Okanagan's Twilight Days

人生の黄昏を迎え、日々の出来事を徒然のままに綴っています(*^_^*)

IAAF世界陸上大阪7日目 2007年8月31日

2007-08-31 15:48:20 | 日記・エッセイ・コラム

昨晩はクーラーなしの扇風機だけでしのげた夜だった、今日も朝方少し雨が降るどんより曇った高温多湿が続いている(@_@;)

昨夜の長居にまたもや波乱が起きた!!あのもう一人の顔、日本記録5m83をもつ澤野大地(ニシスポーツ26歳)が男子棒高跳び(Pole Vault)予選B組にて3本とも失敗に終わる記録なしのまさかまさかの敗退をやらかした!!5m551本目はポールから滑り落ちる、少し火傷のような擦傷をしたようだ、2本目はジャンプする前に脚がつり止め、再トライするも少し上がったところで止める、5m65に揚げ最後のトライに期待がかかったがバーに届かぬまま落下!!・・・アラス!!

2003年世界陸上パリ大会100m2次予選2組にて“I didn't move!!”の  フライング失格に対する必死の抗議で退場させられ涙をグッとこらえていたジョン・ドラモント゛はタイソン・ケ゛イに才能見出し自分の夢を彼に宅した、その夢がついにこの大阪大会で実現した☆☆8月26日の100m決勝でそして昨夜の200m決勝で19″76大会新の2冠を果たした☆☆

110mハードル準決勝の3組の内藤は6位13″58で2組の田野中も6位13″62で敗退したが彼等の健闘を称えたい☆☆劉翔は3組で13″25で決勝進出を決めている、1組2位13″25で決勝進出を決めたもう一人の中国代表の史冬鵬にも注目したい(・_・)

昨夜の競技で忘れてはならないのは男子走り幅跳び決勝である、パナマのアービング・サラディノとイタリアのアンドリュー・ハウの最後最後まで両者譲らぬ死闘であった、両選手のユニホームがオーシャンブルーとよく似ていて見間違いそうになった、サラディノに8m46でリードされたハウが6回目に其れを1cm上まわる8m47を跳んだ、サラディノは最後の跳躍で8m57という脅威的なジャンプを見せて土壇場で大逆転して中南米パナマに初の金メダルをもたらした☆☆☆場内観客席で嬉しそうに拍手する彼の母親の姿が美しかった☆☆☆

今朝8時に女子20キロ競歩がスタートした、日本からは“歩く詩人”坂倉良子があと5キロという15キロ付近で着地してからのかき揚げ後の踵が高いということで3回目の警告後失格になってしまった!!ロス・オブ・コンタクトとベント・ニーの他にも反則があったのか・・・

世界記録1°25′41″をもつ優勝候補ロシアのイワノワはスタート後間もなくして場内でリタイアした、優勝を決めたのは終始先頭を行ったロシアのカニスキナ1°30′09だった、2位もロシアの選手だった、“上州のからっ風魂”川崎真由美(海老沢製作所)は日本記録保持者の実力でタイム1°33′35″10位に入賞した、“競歩のドリームメイカー”渕瀬真寿美(龍谷大)は27位に終わっている・・・

今夜の注目種目はあの浅原が出る男子4×1001次予選と、もちろん男子400m決勝、男子110mハードル決勝である・・・

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IAAF世界陸上大阪6日目 2007年8月30日

2007-08-30 14:50:04 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は高温多湿ながらも少し涼しくしのぎやすいようだが、サクラの散歩の途中に少しぱらぱら降って曇り模様である、今朝はあの各競技の開始を知らせるほら貝の響きもなく昼間の競技はない、ナイト競技のみである・・・

“はなまる”で9時55分からキュートな現地アンカー高畑百合子TBSスポーツアナの一口メモ話しがあった、かつて110mハードルの競技はイギリス発祥の120ヤードの競技であった、120ヤードをメートルに換算すると109.75mという半端な数字になるので切りのいい110mになったとさ・・・

小生の携帯にも連絡が入っていたが、昨夜のエイサー練習会で9月2日福知山での姫路労音合同のエイサー本番への出欠が取られたが9月2日といえば世界陸上の最終日てある!!ガ~~ン!!2時加古川出発であることも考慮して少し躊躇したが一応出席することにしたがまだ迷っている・・・

やはりタイソン・ゲイは強かった!!昨夜の男子200m準決勝2組1位20″00で楽~~に2冠に向かって今夜10時20分からの決勝に臨む、彼のコーチである師匠ジョン・デルモンドがゲイに捧げた熱い思いを叶えてやって欲しい、貴方ならきっと成し遂げてくれるだろう!!

女子5000m予選1組で日本ベスト14′53″22を持つ福士加代子(ワコール)が7着15′19″67ながらも上位タイムで拾われ9月1日の決勝進出を決めた☆☆またあの可愛い大口から明るいミックスゾーンでのインタビュー・コメントが聞きたいものだ☆☆アベイレゲッセ(トルコ)が15′06″26で1位通過を果たしている・・・

男子1500m決勝を観ていて『あれっ!!アメリカにこんな速い中距離ランナーがいたっけ??ラストごぼう抜きして行く爆走のラガトを観て思った・・・ラガトはケニアから陸上留学を経てアメリカの国籍に変更していたのだ・・・IAAFのルールでは国籍変更してから3年経たないと移籍国からの出場は出来ないが、大阪大会開幕日8月25日が解禁日だったらしい☆☆涙を浮かべ星条旗を掲げてウイニングランするラガトの笑顔が印象的だった☆☆

男子400m準決勝2組ジェレミー・ウォリナーが1位44″34でラスト10mを楽々流してゴール☆世界記録保持者マイケル・ジョンソンの43″18に挑戦してもらいたい☆☆

世界陸上大阪大会の瞬間視聴率17.2%を取ったのは元バスケ選手のばねを生かし男子走り高跳び(High Jump)決勝で金メダルを決める驚異的な2m35をクリアしたドナルド・トーマス(バハマ)だった☆☆☆だが14年前ハビエル・ソトマヨル(キューバ)が1993年サラマンカ国際で出した2m45はいまだに破られていない、是非北京で挑戦してもらいたい・・・

今大会に炎天下の下これまで繰り広げられた名場面集が流された、かつてはシンクロの花形でもあった妻・奥野史子さんも高畑アナと同席し見守られる中、夫・浅原宣冶が26日100m準決勝予選落ちした後のインタビューで感極まり男泣きした姿は小生を含めて多くの人々に勇気と感動を与えたくれたに違いない、美しい夫婦愛、家族愛そしてそして会場の観衆から沸き起こったあの惜しみない賛辞の拍手と歓声は実に美しかった☆☆☆

8月31日20:40から始まる男子4×100mリレー1次予選が始まる、9月1日の最終種目として決勝がある、前回バトン渡しにつまずき決勝で8着に終わっている、今回はそのバトンリレーのもう特訓を積んで完璧である、メンバーはきっと塚原・高平・末続そしてアンカーはもちろん浅原に違いない☆☆浅原よ、念願のメダルを狙って燃え尽きてくれ☆ラストランで燃え尽きてくれ☆☆ヽ(^。^)ノ

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IAAF世界陸上大阪5日目 2007年8月29日

2007-08-29 15:57:13 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜10時過ぎ仕事を終えて外へ出ると地面が濡れ小雨が降っていた、色んなパンを両腕に抱え込み車に入ると同時に稲光と共にバケツをひっくり返したような豪雨が降り始めた☆☆バンザ~~~イ待ちに待った実にいい恵の雨だ☆☆乾き切った大地もさぞ喜んでいることだろう☆☆ヽ(^。^)ノ道中ほとんどワイパーフルに回して帰宅した・・・

バッドニュースが待っていた・・・あの男子200mトリオが2次予選で全滅していた・・・またもや調整不足から心の不安を抱えたまま臨んだ故の不本意な敗退なのか・・・残念!!さぞ本人達も無念のことだろう!!

女子棒高跳びはやはり“青い妖精”エレーナ・イシンバエワのワンマンショーの様子を呈していた、彼女一人4m80を跳び優勝を決めている、彼女の世界記録を1cm高い5m02に挑んだが3回とも失敗に終わり世界記録更新はならなかったが・・・

クーラー扇風機をかけていてもモアモアムンムン湿度の高い寝苦しい夜が明けた、家内によると明け方4時ごろにも豪雨があったらしい、一夜に1ヶ月分ぐらい降ったようだ☆☆

開幕して早5日目を迎える、10時から女子1500m予選各組6着+6名が始まった、この競技は女性にとって非常に厳しく熾烈なである、肘鉄あり蹴りありで“トラックの格闘技”と呼ばれる、2組で出場しているフォメンコ(ロシア;結婚前の旧名チェジェンコ)は2005年ヘルシンキ大会で3位になるも失格になっているが流して4′09″58で準決勝進出を決めている・・・

3組の優勝候補間違いないとされる金髪美人ソボレワ(ロシア)も軽く流して4′10″461位でゴールしている、陸上競技普及発展のため陸上後進国に与えられた推薦枠で出場したコンゴ共和国の選手が5′45″位でゴールしていた、この種目に日本から14年ぶりに出場した吉川美香(パナソニック)中盤から引き離されて4′21″64で予選落ちした・・・

フィールドでは女子ヤリ投げA組予選が始まった、決勝進出ラインは61メートルと日本代表・吉田恵美可(京都産業大)にはハードルの高い戦いとなり、3投目の49m70が精一杯だった、小生もかつてマスターズ陸上をやっていたころ5種(200m、1500m、走り幅跳び、円盤投げ、ヤリ投げ)を少しやったことがあるが、ヤリはなかなか飛ぶもんではない、37mぐらいではなかっただろうか・・・チェコのブレイホバが64m29、1位で決勝進出を決めている・・・

中継にはなかったが11:40よりあの中国の怪物“劉翔”が男子110mハードル予選各組3着+3名があったはずである・・・何故リアルタイムで放映しないのか??放映料の問題なのか??・・・だったら不可解なことだ!!勿論予選は軽~~くクリアしていると思うが、アジア人としては身長189cm、体重85キロという恵まれた身体から生まれた2006年ローザンヌ国際で樹立した世界新12″88の走りを予選から観たかった・・・恥ずかし~~い!!小生の取り越し苦労であった・・・夕方4時からイブニングタイム速報としてVTRが流れた☆☆

劉翔(上海24歳)は2組に日本の八幡賢二(モンテローザ)と一緒に登場し、1位13″37で予選1次をクリアした、八幡は7着13″92で予選落ちしている、しかし日本期待3組の内藤真人(ミズノ)は13″54で、4組の田野中輔(富士通)は13″61で準決勝進出を決めた☆☆

10時20分から合格ライン8m15の男子ロングジャンプ予選が行われたがただ一人の日本代表・荒川大輔(大阪陸協)2回3回目のジャンプは惜しくも失敗に終わり1回目7m62で決勝進出はならなかった、ちなみにモコエナ(南アフリカ)が8m28で予選1位であった・・・

10時40分からあのアイドル顔かわい子ちゃん信岡沙希重(ミズノ)が出場する女子200m1次予選各組4着+8名が始まった、沙希重ちゃんは眉をしかめて食い下がって行ったが惜しくも7着23″74に終わり長居から姿を消すのか・・・アメリカのアリソン・フェリックスが22″50で1次予選1位のタイムで2次進出を決めた・・・

今日のナイト競技の見所は男子200m準決勝タイソン・ゲイの走りもあるが、8時5分からの我等“カッ飛び娘”福士加代子が1万mに続き登場する5000m1次予選である!!今晩仕事は休みだが7時半から養田公民館でのエイサーの練習に行かねばならぬ、残念ながら今晩も生で実況が観れな~~い、ハイライトで観らねば(~_~;)

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IAAF世界陸上大阪4日目 2007年8月28日

2007-08-28 15:20:31 | 日記・エッセイ・コラム

今日も高温多湿が続いているが、ここ加古川で薄曇でささやかであるがお湿りがあった、少し昨日よりはしのぎやすいかな・・・

昨夜のないと競技でも大きな波乱があった、あの世界の室伏(33歳)が80mを超えたものの80m46と振るわず6位に終わった・・・2003年プラハ国際で84m86を日本記録を出し、2004年のアテネ5輪で金メダリストとなったあの室伏広治が・・・視聴率24%とったのに・・・

女子400m準決勝に残っていた丹野麻美(福島大)は彼女の自己ベスト51″80に迫る51″81を出し健闘するも49″台の世界に歯が立たず予選敗退した、男子15001次予選を突破していた小林史和(NTN)は彼の持つ日本記録3′37″42に遥か及ばず2組9位3′43″64で姿を消した・・・

男子10000m決勝でも竹澤(早大)は28′51″69で12位、前田(九電工)は29′48″17で17位に終わり、金メダルウイナー、ペケル(エチオピア)27′05″90はあまりにも強すぎて勝負にならなかった・・・こちらは実力の違いでどうしょうもない(・_・)

今女子ハンマー投げが中継されている、昔スコットランドでつるの先に金槌をつけて投げていた競技、女子では重さ4キロの鉄球を長さ1メートル弱のワイヤー(男子は7.2キロつるの長さ1.2m)を円形の枠内で振り回す女子ハンマー投げ予選A組に綾真澄(丸善工業)出場するも合格ライン71mを超えれず14位62m68で予選落ちしてしまった、ちなみに日本記録はこの度円盤投げ一本に搾った室伏由佳の67m77である・・・

男子400m予選が始まった、あの世界保持者マイケル・ジョンソンと同じコーチ、クライド・ハート師匠に就くジェレミー・ウォリナーが軽~~く45″10を出して順調に準決勝に駒を進めている、地元大阪高校から法政に入った“浪速の弾丸”金丸祐三はいいスタートを切ったが100m付近でひだり脚ふともも裏をつって・・・どうやら肉離れらしい・・・無念の途中退場となってしまった!!もう一人の代表、山口有希(大阪ガス)も6組6位46″28で予選で姿を消した・・・

11時20分から男子200m1次予選が始まった、日本勢は3人とも全員2次予選に進んで行った☆☆日本記録20″03を持つ末続慎吾(ミズノ)が3組2位20″47で、5組4位神山知也(作新学院大)が20″78で、1組1位20″83で高平慎士(富士通)が・・・ヤッタッ☆☆

今日のナイト競技目玉の女子棒高跳び決勝が19:30から始まる、多くの男性が鼻の下を長~~く伸ばして観るであろうあのロシアの妖精イシンバエワが世界の華麗な舞を見せつけることだろう(^^ゞ

20:10から始まる男子200m2次予選も見逃せない、日本勢トリオ末続、高平、神山の準決勝進出目指しての健闘を祈りたい・・・

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IAAF世界陸上大阪3日目 2007年8月27日

2007-08-27 15:25:48 | 日記・エッセイ・コラム

今日で極熱の大会3日目である、7メールを跳びますと張り切っていたあの日本陸上のもう一人の顔、池田久美子(スズキ)が消えた!!女子走り幅跳び6m86の日本記録を持つ池田久美子が6m42と振るわず12人の枠から外れ予選落ちしてしまった!!(・_・)

女子100mハードル1次予選4組8位と振るわず石野真美(長谷川体育施設)が13″29で敗退した、更に日本記録55″71を持つ女子400mハードルの久保倉里美(新潟アルビレックス)も1組6位57″01で消えた、女子円盤投げ日本記録58m62を持つ室伏由佳(ミズノ)もB組14位52m76で予選落ちしている、期待の男子走り高跳び2m33の日本イケメンチャンプ醍醐直幸(富士通)もA組17位2m19で予選敗退して行った・・・

大将・為末が居なくなった日本城は崩れ始めたのか???小生、全員いざ本番に当たって実力が発揮されていないという共通の敗因がある・・・この大会にピークの照準を合わせる努力をそれぞれして来たのは間違いないが、調子が上がらぬまま不安を抱えたまま本番を迎えている・・・世界の舞台で躍進して来たトップアスリートでしか味わえない心の葛藤があるに違いない・・・

今日のナイト競技にはもう一人の日本陸上の顔・室伏広治(ミズノ)が出場する男子ハンマー投げ決勝がある!!80mを大きく超える投てきが期待できる・・・女子400m準決勝に丹野麻美が残っている・・・27′56″92を持つ前田和浩(九電工26歳)と27′45″59を持つ竹澤健介(早稲田大21歳)の出場する男子1万メートル決勝があるが、26分台を持つエチオピア勢にどこまで食い下がれるかが楽しみである・・・

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