりな井出達だった!「誰か!誰か!来て~~!」とおタネが叫んだ、殺されたがは長崎に入港しちょったエゲレスの船“イカロス号”の水夫やったがじゃ!・・・

土佐商会主任室では、何やら弥太郎が溝渕を前にして有頂天になっちょったがじゃ!『銃が手に入ったぞ!あっははは!グラバーは仕事が早いのう!さすがエゲレス流じゃ!』、どうやら龍馬に頼まれちょったミニA銃1000丁が入荷したようである、「エゲレス流!エゲレス流!言うて!すっかりエゲレス流に被(かぶ)れしっちゅうのう!おまん!」と溝渕がコメントした、『あっはははは~~~!』弥太郎はその銃を一丁、手にして満足そうじゃった・・・

そこへ、「失礼します!」とパックンまっくん!元へ!日本駐在イギリス公使の日本語通事、アーネスト・サトウ(日本名:佐藤愛之助、日本学者、書道家、画家)の一行がやって来た、「土佐商会主任の岩崎弥太郎さんは?」と訊いて来た、『えっ!わしじゃ!』と手を挙げて答えた、サトウは近づき言った「イギリス公使、ハリー・パークスの通事をしているアーネスト・サトウと申します!」と自己紹介し一礼した、『サトウさん!?』・・・

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「岩崎さん!パークス公使は大変怒っておられます!わが国の水夫が殺された一件!我等の調べでは下手人は白い着物をきていたことが分かりました!海援隊と言う連中は、いつも白い袴をはいているそうですねえ?」、溝渕が反論した「海援隊が人斬りらするわけないろう!」、『そうじゃ!白い袴をはいちゅうもんは他にも!ようけい居るぜよ!』、「パークス公使は海援隊の誰かが下手人だと思っているそうです!我が国の人間が殺されたことを決して許しません!パークス公使は下手人を引き渡さなければ!イギリス艦隊に土佐を攻撃させると言っています!こちらが!その通達です!」サトウは通訳文付きの書簡を弥太郎に差し出した・・・

「お越しになりました!」、長崎奉行所にパークス一行が通されてきた、「This is Commisioner!(奉行代官です)」とサトウがパークスに朝比奈を紹介した、『ご苦労様!さあ!どうぞ!』着席を促した、『エゲレス人殺しの下手人は我々も海援隊だと睨んでおります!』、「Tosa-clan must be protecting Kaientai!(土佐藩は海援隊を守ろうとするに決まっています)」、We want you to investigate them!(奉行に海援隊を徹底的に取り調べて頂きたい)」、『うん、分かりました!さあ!どうぞ!』グラスを進め了解の乾杯を交わした、「We count on you!(期待していますよ)」、一行が去ったあと、朝比奈は『坂本龍馬じゃ!坂本を召し取って来い!』と命令した、エゲレス人殺しは長崎奉行にとって龍馬を掴まえる絶好の口実となったがじゃ!・・・

海援隊本部に弥太郎が怒鳴り込んできた!「何ちゅうことをしてくれたがや!おまん等!おまん等!おまん等!」、「海援隊らがエゲレス人を斬るわけがないろう!」溝渕が弥太郎を制ししょうとする、「龍馬!龍馬は何処じゃ!」、惣之丞が割って入る「わし等がそんな馬鹿な真似をするわけないろうが!」、弥太郎が龍馬に向かって毒を吐く「グラバーはのう!銃の取引はもう止めじゃと言うて来たがやぞ!オルトもわし等には係わりとうない!と言いゆう!」、「まあまあ!弥太郎は商売のことしか頭にないがか!」と惣之丞が弥太郎をけなす、「折角の!エゲレス流のビジネス!わしの商売が上手う行きかけた時に!どういてこんなことに!ちくしょう!」弥太郎は龍馬を責め続けた、龍馬は何も反論せずただ耐えた!・・・

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そこへ緊急時伝達係の英四郎がやって来て伝達した「坂本さん!急いで隠れてくれんですか!」、『どういた!?』、「奉行所が坂本さんを捜して乗り込んできました!」、『はあ!?』、「わし等が押さえとる間に!早よう!早よう!急いで下さい!」、龍馬は急いで外へ出て行った、そこへ捕り手達が押し寄せてきた「こら~~!神妙にいたせ!坂本龍馬は何処に居るとか!?」、ここには居らん!何のようだ!乾堂が現われ言った「坂本様がエゲレス人ば殺した疑いの在ると言うことばい!」、言いがかりもええ加減にせえよ!坂本は何処に隠れたか!?「だから!ここには居らん言いよろうが!」太郎が吼えた!・・・

止めや!止めや!」惣之丞が怒鳴って、そのごった返した場を静めた、「わしを奉行所に連れて行きや!わしが奉行様と話をする!」、沢村さん!「大丈夫じゃ!わしがまある~~う!治めて来るきのう!皆んな!留守を頼むき!」脇差を太郎に渡して「さあ!行くぜよ!」と惣之丞は連行されて行った、太郎と寅之助が外に隠れていた龍馬を呼びいれた、「龍馬さん!長崎奉行は間違いなく龍馬さんを狙っちょりますき!」寅之助が言った・・・

どうする積りぜよ!龍馬!」弥太郎が問い詰めた、『こうなったら!エゲレス人を斬った奴をわし等で捜すしかないのう!』、「捜す!?」、「そうや!わい等で探すしかないわ!」陽之助が士気を鼓舞した、おお!そうじゃ!そうじゃ!急ぎや!皆んな出て行った、突然!高慢な態度で弥太郎が龍馬の胸を強く突いて命令した「おまんはここに隠れちょれ!」、『弥太郎!?』、「おまんが今!うろうろしよったら!余計!難儀なことになる!」、龍馬はただただ堪えるしかなかった・・・

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長崎奉行所で朝比奈による惣之丞の取調べが始まった、「坂本龍馬は今!何処に居る?」、『知りません!』、正直に申うさんか!、『知らんがじゃ!』、嘘をつけ!、「それほどまでに坂本を守りたいのか!?うん!さぞ美しい絆じゃのう!」、『海援隊は!日本を異国から守るため!命がけで働きゆう!』、黙れ!、『エゲレス人相手に刀を抜くような愚か者は海援隊には一人も居りません!』、黙らんか!、「世の中が乱れて来ると!必ずお前達のような奴が現われてくる!そうゆう奴は大概こう言う!自分たちは正しい!となあ!わしはそう言うふざけた奴等が大嫌いだ!坂本はお前達の英雄かもしれないが!わしに言わせれば始末に終えない謀反人に過ぎん!坂本龍馬は何処だ!」、『知らんがですき!』、「連れて行け!」、立て!・・・

そのあと、お元が取調べのために朝比奈の元に呼ばれた、「お元が参りました!」、お元は朝比奈の前に正座して両手をついた、「エゲレス人が殺されたその場にお前も居たそうだなあ!?」、『はい!』、「逃げた男は白い着物だったか?」、『はい!』、「顔は見なかったのか?」、『見えませんでした!』、「坂本ではなかったのか?」、『違います!』、「顔を見てないと言うに!何故そう言い切る?お前!何時からあいつの味方になった!?わしの目を観ろ!この長崎を治めて居るのは!このわしだ!このわしだ!で坂本龍馬は何処に居る?」、『存じません!』、「下がれ!下がれ!」、お元は奉行所から開放され出て行った・・・

寅之助と太郎が街に出て聴き込みに出ておった、『今、そこで聞いたけんど!エゲレス人を殺されたがを!おまん!観たそうじゃのう!?』、稲造が答えた「はっ!あの時は腰をぬかしてしもうて!」、やっと目撃者を見付かった!『どういて!どういて!下手人は海援隊じゃと思うたがぜよ!?』、「わしは白か着物を見たと申しただけで!」、『他に奉行所には何と言うたがぜよ?』、「他に?・・・あっ!しかんしか!言う声ば聞いただけで!」、『それは福岡の言葉ではないかえ!?』、寅之助等は有力な証言を得たがじゃ・・・

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弥太郎がお元の置屋を訪ねて来た、『お元に話しがあるがじゃ!会わせてくれ!』、「お元は居らんとです!」と女主人が答えた、『居るがじゃろう!』弥太郎は強引に上がりこんだ、「やめて下さい!やめて下さい!お侍様!」、『お元!』、きゃ~~!最初の部屋には1人の芸子がお座敷に出る準備をして居た、『わしは!どういても下手人を捜さんといかんじゃけ!お元やったら何んか知っちゅうはずぜよ!頼む!この通りじゃ!頼む!』弥太郎は土下座した、「頭を上げてください!」、『頼む!頼むき!』・・・

そこへ、奉行所からの捜査隊が令状もなしに踏み込んできた!「長崎奉行所である!お元の部屋を検(あらた)める!」、バッタン!ガッチャン!あら捜しが始まった!『どういて!お元の品物を調べるぜよ!?』弥太郎が役人に訊く、「あの女は坂本龍馬とつるんでおる!」、やめて下さい!、あっ!その時、お元の小物入れから十字架の刻印の入った簪(かんざし)が出てきたではないか!あっ!ああ~~!わぁ~~!キリシタン!?捕り手達が恐れ慄(おのの)いていた、『お元がキリシタン!?』、お元よ!心痛めるでない!十字架の簪なんどくれてやれ!そんなものは偶像に過ぎない!大切がはイエス様救い主として受け入れ信じることぜよ・・・

その時、お元は大浦天主堂にある隠れ礼拝堂で祈りを捧げていた『マリア様!どうかお守りくださいませ!天にいまします我等の父よ!御名が崇められますように!御国が来ます様に!御心が天でなされます様に、地でも行われます様に!我々に日々の糧を今日もお与え下さい!我々の負い目をお赦(ゆる)し下さい!我々も、我々に負い目のある人達を赦させたまえ!我等を試みに逢わせないで、悪からお救いたまえ!、そこに奉行所の捕り手等が雪崩れ込んできた「奉行所じゃ!」、逃げろ!こっちじゃ!お元は逃げた!外じゃ!追え!逃がすな~~!あ~~!信者達は懸命に役人どもの行く手を阻(はば)んだ!・・・

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その頃、龍馬は居た堪れない気持ちを押し殺して、小曾根乾堂所有の倉庫に一人寂しく隠れておった、そこに弥太郎がやって来た、『オッ!弥太郎!?どうしたかえ?』、「お元が!キリシタンやったがじゃ!わしの目の前で奉行所の役人が見付けたがじゃ!お元の部屋からキリシタンの印を!ほんで!お元は何処かへ逃げゆうらしい!」、『何じゃと!』、「何をする気じゃ!龍馬!」、『お元を捜すがじゃ!』、「何~!?」、『お元はずっと!ずっと!神に助けを求めちょったがじゃ!それが偶々(たまたま)異国の神様やったと言うことぜよ!』、龍馬は駆け出して行った・・・

「龍馬!お元がキリシタンと知っちょったがか!?知っちょったないがか?龍馬!」弥太郎は走っていく龍馬の背中に浴びせた、そこへ、陽之助、太郎と寅之助が駆け込んできた!遅かった!一足遅かった!龍馬が去ったあとじゃった!「下手人が分かったんや!」陽之助が弥太郎に教えた、「何~!?」、「エゲレス人を殺したんは!福岡藩士や!」、「それ!ほんまかえ!?」・・・

朝比奈は、隠密として働いてくれていた、お元の簪を見詰めながら漏らした「あの女がわしに知らせてくれたことは!何から何まで出鱈目(でたらめ)じゃったのか!?」、失礼します!土佐商会の岩崎弥太郎なるものが!朝比奈様にお目通りを願ごうて居ります!、「ぬかせ!それどころでは無いわ!」、弥太郎が役人の制止を振り払って上がり込んで来た『離しや!離しや!』朝比奈の前にふれ伏して言った、『土佐商会主任!岩崎弥太郎で御座います!わしどもの調べで!エゲレス人水夫を殺したがは福岡藩士であると分かりました!』、何~!・・・

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『あの日の夜!福岡藩邸に戻って来た金子才吉(かねこ さいきち)なるもんが!エゲレス人を斬ったがは自分であると申し述べ!その場で切腹いたしたとそうで御座います!事の次第はこちらで御座います!』弥太郎はその申し付けを朝比奈に差し出した、『決して間違いは御座いません!どうか!福岡藩にお確かめ下さいませ!』、ところが!あっ!朝比奈はそれをその場でやぶりきざみ!叩き付けて言った!「坂本龍馬をそうまでして!かばいたいか!?」・・・

すると、弥太郎は威厳を保ちながら立ち上がって言った『お奉行様がそこまで坂本をお疑いでしたら!土佐藩で取り調べます!』、「この長崎ではなあ!土佐藩と言えども!わしが認めねば商売など出来ん!さっさと!坂本を引き渡せ!」、『お待ちください!濡れ衣で御座います!』、「下がれ!」、『濡れ衣で御座います!お代官様~~!』商売の話になり、自分の身が危うくなると、弥太郎の態度が急変した!・・・

慌てて庭に降り地べたに土下座して懇願した『どうか!どうか!商売だけは!ご勘弁下さいませ!商売だけは!お奉行様~~!』、「黙らんか!下がれ!おい!摘み出せ!」、『私どもはやっておりません!無実で御座います!』弥太郎の惨めな一面が久々に露呈されたがじゃ!『離しや!離しや!お奉行様~~~!』弥太郎は抱えられながら連れ出されていった・・・その日、夕暮れが迫るとともに、雲行きが怪しくなってきた、『お元!』龍馬はお元を捜し求めながら、街中をさ迷い歩いていた・・・

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引田屋の女将がお慶と長崎商人の居る座敷に駆け込んできて、お慶に助けを求めた「お元ちゃんがキリシタンやったとです!」、えっ!お元が!?、「今!捕り手に追われて行方不明になっとうです!」、猫を抱いたお慶の顔色が曇った・・・その頃、夜の帳(とばり)がすっかり降りた闇の中を、お元は追手から逃げ惑っておった、何時しか、本降りの雨が降り始めていた、『お元!何処に居る?』雨の中を龍馬がお元の行方を捜す『何処に居るがじゃ?』、捜せ~~!二人に追手が迫る!『何処に居る!逃げや!お元!』、♪ 長崎は長崎は、ワワワワ、今日も雨だった ♪ ・・・

どしゃ降りの雨の中、龍馬が階段を上ろうとした時、上段から行く手を阻むように弥太郎が立ちはだかった、『おお~~!弥太郎!お元が居らん!何処に居るがじゃ!?』、弥太郎の目が冷たく龍馬を観降ろした「おまんは奉行に捕まったら!ええがじゃ!」、『はあ!?』、「おまんの所為(せい)で!わしの土佐商会も!お元の人生も!わやくちゃになったがじゃ!お元は!当たり前の幸せを望んじょっただけぜよ!それを壊したがは!おまんぜよ!龍馬!長崎奉行はのう!誰がエゲレス人を殺したかは!どうでもええと言いゆう!幕府に刃向かう!おまんを捕まえたいだけぜよ!お元は!そして!わしもじゃ!おまんのトバッチリを受けてしもうたがじゃ!」弥太郎は被害妄想に捕われていた・・・

哀れ!龍馬は何も言わず弥太郎の、のたまうことを、ただ聴いているだけじゃた、更に弥太郎は悪態を吐き続けた「龍馬!おまんはのう!おまんは!疫病神(やくびょうがみ)ぜよ!折角わしの商売が上手もう行きかけたち!いろは丸を沈めただの!エゲレス人を殺しただの!いつも!いつも!おまんに邪魔されて!龍馬!わしの前から消えてくれや!もう消えてしまえや!」と言い捨てて弥太郎は去って行った、ずぶ濡れのまま龍馬はただ、河島英五が“酒と泪と男と女”の中で歌ったように、どうしようもない悲しさに包まれていた・・・

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次の朝、お元は大浦の浜をさ迷っていた、どしゃ降りの雨に打たれ八月とは言え、さぞお元の身体は衰弱して居っただろう、震えながら砂浜に跪(ひざまず)き首から掛かった小さな十字架を握り締めていた、そして岩場の洞穴に吸い寄せられるように入って行きひれ伏した、そこへ龍馬が『お元!』浜辺の捜索にやって来た、『お元!何処じゃ!何処に居る!お元~~!』龍馬は叫んだ、お元がその声に反応した!が頭真っ白!パニクリ状態のお元は更に奥へ這って行った、『お元!お元~~!何処じゃ!お元!何処じゃ!お元~~~!』まるで我が妹を捜すように龍馬は全身全霊を込めてお元を捜した・・・

龍馬はその洞窟に気を止め近づいて行った、そして遂にお元を発見した☆『お元!わしじゃ!』、お元は我を忘れて半狂乱になった!「キャ~~!キャ~~~!」、『わしじゃ!龍馬じゃ!坂本じゃ!』、お元が龍馬に気付き正気に戻った、『分かるかえ!坂本龍馬じゃ!』、「坂本さ~~ん!」お元は龍馬にすがり付いて泣きじゃくった、『もう大丈夫じゃ!わしが!わしが守っちゃるき!うむ!大丈夫かえ?どいた?どういた?』、「皆んなの笑ろうて暮らせる国は!何処に在るの~~!?」、龍馬には返す言葉が見付からなかった、お元をシッカリ抱き締めて繰り返した『大丈夫じゃ!大丈夫じゃ!大丈夫じゃ!』、「あ~~ん!あ~~ん!坂本さん!」・・・

長崎のイギリス領事館で駐日公使パークスがイカロス事件に憤慨して、通事のサトウに土佐藩への抗議文を書かせておった、We are ready for a war!(戦いの支度は出来ている)、Tosa killed our nationals and talked away out!(我が国民を殺害して言い逃れに終始すらなら)、So!We must prepare ourselvwes toward war!That's it!(土佐藩は戦争を覚悟せねばならない、それでいい)、I'll translate and send it!(では訳して土佐へ送ります)サトウが受けた、Immediately!(直ちに)、Yes, sir!(承知しました)・・・

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執事が来てパークスに伝えた、A man from Tosa-clan wants to see you!(公使に会いたいという―)、His name is Sakamoto!(サカモトと名乗る土佐藩士が来ています)、Shall I send him away?(追い返しますか)・・・No!Bring him in!(構わん、通せ)、From Tosa-clan!?(土佐藩士ですよ)、Exactly!(分かっている)、サトウがホールに行くと、そこには二人のボディガードに抱えられピストルを突きつけられた龍馬が居た、サトウは龍馬を執務室に招き入れた、ピストルを突きつけられたままじゃった・・・

『わしは海援隊隊長!坂本龍馬ですき!イカロス号の水夫を殺したがは!わし等海援隊ではのうて!福岡藩士じゃ!』、サトウが通訳する、「He says Killer is not Kaientai but Fukuoka-clan!」、サトウが龍馬に言う「長崎奉行は海援隊の仕業だと言っています!」、『それはのう!わしを下手人に仕立てたいだけじゃ!わし等は徳川幕府を倒そうとしゆう謀反人じゃけんのう!』、「He says he's blamed for frame-up, because he is a traitor to the Shogunate!」・・・

『けんど!わし等とエゲレスは味方同士ではないかえ?エゲレスやち幕府を倒すために!長州と薩摩の後ろ盾をしゆう!』、「He says we shall become enemy!If England breaks the back of Choshu and Satsuma against Shogunate!」、『つまり!わし等、海援隊とエゲレスは同じ目的を持っちゅうことぜよ!』、「We raft the same things!」、龍馬は力説した『パークさん!パークスさん!わし等はのう!この国を!この日本を世界に誇れるエゲレスのような立派な国にするために!必死に働きゆう!その!わし等がエゲレスの人と刀を抜いて喧嘩をしゆう場合ではないぜよ!』・・・

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サトウが龍馬に迫る「あなたの言っていることには証拠はない!命を懸けて!無実だと言えますか?」、『確かに!証拠は無いがじゃ!けんどのう!わしの!この命は今!エゲレスにやるわけにはいかんぜよ!わしには!まだまだ!やるべきことが山ほどあるがじゃき!』すると龍馬は正座して訴えた『どうか!どうか!今は!この坂本龍馬の命を新しい日本のために使わせて貰えませんろうか!?お願いしますき!』、サトウはパークスに耳打ちした「He could be useful!toward ―!(この男は役に立つかと―)」・・・

パークスが龍馬に直面して言った「I've heard about you from Glover!(評判通りの男のようだ)、I've heard Sakamoto owns ambitious mind and wants to change Japan!」、サトウが色を着けて訳す「坂本龍馬と言う男は薩摩と長州を結び付け!日本を変えようと言う高い志しを持つ男と言っています!」、「Japan must change!Can you do it?」、「この国は変わらなければいけません!坂本龍馬さん!日本を変えられますか?」、『必ずや!必ずや!この日本を新しい国にして見せますき!』と龍馬は約束したがじゃ(サトウ暗殺首謀説もあるがどの様な根拠があるのだろうか??)・・・

パークスは龍馬に手を差し伸べShake-hand を求めた、龍馬は立ち上がりパークスの手をシッカリ握り締めた、『ありがとう御座います!ありがとう御座います!』、パークスは龍馬の肩を叩き、龍馬の熱意に答えた・・・パークスが決断した「We go to the Cmmisioner's office!(奉行所へ行こう)」、「We must protect them!(彼等、海援隊を守らなければ)」、サトウが頼もしく答えた「Yes!Sir!」、龍馬には大切な願いがあった、パークスを引きとめて言った『パークスさん!ちっくと待ってつかわさい!もう一つ!もう一つお願いが有りますき!』、(さあ!何だろう?このあと直ぐ分かるからね)・・・

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長崎奉行所の中庭を眺めながら朝比奈がVIPのステータスである葉巻をプカプカ吹かして居た、その横にはペットのカメレオンが止まり木に居た、その奥には岩堀等事務方が執務に就いていた、そこへ不機嫌そうな弥太郎が通されてきて正座して申した『この度は沢村惣之丞を解き放って頂き!まっこと!ありがとう御座いました!土佐商会の商いも今まで通りということで!よろしゅうお願い致します!』深く頭を下げた、『では!これで!』弥太郎が下がろうとした、「これで!済んだと思うなと!坂本に伝えておけ!」、『それはご自分で!』、何じゃと!、『わしはもうあの男には係わりとうないですき!』弥太郎はさっさと奉行所を後にして行った・・・

晴れ渡った大浦の沖にはイカロス号だろうかイギリス船が停泊しておった、浜には本船とを連絡する沖仲の小舟が砂浜に曵き上げられ船頭が待機していた、その廻りには一人の水夫と商人らしき紳士が立っていた、そこへ龍馬が走ってきて何かをその商人に渡していた、龍馬の後からお元とお慶が会話を交わしながらやって来た、お慶のお供も二人居た、「お元ちゃん!くれぐれも身体には気をつけんしゃい!」、どうやら龍馬がパークスに寄せた!もう一つの願いは!このことじゃった、「お慶さん!この御恩は一生忘れません!」、お慶がお元を身請けしてくれていたがじゃ☆きっと旅費も出してくれたがじゃ☆・・・

龍馬が別れを惜しんでお元に言った『パークスさんが!おまんを温こう迎え入れてくれるよう!頼んでくれちょるけ!なんちゃ心配するな!これから!おまんは堂々とマリア様でもイエス様でも拝める国に行けるじゃき!』、「こげん芸子ぱ!こげんキリシタンぱ!お助け下さり‥‥」お元は言葉に詰まりながら龍馬に感謝した・・・

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『泣きなや!泣きなや!お元!‥‥もう行け!』、「坂本さん!坂本さんば志しを成し遂げて!日本の生まれ変わった国になったら!戻って来ても!よかですか!?」、『当たり前じゃ!当たり前じゃ!その時はのう!その時は!おまんが堂々と!イエス様を拝める国にしちゃるき!そうなっちゅう!わしはのう!わしが皆んなが笑おうて暮らせる国にしちゃるき!』・・・

こんなに人の温かさに触れお元は感謝に満ち溢れていた「ありがとう御座います!ありがとう御座います!」、『その時まで!達者でのう!』、「ありがとう御座います!」、『約束するき!うん!もう行け!皆んな!乗りや!』、お慶もお供も加わって全員で小舟を水上まで押して行った、『達者でのう!お元!』、「お元ちゃん!元気でねえ!」、「お元気で~~~!」、『達者でのうお元~~~!』、こうして、お元は念願叶い!日本を離れ!憧れの異国の地へ旅立って行ったがじゃ・・・

海援隊本部に捕われていた惣之丞が久しぶりに戻って来た、おお~~!惣之丞!どないしとった!大丈夫やったがか!惣之丞は元気に気勢を上げた『浮かれちょる暇は無いがじゃ!我等!海援隊は大政奉還!目指して行くぜよ!』、お~~~!‥‥奉行所で朝比奈が刀を抜き、刃を見詰めておった、まさか!朝比奈が龍馬暗殺を企んでいたのではあるまいか!この時!龍馬の死はあと三月(みつき)に迫っちょったがじゃ!・・・

ヘルシーワン

OKピット

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奄美、14号の直撃から逃れる☆ 2010年10月29日

2010-10-29 22:40:43 | 日記・エッセイ・コラム

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タラバガニ

先週10月20日、19年ぶりに中心気圧が900ヘクトパスカルを切ったと言う骨太台風13号が奄美大島を襲い!ゲリラ豪雨による大きな被害の爪あとを残した!その復旧作業も進まず、まだ130人が避難生活を余儀なくされたまま、その悪夢から覚めやらぬ間に、新たな台風14号が接近しその直撃が恐れられたが、幸い、遥か東の海上に逸(そ)れて行ったようである、島民たちも、さぞや胸を撫で下ろされたことだろう、しかし13号からの災害復旧は残されたままで、まだまだこれからのようである、大変だ!・・・

加古川も3、4日前から急に寒くなり真冬がやって来たように震え上がった!特に初日と2日目はシバレ!シバレ!て全国各地に初雪を降らせた!今日でも加古川は最低気温が13℃まで下がり、最高気温も20℃を切り17℃ぐらいまでにしか上がらない、どうやら、大陸から極寒高気圧が張り出してきて西高東低の冬型の気圧配置になって、そこから冷たい風が台風14号の渦と低気圧の前線に吸い込まれて冷え込んだらしい・・・

まだ都市ガス暖房は入れてないが、それ以来、台所と居間共通のエアコンの暖房を入れるようになった、10月14日、20kmから25kmに延ばしたジョギングのスタイルも半袖Tシャツとランパンから急遽、長袖シャツとロングジョーンズにかえた、パジャマもウインドブレーカーも普段着も寝床もすべて模様替えを完了した!つい数週間前まで猛暑で茹(う)だっていたのが嘘のようだ!このままじゃ、真冬に突入して行っても不思議で無い・・・

昨日午前、行きつけのアクアチタンのファイド加工のスポーツ用品を扱うファイテン・ショップに立ち寄り、注文しておいたデサントのランニングシューズ(11500円)とアームウォーマー(3000円)を現金で支払った、消費税を入れると15000円を越えて、5回くじ引きが引けた、5等から2等に渡る5つ景品が当たった☆ひざ掛け毛布、ファイテン・カイロ、ファイテン商品券500円、ツボ当てテープ、ランニング手袋の景品だった、手袋と商品券以外は家内にくれてやった・・・

外国為替

2年前にそのファイテン・ショップでQちゃんも愛用していたデサントのシューズを履き始めてから他のシューズを履かなくなった、ファイド加工によるフィット感が気に入ったようである☆それまで神戸屋でミズノやアシックスやニューバランスのものを履いていたが、それらは普段履きに格下げされた、その午後、早速、新しいシューズを履いて水面ロードに出て25キロのコースを走り、馴らし試走と決め込んだ、あと2,3回の試走が必要である・・・

サクラの奥歯に出来た歯垢による歯周病の腫れも“はとの里動物病院”の晃子先生が処方してくれた抗生物質を食してすっかり跡形もなく癒された、小生はビルバック・チューも噛んでいるし、もう通院はいいだろうと思っていたが、今日、家内がもう一度行っとこうと言うので病院に連れて行った、ついでに爪を切ってもらい、もうあと3週間分の薬を貰って返ってきた、我々でサクラに歯磨きを施されないものなの?・・・

さあ!いよいよ明日からロッテとドラゴンズとの間でプロ野球日本一が決まる日本シリーズがナゴヤドームで午後6時10分から始まる、名古屋で2連戦、1日あいて、千葉で3連戦となる、1日休んで名古屋で2連戦となる、どちらかが先に4勝すれば日本一が決まる、どうやら明日の先発はロッテが成瀬で中日はチェンのようだ・・・

両チームの監督、落合博満(57歳)も就任1年目の西村徳文(50歳)もかつてロッテで供に内野手としてプレーしたチームメイトである、どちらも小刻みに得点していく頭脳的采配をする監督である、どちらも長打を含む集中打による爆発力があるよく似た両者だ!特にリーグ戦3位からCS第一、第二ステージを勝ち抜いて這い上がってきたロッテは短期戦に強い!明日の第1戦はどの様な展開になるだろうか?楽しみである・・・

ダイエット

キャリアアップ

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大学と実業団、二つの女子駅伝 2010年10月24日

2010-10-24 16:24:19 | 日記・エッセイ・コラム

黒ニンニク

TOEIC

午後から雨になると言うので午前中に家を出て、水面ロードでのジョギィングから帰宅すると、杜の都大学女子駅伝(全長38.6km)は3区(9.1km)に入り、快走する佛教大エース・西原加純の勇姿が画面から飛び込んできた、小生が予想した通り、佛教大がトップで2位で立命館が飛び出し、ずっと遅れて、確か松山大と名城大が3位を争う展開になっていた、急いでポカリ1リットルを飲み干してから入浴し、さっぱりしてから、昼食を食べながらレースに集中した・・・

佛教大は1区(5.8km)の森からトップに立ち、2区の石橋もトップをキープしてきたらしい☆最終学年の西原は28′56″の区間新記録を出し!1位で4区(4.9km)3年生の川嶋に繫いだ、確か、55秒遅れで立命館大が続いた、3位で継いだ名城大以降は2分以上の大差が開き大きく遅れていた・・・

あっ!彼女だ!中新井美波(なからい みなみ)だ!小生は、同じ3区を走る一人のランナーに注目した!須磨高校学園時代から、彼女はインスリンを注射しながらⅠ型糖尿病と闘うアスリートである!小生、彼女が進学したのか?実業団に就職したのか?もしかして、陸上を残念したのか?気になっていた、なんと!彼女はルーキーながらQちゃんの母校でもある大阪学院大に進学し!エース区間の3区を任され激走していたではないか!確か、大阪学院大は8位か9位くらいで4区(4.9km)へ継いだ、彼女は♪ 去年よりずっと、綺麗にになっていた ♪ ・・・

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佛教大は5区(4.0km)ルーキー前田彩里から6区(8.0km)アンカーの吉本ひかりに繫ぎ、他を全く寄せ付けない安定した走りで!全区間トップをキープして、定禅通りケヤキ並木に帰ってきて仙台市役所市民広場のフニッシュテープを2°02′44″の大会新記録で切った!そして大学女子駅伝の2年連続日本一に君臨を果たした☆立命館大は+1′36″の2位に涙を呑んだ・・・

今年も名城大は2°08′00″+5′16″の大差を開けられ3位に終わった、4位に松山大が2°08′55″で入り、四国にとって初めてのシード権を獲得した!5位に城西大が、6位で鹿児島の鹿屋体育大がゴールして九州地区初シード権獲得校となった、7位の城西国際大は惜しくもシード権を逃した、美波ちゃんの大阪学院大は8位に終わっている、9位に白鵬大が入った・・・

今日、もう一つの女子駅伝が福岡県宗像市で42.195km6区間のコースで行なわれている、12月の第2日曜日12日に岐阜長良川で開催される全日本実業団女子駅伝へ出場する西日本代表7チームを懸けて闘う予選会“西日本大会”である、1位通過は前半ワコールにリードを許し出遅れたもののエース木崎が5区(11.6km)で追い上げ9.5キロでワコールを捕らえたダイハツがそのままアンカー出田が粘って1位通過を果たした!☆

アンカー高藤がダイハツの出田に迫ったが及ばなかったワコールが2位通過となった、3位で通過したがは、2年5ヶ月ぶりに実戦にカムバックした野口の力走が光った、我が故郷“シスメックス”が入った☆4位で天満屋が、5位で大塚製薬が、6位でノーリツが、そして7位で長崎の十八銀行がそれぞれ12月12日の長良川の本戦に駒を進めた・・・

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サクラが久しぶりに日岡山公園を訪れる 2010年10月23日

2010-10-23 14:49:07 | 日記・エッセイ・コラム

ウォーターサーバー

インプラント 歯科<script type="text/javascript"></script>

愛犬・サクラが日岡山公園まで脚を延ばさなくなってから随分久しい、昨日家内がマルイで買い物してから、昼食に回転寿司のスシローへ行くと誘ってくれた、外食する時はサクラはお留守番となる、雰囲気で分かるらしく、我々が車で出かける時を必ず早い段階からサクラは察知する、そしてアイコンタクトをしっかり着けて小生に付きまとう、ドライブとドライブ先での散歩を楽しみにしているサクラは置いていかれまいと!その時のサクラの目の色が変わる!・・・

Sakura, you stay home alone and watch house. We're coming home soon. See you later. なんとかサクラを説得して出かけた、マルイで食料の買い物を済ませ、混んでくる正午を避けて11時30分頃までには、スシローのテーブルに着いた、小生はこの回転寿司をミシュランの三ツ星レストランに位置づけている☆☆☆あのような分厚い新鮮なネタの寿司がたらふく食える!まるで殿様気分が味わえる数少ない一時(ひととき)である!・・・

まずハマチの赤だしを注文して、小生は青魚を網羅する、最近めったにありつけない小生のお気に入りのイワシのネタも流れてきた、サバもアジも秋刀魚もオールキャストの勢揃いであった!家内はこの青魚を毛嫌いしてか食べず嫌いなのか一切口にしない、あんなに美味いものを食べられないなんて可愛そうなもんだ!家内が珍しく2個乗っている、びんちょうマグロではなく、1個しか乗ってない大トロを自ら取ってくれた☆口に入れると!とろける甘味が広がる幸せな瞬間を味わった!小生は12皿も平らげた!満足!満足!家内のを合わせても、お会計は2400円であった!・・・

あの国.com

その帰り、ホームセンター・ナフコに寄って家内は台所用品を数点買っていた、小生はサクラの大好物であるペットおやつフード、国産“減塩煮干!を買って帰宅した、家内と食料品を降ろしてから、サクラを乗せて久しぶりに日岡山公園へドライブに連れていってやった、ハリマハイツ側の駐車場に車を置いて、軽くジョギングしながら桜並木が続く広大な公園内を散策していった、サクラは久しぶりにやって来た日岡公園を懐かしむかの様に散歩を楽しんでいた、野球場では下手糞な草野球の試合が行なわれていた・・・

サッカー場から何やら軽快な音楽が流れ賑わっていた、大きなイベントが開催されているらしく、テントの村が出来て、特設ステージが組まれて正装した人々が音楽に合わせて踊っていた、大弾幕が掲げられ、そこには“第22回ふれあいフェスティバル”の表示が在った、ステージで踊っている人達をよくよく観てみれば、知的障害者たちであった、芝生の上には大きなイベントの割には寂しい観衆が座っていた、きっと家族の人達だろう、サクラは思い出をかみ締めるようにして、かつて歩き慣れたコースを一周してから帰路に着いた・・・

今、3勝1敗と中日が巨人に王手をかけて日本シリーズ進出を懸けて闘っている、山本とグライシンガー先発で始まった、45歳の山本昌広が好投している、7回まで中日が2-1とリードして8回に入り、つい先ほど山口が押し出しのフォアボールを与えて重い1点を与えて、中日が3-1と2点のリードとなった、あっ!9回の表、巨人の反撃が始まった!中日のピッチャーは浅野に替わっている、高橋がレフトへヒットを放ち出塁した!次の矢野のバットからレフトフェンス直撃の2塁打が飛び出て高橋が帰り2-3と後1点と迫る・・・

デザイナーズ家具、輸入家具のオンラインショップ Genufine

谷がバントで矢野を3塁へ送る、そして松本のセカンドゴロの間に矢野がホームインし同点となった!しかし期待された坂本が三振して中日の最後の攻撃に入る!巨人のピッチャーは久保に代わる、久保はワンアウトから次のルーキー中田と森野に連続フォアボールを与える、あっ!次の和田の一撃がラミレスの頭上を破るサヨナラ打となり!あっけなく今シーズンの巨人が終わった!10月30日から始まる日本シリーズはロッテvs中日と決定した・・・

明日、杜の都で全日本の大学ナンバーワンを決める女の戦いが繰り広げられるが、勝負の行方は小生には大体予想がつく、昨年三連覇を逃し、万年2位に甘んじてきた佛教大に初優勝を許した立命館大と、2連覇を狙う佛教大の優勝争いになるだろう、この二校に名城大が何処まで食い下がれるかの展開が見えてくる、何故なら立命館大と佛教大に全国のエリートランナー達が集中して流れ込んでくるからである、優秀な選手が各チームに均等に行き渡るように、陸上選手もプロ野球のように指名制に出来ないものだろうか?アマチュアでは無理か・・・

今日、久しぶりに就活に郵便事業(株)へジョギングを兼ねて面接に行ってきた、時々、ハローワークを訪れるが、彼等には67歳を過ぎたものには職を世話しようとする考えなど微塵も感じられない!今回の面接は郵便受けに入っていた応募ハガキで申し込んでいたものであった、年末年始に限定された、年賀状や小荷物などの郵便物の配達業務である、指定の時間に行くと、そこには、ほとんど高校生や大学生達の学生が集まっていた、駄目もとで、軽四による贈答品などの大型郵便物の配達業務に応募して帰って来た・・・

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龍馬伝、第20弾 “いろは丸事件” 2010年10月17日

2010-10-17 21:48:38 | 日記・エッセイ・コラム

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慶応三年(1867年)四月二十三日、4日前に長崎を出航した“いろは丸”は10名の乗客と大坂で売る米や砂糖等の荷を乗せて、夜の瀬戸海の讃岐沖に差しかかっとったがじゃ!「潮が強うなっちゅう!荷はしっかり結びや!」へい!甲板の荷を滑車で船倉に降ろす作業に取り掛かっておった!ゆっくり!ゆっくり!降ろしや!・・・

航海士室では龍馬と海援隊等が海図と睨(にら)めっこしながら航路確認に集中しておった!『ここから先は塩飽(しわく)諸島じゃ!小島が多いき!気を付けんとのう!』と龍馬は心配した、海路の狭まった丸亀沖と水島灘には本島(ほんじま)、讃岐広島(小生、この島で開催されるトライアスロン大会に3回出場したことがあるじゃ)、与島、櫃石島(ひついしじま)、手島、高見島や牛島などの島がうじょうじょ点在しちょったがぜよ!・・・

「霧が深こうなってきました!」、『それはいかんのう!気を付けて航行するよう!当番に言うちょき!』と龍馬が太郎に伝える、「はい!念を押してきます」、その時!ガァ~~~ん!!何か巨大な物体がぶつかって来たがぜよ!?船全体に物凄い衝撃が走った!そこら中の物が崩(くず)れぶつかり合った!皆は倒れ必死に何かにしがみ付いた!何ぜよ!大丈夫かえ!大丈夫かえ!鞭打ちにかかってはせんがか?甲板に急いだ!浸水が始まった!右舷に船が~~!誰かが叫んだ!そこには900トンとも思われるような巨大な船が再度ぶつかって来るのが見えた!何じゃ!何ぜよ!こりゃ!・・・

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その翌朝、4月24日、いろは丸に衝突したがわ徳川御三家の一つ!紀州藩の“明光丸”じゃったと判明した!160トンのいろは丸に対し!明光丸は887トン!いろは丸の乗員と乗客は素早く明光丸に乗り移り!全員!助かったけんど!二度の衝突を受けた!いろは丸は積荷もろとも!瀬戸の海に沈んでしもうたがぜよ!あ~~!あ~~!あ~~~!龍馬等は船尾から沈んでいく哀れ!いろは丸をただ見届けるしかなかったじゃ!・・・

龍馬等乗員と乗客達は明光丸で福山・鞆の津(とものつ)まで乗せられて行き、土佐と商取引のある海運商・桝屋清右衛門宅に身を落ち着かせたがじゃ!まず龍馬は乗客達に謝罪した、『やあ~!皆んな!まっこと!この度は皆んなを災難に合わせてしもうて!済まんかったのう!あ~~!金のことや!大坂へ行く足のことは!わし等が何とかするき!気を落とさんとってつかわさい!』、ご丁寧にありがとう御座います!乗客達は龍馬の素早い対応と真心のこもった心遣いに笑顔で満足しちょったがや!『まっこと!すまんのう!さあ!食いや!食いや!』・・・

そこへ、「こちらで御座います!紀州藩のお侍さんがおいでなさいましたけん!」、明光丸を操り、二度に渡りその巨体を体当たりしてきた!100%過失の責任を負うべき!紀州藩士の責任者等が海援隊と乗客の宿泊先にやって来た!同じ紀州藩出身の陽之助が睨みを効かせた!「わしは明光丸仕入れ手代(てだい役人)!紀州藩士の岡本覚十郎と申す!こちらの頭(かしら)は何方(どなた)で御座るか!」と玄関先で名乗った・・・

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『才谷梅太郎と言います!』と龍馬は名乗り紀州一行を迎えた、岡本は少し頭を下げ「才谷殿!この度は誠、残念なこととなり!いろは丸の方々には心からご同情申し上げる!」と謝罪した!そして金!1000両が入った木の箱を下司に差し出させた!「見舞金ということでお受け取りを!ああ!それからこの宿の支払いもご心配のう!」と言って立ち去ろうとした、「ちっくと待ちや!」と惣之丞が噛み付いた!「これで終わろうとするがか!?ぶつかってきたがは!そっちやろうが!」、「船も積荷も全部!無くなってしもたんやぜ!」陽之助も加勢した・・・

その時、龍馬が割って入った『岡本さん!あの金は有り難く頂戴しますき!」、「才谷!」惣之丞が詰め寄った!『兎に角!あの金を皆んな乗り合い客に配るがじゃ!あの人等は何の罪もないきのう!』立ち去ろうとする紀州藩等を呼び止めて言った!『けんど!岡本さん!わし等の分はまた別ぜよ!衝突の原因を明らかにし!どちらに非があるかを確かめた上で!賠償金を決めて頂かんといかんじゃけん!』、「はははは~~!」岡本が嘲り笑った!「何が可笑しい!」、お~~!そうじゃ!そうじゃ!・・・

「天下の紀州藩に脱藩浪士どもが吠え掛かってくるとは!?わし等はここに留まって談判しとる暇はないんや!我々は明光丸で長崎へ向かわねばならぬ!ふん!」、馬鹿にして言った、すかさず龍馬が追い討ちをかけた『ほんなら!長崎で改めてお話しましょう!』、岡本は歌舞伎役者のような大見得切ってその場を離れていった・・・

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「逃げる気か!」、「長崎で待っちょきや!」、そうじゃ!アホ~~!ボケ!カス!憶えとけ!吸い取れるだけ吸い取ったる!言いたい放題!彼等の宿泊先である円福寺へ帰って行く紀州藩士達の背中に罵声を浴びせた!(怖~~)『さあ!さあ!皆んな!騒がしてしもうて!すまんかったのう!さあ!食いや!食いや!』余りの迫力にフリーズした乗客を龍馬がなだめた、紀州藩が用意した船宿・魚屋萬蔵宅(御舟宿“いろは”)での談判と、のちに“崖の上のポニョ”の舞台となる“鞆の浦”の景勝が望め、小高い石垣の上に立つ福禅寺の“対潮楼”での数回に渡る談判はこの龍馬伝では省かれていた・・・

3日後、4月27日!引田屋では、弥太郎が大洲藩重役等を招き宴会が広げられていた!「しかし!岩崎殿はなかなか!やり手ですのう!」と井上将作が弥太郎を褒めた、『いや!いや!いや~~!』と弥太郎が照れた、「いろは丸貸借の件では我が藩の勘定方も舌を巻いとりました!」、『わしはガキの頃から!散々苦労しましたき!金のことには厳しいがです!』弥太郎は得意になっておった、「岩崎殿!我が大洲藩に欲しいぐらいじゃ!」と井上は弥太郎を持ち上げた、『えっ!あ~~!ははは~~!行きましょうかあ!?』もったい付けた・・・

「来てくれるかえ!?」、『あ~~~!ははは~~~!冗談!冗談!』、「何じゃ!」、『誰が行くかえ!』、や~~!ははは~~!場は大盛り上がりじゃった!そこへ、弥太郎のお供が血相を変えてやってきた!「ご飲食のところ!まっこと失礼致します!」、『何じゃ!何じゃ!わしが飲みゆうところに!』、そのお供の者が弥太郎の耳元で伝達した、「それが・・・いろは丸が沈没したがです!」、弥太郎の酔いは一気に覚め!口に含んでいた酒がぷっあ~~~!噴出し飛び散った!『いろは丸が沈んだじゃとう!』、「何~~!」井上はつぶらな目を剥(む)き腰を抜かした!・・・

ヴァンキッシュ<script type="text/javascript"></script>

土佐商会には龍馬が呼ばれ来て、後藤象二郎の前に土下座しておった!「なななんちゅうことをしてくれたがや!」弥太郎が怒り心頭じゃった「船ばあ借りるがあに!どればあ!わしが苦労したことか~~!」、『すまん!弥太郎!』、「謝ったち!遅いがじゃ!大洲藩はのう!いろは丸の代金!3万両!全額弁償せえと言いよるがじゃろう!沈んでしもうた積荷の分!1万3千両!も返さんといかんじゃき!」・・・

「もうええ!弥太郎!」じ~~っと睨みを利かせちょった象二郎が弥太郎を黙らした!「借金は弥太郎が何とかする!その代わり!これからは一切(いっさい)!おんしらは!わしの言う通りに動いてもらうがぜよ!」、その時、龍馬は断言した!『金は全額!紀州に払うてもらいますき!』、「うっ!?」弥太郎は我が耳を疑った!立ち去ろうとしていた象二郎が戻って来て言った「何じゃとう!?」、立ち去ろうとしていた象二郎が戻って来て言った「何じゃとう!」・・・

龍馬が言う『ぶつかって来たがは明光丸の方です!このまま泣き寝入りする積りはありませんき!』、象二郎が鴨居を叩いて言葉を荒げた!「紀州と喧嘩する積りがか!?」、弥太郎も続く「相手は徳川御三家じゃぞ!勝てるわけはないろうが!」、『恐らく!これは日本で最初の蒸気船同士の事故ですろう!蒸気船はこれからドンドン増えて行きます!同じような事故がまた起こるがです!がまた起こるがです!その時は必ず!最初の事故が引き合いに出されるがです!土佐は紀州に泣き寝入りしたと!船の事故がどればあ!非があろうと!力が弱いもんが引き下がる!土佐がそう思われても!ええですろうか!?後藤様!』と龍馬が迫った!・・・

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「岩崎!紀州との談判におんしも加われ!龍馬!そこまで言うなら覚悟は出来ちゅうのう?もし負けたら腹を斬りや!」、『分かりましたき!』と龍馬は即答した、「よし!」象二郎は他の上士等とはけていった、弥太郎が後藤の後を追った「後藤様!わしも腹を斬るがですろうか?」、「当たり前じゃ!」と象二郎が怒鳴る声がしておった、「はは~!後藤様!後藤様!」・・・

長崎・紀州藩邸にあのぶつかり屋の3人が来ておった!紀州藩勘定奉行の茂田一次郎が航海日誌を手にして!仕入れ手代の岡本覚十郎に訊いた『脱藩浪士じゃと!?』、「つまらぬ相手で御座います!茂田様のお手を煩わすまでも御座いません!」と良からぬ相談をしておったがじゃ!なにやらを悪しきを企み!調べものをして居ったようじゃった!・・・

引田屋に弥太郎が長崎の豪商等を一堂に招いていた、「紀州藩と談判とね!?」お慶が弥太郎に訊いた、『ほんじゃけに!あの積荷を大坂で売ったら!なんぼになったがかを知りたいがや!わしは!談判の材料にするきに!』、お元もそこに呼ばれグラバーにワインをお酌をしておった、「小曾根さんはどうご覧になっとう!?」お慶が尋ねた、「ざあ~~っと観て!1000両!ばってん!紀州が相手じゃ!いくら坂本様でも・・・」、お元が口を挟む「ばってん!ぶつけて来たとは紀州の方だと!」・・・

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お慶が言った「どっちが!ぶつけたとは!どうでも良かとよ!そげんことは天下の紀州には通じんとう!岩崎さん!紀州から取れんかったら!当然!土佐が払ってくれるとでしょうね!?」、『取れんかったら?取れんかったら!わしの命がないがじゃ~~!』、「泣き寝入りですか?」と乾堂が迫った!『心配すな~~!』弥太郎が叫んだ!『この岩崎弥太郎が分捕っちゃる!わしは!こんなところで潰れるわけにはいかんぜよ!あ~~~!』・・・

その時、部屋の外に、引田屋の女将がやって来てお元を手招きした、「お元ちゃん!海援隊のお人が来て、こいばあお元ちゃんにと!」と言って一枚の手記を渡して離れた、『坂本さん!』それは龍馬からのもんじゃった!お元はそれに目を通していった、小生には何かお元に託した龍馬の企みの匂いがしたがや・・・

慶応三年(1867年)五月十五日!海援隊と紀州藩の談判が長崎にある“聖徳寺”で弥太郎が同席して始まったがじゃ!談判の部屋に歩みながら龍馬が陽之助に言った『陽之助!おまんは元紀州藩士やき!面倒なことになりそうやったら!ここには居らんでもええがじゃぞ!』、「気にせんといて下さい!わいは紀州を捨てたんや!わいの父上は伊達宗広と言うてな!紀州藩の勘定奉行じゃった!けんど!わしが九つ時に失脚させられてしもうた!紀州がどうなろうと知らん!わいは海援隊の隊士や!日本のために働いて居るんですわ!」・・・

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『そうかえ!』龍馬が陽之助の肩を叩いた、「そうじゃ!そうじゃ!」惣之丞がうなずいた、「その見返しちゃる!気持ちを!もっと!もっと!大きゅうして談判に臨むがぜよ!」すでにテーブルに就いて、やる気満々の弥太郎が陽之助を励ました!よっ!弥太郎!ええとこあるやん!・・・少し遅れて、あの船宿に来た紀州藩士等がやって来た!そして、両方の頭が自己紹介した!「明光丸の船長!高柳楠之助や!」、『海援隊隊長!才谷梅太郎ですき!』、岡本が言った「わし等は忙しいんじゃ!」、もう一人が「さっさと終わらせよな!」と高飛車に出た、「何~~!」惣之丞が吼えた・・・

『さあ!そんなら始めましょうか!』龍馬が笑顔の余裕で促した、そして第1回目の談判が始まった!岡本が切り出した「この事故は明らかに!いろは丸に非が在る!」、「何じゃと!」怒鳴る惣之丞を龍馬が制した、船長の高柳が立った「初めに明光丸の見張りが備後灘に浮かぶ六島沖を過ぎた辺りで!近づいて来る蒸気船を発見し!衝突を避けようとした!しかし!いろは丸は明光丸を避けようともせず!突き進んで来た故!我々は左へ舵を切ったが間に合わず衝突してしまった!」と出来上がったセリフを読むように語った・・・

「でたらめや!わい等が明光丸を避けようとしたんや!」と陽之助が反論する!だが高柳は続けた「その上!いろは丸には!お互いの位置を確認しあう航行ランプも点(つ)いてへんかった!」、「なんやと!そんなことあるか!夜中の海を灯も点けんと走るわけながないろう!」と惣之丞が怒鳴る!紀州の偽証が直も続く!「いろは丸の水夫がそう言ったそうじゃ!」と岡本が偽証を重ねる・・・

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ここで初めて弥太郎が発言する「誰がそう言ったがじゃ!?」、「水夫の名は分からへんけんど!確かに聞いたんや!」と岡本が言い逃れしょうとする、弥太郎の怒りは収まらん「ほんじゃき!誰じゃ!誰がじゃ~~!」、龍馬が割って入った『弥太郎!このままじゃ水掛け論になるけ!』、「龍馬!わしのやり方に口を出すな!」、『黙っとれ!弥太郎!』、龍馬が受け継いで質疑に入る『けんど!わし等より先に明光丸が!いろは丸に気付いた言うがは嘘でないろうか?衝突のあと!わしは明光丸に乗り移り!明光丸の航海日誌を読んだがです!』・・・

英四郎が必死に質疑応答の内容を書きとめ書記役をこなしていた、龍馬は更に続けた『そこには見張りの記録はなかったけんど?明光丸には一人も!見張りが立っちょらんかったではないですろうか!?』、「何をアホなことを!」紀州がほざいた、テーブルの上に置かれた紀州の証拠物件を目にして龍馬が指摘した『そこに在るがは航海日誌ですろうか?』、「見せて貰えんですろうかえ?」こことばかりに弥太郎が強気に出る、急に紀州藩士等はおどおどし始めたがじゃ!「早よう!」惣之丞がそれを取り上げた・・・

そこには小さい字で“見張り:佐々倉、松田、浜岡”三名の名前が付け足されて書かれていた!「見張りは居る?」惣之丞がためらっていると、高柳がすき有り!とばかりに「話はこれで終わりや!」と逃げ出そうと立ち上がった!龍馬がすかさず言った『わしが観た時には!何じゃあ!書いちゃあせんかったけんど!』、「こりゃ!後から書いたもんじゃ!」惣之丞がその日誌を投げつけた!「墨の色が違うわ!」陽之助が追い討ちをかける・・・

転職情報

「改竄(かいざん)されとります!待ちや!」弥太郎が紀州に物申す、「逃げ帰るのも!ええ加減にせえ!」惣之丞が紀州を止める!「改竄などしとらん!」、龍馬が紀州に詰め寄り言う『ほんなら!どういて!明光丸は二度も突っ込んで来たがじゃ!?最初の衝突だけやったら!いろは丸は沈まんかったかも知れん!』、そうじゃ!『正しい指示が出せんかったがは!甲板には見張りの士官が一人も居らんかったではないでしょうか!?』、「もうええ!」紀州が逃げる!「待ちや!待ちや!待ちや!」弥太郎が追う・・・

先回りして弥太郎が吼(ほ)えた!「待ちや!この事故には明光丸の非を認める材料が山のように在るがじゃき!」、「勝手なことを言うな!」紀州が反撃する、弥太郎は怯(ひる)まんかった!「土佐藩は!紀州藩に対し!いろは丸の代金!5万両!積荷の代金!3万3千両!合わせて!8万3千両!の弁償を求める!」、「8万3千両やと!?」紀州藩士の一人が弥太郎に掴みかかった!「止めんか!」陽之助が割って入り睨みつける!・・・

岡本が次の手を出してきた「お互いの言い分は出尽くした!ここに及んでは!御公儀の判断に委ねるのは如何か!?」、「御公儀の判断じゃと!?」弥太郎がやや怯んだ、「これ以上の談判をお望みなら!長崎奉行の裁定を仰ぎたい!」岡本と紀州が逃げに入る、「おい!逃げる気か!」弥太郎が追う、「奉行所に出向いたらよかろう!」更に紀州が逃げる、「待たんかえ!」惣之丞が詰め寄る、『惣之丞!今日はここまででええ!』、「龍馬!長崎奉行はあいつ等の仲間みたいなもんじゃぞ!」、『分かっちゅう!けんどのう!次は必ずあるけ!』、「龍馬!おまん!何んを企らんじゅう!?」弥太郎が訊く、龍馬は自信満々の笑みを浮かべたがや・・・

内職

引田屋であの紀州の連中が芸子を挙げて一席設けて海援隊の悪態三昧ついて居った、「ほんまに!土佐ちゅう藩はどうなってんねん!」、「あの岩崎とか言う役人は後藤殿の肝いりで出世したそうで御座います!」、「あれは食わせもんや!8万3千両なんぞとぬかしよって!」、「才谷梅太郎ゆうもんも気に入りませんなあ!」、「脱藩浪士の分際(ぶんざい)で!あのふてぶてしさ!」、『もうええ!決着は着いたんやさかい!』、「おい!高柳様に酌をせえ!」、先ほどから向かいの“小梅の間”から♪ さあ~!よさこ~い!よさこい!♪ 乗りの良いヨサコイ節の音頭とお囃子が流れてきちょった・・・

次第に小梅の間からの音量が上げられて行く、何やら歌詞が少し違った、♪ ふね~をしず~めた、そのつぐ~な~~いは、かね~~を、とら~ずにくに~をとおる 、よさこ~い!よさこい!くにをとって、みかんをくらう、さあ~!よさこい!よさこい!ばんにこい!♪ カメラが小梅の間にズームインされて行く、あっ!そこには満面の笑みをたたえた!お元が三味を弾きながら!いつもより声を張って歌っていた!その座敷には、お慶が募って招待された大勢の商売仲間がよさこい節を歌って盛り上がっていた、それはお元とコラボして龍馬が企んだ!紀州を貶(けな)す!よさこい節の替え歌じゃった・・・

♪ 船~を沈め~た!その償~~いは!金を~~取ら~ずに!国~を取る!よさこ~い!よさこい!国を取~って!ミカンを食らう!さあ~!よさこい!よさこい!晩に来い!♪ 紀州藩士の耳と心には“船を沈めた”とか“その償い”とか“ミカンを食らう”のフレーズが突き刺さってきた!そしてはたっ!と気付いた!「わし等のことかえ!」「誰ぞお!あの声は何処の座敷じゃ!」、「詰まらん唄!歌うな!誰や!」、一気にその唄は店中に広がっていった、別の座敷で、乾堂もグラバーもオルトもリンガーもウォーカーもその唄に陶酔して居った・・・

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「金どころか!国まで取って!紀州のミカンぱ食ろうてやるとは!ほほほほ~~~!」お慶が笑ろうた、「こいは例の喧嘩のことですたいね!」、「誰が考えた唄とね?お元ちゃん!」、『さあ?何時の間にやら!お客様たちが歌っとったとよ!』、「え~~!そうね!ほほほほ~~~!」、皆んな、とぼけておった、やがて、この唄は長崎の街に蔓延していき、町人も商人も華僑もこの唄に酔いしれて行った!そして、長崎では紀州の評判が落ち、笑いものになっていっちょったがじゃ・・・

海援隊商会では仲間達が何やら次の談判の準備に追うわれておった!紀州藩邸では岡本等が茂田に報告していた、『唄やと!?』、「はい!海援隊の肩を持ち!紀州藩を笑いもんにする唄が!そこここに歌われて居ります!」、『そんなものは!ほっとけばええ!』、「しかし茂田様!このままやったら!あの事故は紀州藩が悪かったんやと世間に思われてしまいます!」・・・

長崎・土佐藩邸にはこの度の替え歌騒動に関する紀州藩からの抗議文が後藤のもとに届いておった、「紀州藩は怒り狂っちゅうぞ!」と象二郎が龍馬と弥太郎を呼んで、その文面を読ませておった、「もう!打つ手はないろう?坂本!ええ!仕舞いじゃ!弥太郎!おんしものう!」象二郎は偉い弱気じゃった、龍馬が口を開いた『ちっくと待ってつかわさい!後藤様!必ず紀州藩は再び談判を申し入れて来るはずですき!その時は是非とも!後藤様もお出になって貰いとう御座います!』、「龍馬!何を言うがじゃ!」弥太郎の腰が引けていた・・・

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「海援隊の始末をどういてこのわしが?」象二郎も弱腰じゃった、龍馬のオーラと真髄が滲(にじ)み出る『ははは!土佐藩は日本を変える要になると決めたがですろう!?たかが紀州一藩にひるんじゅうようでは!幕府らあ倒すは到底!出来んがじゃ!』、「何じゃと!」、『これは単なる事故の談判ではありませんき!いろは丸と明光丸の衝突は土佐と幕府の衝突じゃ!』・・・

「土佐と幕府じゃと!おまんが」弥太郎が口を挟もうとした『この談判の行方を長州!薩摩!それだけではのうて!諸藩が息を潜めて見詰めゆう!わしが勝てばあっ晴れ土佐と!諸藩から喝采を受け!流れは一気に変わるがじゃ!』、「勝ち目はあるがか?」象二郎が乗ってきた、『わしは負け戦はせんですき!』、象二郎も弥太郎も龍馬の気迫に唖然とした・・・

その日、龍馬は下関の三吉宛てに手紙を送った、“三吉慎蔵殿!わしが紀州とやりおうちゅうがは御存知ですろうか?もしかしたら、わしは!これでまた恨みを買うかも知れんがじゃき!わしに万が一のことがあったら!長州に預かってもらっちゅうお龍を土佐の坂本家に送ってやってつかわさい!よろしゅう!お願い致します!”、三吉はその手紙を読み終えて「坂本さん!」と龍馬の願いを受け入れたぜよ、外の庭では今日もお龍がピストル射的に興じていた!腕前は更に上達し、なかなかのもんじゃった・・・

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長崎・紀州藩邸に岡本が来ておった、「才多梅太郎!?」の名を勘定奉行・茂田一次郎が口にした、茂田は龍馬を手ごわい相手と覚悟を決めた・・・慶応三年(1867年)五月二十二日!一度目と同じ聖徳寺で、龍馬の言うた通り!二度目の談判は紀州側から申し込んで来たがや!紀州藩から茂田も列席した、龍馬が切り出した『わざわざ勘定奉行様が御出でになられるとは!まっこと恐れ入ります!』、茂田がかまして来た「あの唄を流行(はや)らせたのはお前達やろ!?」、「唄!?あ~~!あれは誰かが勝手に歌い始めたですき!」、「わい等は知らんわ!」と惣之丞と陽之助がとぼけた・・・

「紀州に喧嘩を売るとは!恐れを知らんのう!」、『ほんなら!早速!始めましょうか!』龍馬が促した、今日のプレゼンも弥太郎が買って出た、「今日で決着を付けんといかんきのう!」弥太郎は英四郎が書きとめた一度目の“調書”を広げて始めた「この前の談判でハッキリしたがは!この二つやけ!よう聴きや!一つ!」、すると!岡本が割り込んで弥太郎を遮って言った「一つ!衝突を避けようとした明光丸にいろは丸が自ら向かって来たことによって事故は起きた!」、「何じゃと!」、「そんなこと何時言うた!」と土佐側の野次が飛ぶ・・・

岡本が続ける「一つ!衝突を回避すべきは!小回りの効く!いろは丸であった!一つ!二度目の接触は!明光丸が貴船の乗組員を助けようとして起きたものである!」、「なんやと!」、弥太郎の発言に移った「それは奇妙ですのう!沈没まで至った事故を触ったで済まそうとするとは!余りにも無理がありますろう!」、ここで茂田が出てきた「そうか!それでは!これ以上のやり取りは意味がない!あとは御上(おかみ)に決断を願おう!」、「はあ!?」弥太郎が予期せぬ展開になった、「幕府の判断を仰ぐのじゃ!」、「幕府!?」、「何を言うがじゃ!」・・・

109

ここで龍馬の出番となった『ちっくと待ってつかわさい!船同士の衝突事故は!世界共通で定められちゅう“公法”で決着すべきではないですろうか!?』龍馬は懐(ふところ)から一冊の書物を取り出した!『これはアメリカ国のヘンリー・ホィートンが国と国との係わりについて書いた官版“萬国公法”と言う本です!国同士が揉(も)め事を起こさんよう!ここには共通の決まりごとが書かれちょります!これから日本国が世界に認めて貰うためには!まず!この法を守らんといかんじゃけ!それでも!徳川幕府に談判を委ねると言い張るがやったら!ははは~~!紀州藩士は野蛮人の集まりじゃと世界中から笑われますろう』、何じゃと!紀州側から野次が飛ぶ・・・

『それこそが!徳川幕府!否!御門の御名を汚すことには!なりませんろうか!?』、茂田が食い下がる「おまえは才谷とか言うたなあ!ここで万国公法を持ち出して来るとは!あっははは~~!分かった!そうしょう!だが訊くが!誰が世界の法をもって裁くと言うんや!?この長崎に!否!この日本に!そのような裁きを下せる者など!居らん!」・・・『陽之助!お呼びしいや!』龍馬が命じた、「はい!」、陽之助はその人物を呼びに行くために席を外す・・・

やがて陽之助と象二郎に案内されて、龍馬の最後の切り札となる!その人物が現われた、「お連れしました!」、象二郎が茂田の前に立ち「土佐藩参政!後藤象二郎と申します!」と自己紹介した、そして象二郎がその人物を紹介した!「このお方はイギリスのアドミラル(admiral 、海軍提督)!サー・ヘンリー・ケッペル殿です!才谷が!どういてもケッペル殿との間に立って貰いたいと言うもんで私がお願いして来て頂きました!」、「It's my pleasure to meet you!(お会いできて嬉しいです)」・・・

新規事業

ケッペルによる公海に関する万国公法の解説が陽之助の通訳で始まった「Collisions between vessels can occur anywhere in the world!(船の衝突事故は世界の何処でも起こることなんです)、Therefore adjudication can be made according to the navigation laws! And that's the rule of the world!(従って必ず!公海法に則(のっと)って裁定せんと!あかんのです!それが世界のルールです!)・・・

『ルール言うがは!決まり言う意味ぜよ!』と龍馬が付け加えた、茂田が訊く「才谷!お前は何者や!?」、『わし等はただの脱藩浪士ですき!ほんなら最初から!始めましょうか!』、「仕切りなおしぜよ!」と弥太郎が吐いた、Please go ahead!(では!始めます!)、ケッペルの許可が下った!弥太郎が主導権を執って第2回審理が始まったがじゃ!・・・

「一つ!衝突時!明光丸には見張り候(そうろう)する者度も!一人も御座らなく候!これにより!いろは丸を真近に至るまで!発見出来申さず!衝突致し候!一つ!明光丸は一度一度衝突致し候のち!一旦引きし候!して再び!・・・」、結局!紀州は事故の原因は明光丸に在ると認め!賠償金として!8万3千両を払う!ことを認めたがぜよ!・・・

全巻

龍馬等は急いで談判勝利の朗報を待つ海援隊商会の仲間もとに戻って伝えた!「紀州に!紀州に!勝ったぜよ~~~!」、わぁ~~!わぁ~~!わぁ~~~!☆龍馬が呆れて言った『それにしたち!弥太郎!おまんの8万3千両には!たまげたぜよ!』、「そうや!いろは丸と積荷の値段は4万3千両ほどやったやろう!」、「4万も上乗せしよって!まるで!ぼったくりバーぜよ!」・・・

弥太郎にも言い分があった「何が悪いぜよ!おお!沈んじょらんかったら!いろは丸は何回も使えて!金を稼いだがぜよ!4万両はその分じゃ!」、「さすがじゃ!」、『さすが弥太郎じゃ!大出世するだけのことはあるぜよ!皆んな!岩崎弥太郎様様ぜよ!』、お~~!岩崎様~~!岩崎殿~~!「何じゃ!馴れ馴れしゅう!馴れ馴れしゅうするな!下がりや!わしは土佐商会の主任じゃ~~!」・・・

大藩紀州を打ち負かした海援隊の名声は日本国中に響き渡ったがじゃ!京の薩摩藩邸に来とった西郷も賞賛した『こいで!土佐は勢い付くっとなあ!』、長州・萩城に居った木戸貫治は相変わらず根暗のネガティブ思考にしか捉えていなかった、「容堂公はどう動くお積りじゃ?」と容堂公の動きにしか世の動きが見えてなかった!その容堂公は象二郎から伝えられた、いろは丸談判の朗報に目を通しておった!そして突然「わしは京に上るぞ!後藤にも急ぎ上洛するよう伝え!」言った、盃に並々と注がれた酒を象二郎からの手紙の上に注いだ!容堂公がいよいよ政(まつりごと)の表舞台に立とうとしちょったがぜよ・・・

トールペイント

長崎・大浦浜の岩場に龍馬が先に来て、お元とのデートを楽しもうとして居った、龍馬は例のよさこい節の替え歌を歌っていた、♪ 船~を沈め~た!その償~~いは!金~を取ら~ずに!国を~取る!はあ~!よさこ~い!よさこい!♪ そこへお元がやって来て、その続きを歌った、♪ 国を取っ~て!ミカンを食らう!さあ~!よさこい!よさこい!晩~に来い!♪ 、「坂本さん!おめでとう御座います!海援隊が紀州に勝つなんて!もう!凄かことです!」・・・

『おまんには!礼を言わんといかんのう!』龍馬は盃に酒を注いで!それをお元に差し出した、『金が出来たら!分け前を貰ろうてくれや!』、「お金なんか!入りません!」、『うん?』、「坂本さんは!うちの希望ですけん!大嫌いな!こん国ば!大嫌いな!うちの人生ば!変えてくれるとは!坂本さんでしょう!?」、『お元!おまんが!この国から逃げ出して異国に行きたいち言うた時には!わしは!おこがましいかも知れんけんど!おまんを助けちゃりたいち!そう思うたがぜよ!』・・・

龍馬はお元の肩に両手をかけて言った『おまんは!なんちゃあ!悪いことは!しちゃあせん!異国の神様は決して!おまんを見捨てたりせんき!』、お元は泣いていた、『はははは~~!泣きなや!お元!おまんが泣いたら!わしまで悲しゅうなってしまうがぜよ!ほれ!』、龍馬はお元の涙を着物の裾で拭いてやった、龍馬よ!お元が惚れてしまうやろ!『さあ!さあ!呑みや!』龍馬はお元の盃に酒を注ぎ足してやった・・・

仏具

その時!その場に龍馬は殺気を感知しておった!頭巾を着け顔を隠した3人の刺客が迫っていた!『何もんぜよ!おぬし等!』、一人が上段から斬りかかって来る!龍馬がそれを交わし!逆手に取ってねじ上げる!『いきなり斬りつけてくるとは!おまんら!奉行所の役人ではないのう!お元!こっちへ来いや!』、「坂本さん!」、二人は水際から離れていく!「逃がすな!待て~~!」、「坂本!?お前は才谷と違がうんか?」、うわ~~!3人が一斉に斬りかかる!龍馬は上手く交わし一人の手首を捻り刀を取りあげる・・・

つばぜり合いの末龍馬が一人の刺客の首元に刃を突きつける!そして!その頭巾を剥がすと岡本覚十郎の顔が曝(さら)された!3人は談判の席に来ておった紀州藩士であった!『徳川御三家言うがは談判に負けた腹いせに!こういうことをするがかえ!おまん等には!わしが斬れんぜよ!』、慌てて刀を拾い上げ3人の紀州藩士は退散して行った!この龍馬暗殺未遂事件から!紀州藩士説が浮かび上がっても!なんちゃあ!不思議はないぜよ!龍馬暗殺まで!あと六ヶ月!・・・

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