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『この食事に逢えて健康ライフをゲッツ☆☆』
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スタート前20分、今日の瑞穂は13.4℃のポカポカのまばゆい陽射しに覆われていた、心配していた伊吹おろしは全くなく南の風2.0m湿度43%と良いマラソン日和に恵まれた、熱さとの闘いも予想される、名古屋が産んだスター・加藤晴彦と勅使河原アナがオープニングの進行役を勤めていた・・・
たっぷり充電して8年ぶり名古屋に帰って来たQちゃんの一人芝居にはたしてなって行くのだろうか??ランナー達はトラックを1周と3/4廻ってマラソンゲートから一般道“瑞穂通り”へお互いを牽制するゆったりしたペースで出て行った、ペースメイカーはいないが自らペースメイカを買って出るように吉田香織(26歳、セカンドウンドAC)が先頭を引っ張る、最初の1キロを3′25″で入る・・・
最初の3キロを10′39″で通過して行く、1キロ3′30″というスロースタートとなり道幅一杯に広がる30人程の大集団が出来た、5kmのラップを17′53″で刻んでいく、ここに来て湿度23%と乾燥してきた、給水が重要になってくる、自分のボトルを取りそこなったQちゃんはジェネラルを3杯ほど摂る、3年ぶりにスタートラインに付けた2005年名古屋2位の大島めぐみ(32歳、しまむら)がスタート前のインタビューに感極まって泣いていた、「泣きたいだけ泣きなさい」・・・
7キロ過ぎ瑞穂区から昭和区へ入りQちゃんを含むトップ集団は4km地点を28′43″ぐらいの依然とスローペースで通過して行った、ここでCMに入りトイレに行って帰ってくると、あ゛~~!!なんとなんと予想だに出来なかった目を疑うアクシデントがQちゃんに起きていた!!9キロ附近を過ぎたところ、小生が彼女のブッちぎりの優勝イメージを描いていたQちゃんが弱弱しく目線を落とし切れのない走りで早くも先頭集団からズルズルと・・・心配そうな父親の目線の前を・・・後方に置かれていくではないか!!
昨日の小生がQちゃんに託した期待は何だったんのだろうか!!なんだかQちゃんに裏切られたような心境に陥った!!まさかQちゃんがこのまま終わることはないだろう・・・と淡い望みを抱きながら・・・「Qちゃん、どうしたんだ!?何があったんだ!?目を覚ませ!!シッカリ走るんだ!!」、Qちゃんの失速を知ってか知らぬか先頭集団は10kmチェックポイントを35′46″で通過して行く、そのあと26秒遅れ130m差でQちゃんが10kmを通過して行った・・・13キロでは340m遅れ14キロでは470m遅れと益益先頭との差が開いていく、ペースはキロ3′50″と遅いが走りに大きな崩れは見られない・・・後半の追い上げはあるのか??
佐倉ACの小出代表はQちゃんのアクシデントは急激な血圧の上昇か血糖値の下降なのではないかと推察してかつての教え子を心配する、10~15kmを17′45″ぐらいで刻みゴールタイム2°30′台のスローペースのまま24人ぐらいに絞られたトップ集団が15km地点を53′33″で通過して行く、同じようなレベルのランナー達が揃うとこうなるのか?前へ出るのを怖がってペースがなかなか上がらないのか・・・
環状線から左折して桜通りに入るとテレビ塔が近づく、その時弘山がスパートして仕掛けると集団は縦長になり堪らずケニアのトロイティッチが後方に置かれていく、19キロ附近ランナー達が3度通ることになる定点・名古屋市役所をキロ3′24″ペースで過ぎ名古屋城周回道路に入って行く、資生堂勢の弘山と平田知佳の2人が15~20kmを17′14″とペースを上げて刻んでふるい落としにかかり、先頭を引っ張って20kmチェックポイントを1°10′48″で通過していく・・・
大きな声援を受けながらQちゃんが黙々と市役所前を先頭から3′50″遅れで進んでいく、金のシャチホコが見守る中先頭はお堀端の中間点を1°14′43″で過ぎて行った、20人程になった先頭集団が21~22キロを3′25″で刻み中国新聞本社前を通過してツインタワーと270mのミッドランドスクウアーの麓を進んで行く・・・
先頭から1.54km遅れとなり、ペースもキロ3′55″とターボエンジンのギアが上がらない、Qちゃんの追い上げは依然と見えてこない??『Qちゃん!!もらったパワーを返しに来たのではないのか!!パワーを返して夢をかなえるのではなかったのか??その夢は失せたのか??シッカリせよ、尚子!!我に返れ、尚子!!』お父さんはナア~~~(涙涙)ゴメンまた他人の娘の父親になってしまった・・・
25km地点20人弱のトップグループがお互いの様子を探りあいながら1°28′23″で通過する、25.4キロ附近中村が少し前へ出ようとするときすかさず原がそれを診て最初のスパートを賭ける!!・・・がまた集団に吸収されていく、ここで嶋原と大島めぐみが遅れ気味になるが大島は粘って再度集団に追いつく、弘山と平田も集団の後方で粘る、・・・Qちゃんがトップから6分23秒遅れ36位で25km地点を通過して行く・・・無理するなQちゃん・・・
11人に絞られた集団が間もなく環状線と康生通りの折り返しをターンして30kmチェックポイントに向かう、加納が原と中村に並び先頭グループの先頭に出る、その集団には尾崎好美(第一生命)がぴったり着く、、これまで集団のなかでで粘っていた弘山、大南、平田、西尾麻耶(九電工)らが少し遅れ気味になっていく、最後のここで10kmに賭けていたという坂本がスパートして前に躍り出る!!同僚の中村がまず坂本に着く、そして尾崎も加納も原も堀江知佳(アルゼ)の4人も着いて30km地点を1°45′23″で通過して行く・・・
坂本がペースを時速18~19kmと上げ下げしてふるい落としにかかる、6人の中でもQちゃん二世と呼ばれた堀江の走りに余裕が観られる、すると突然堀江がスパート!!5m前にス~~と出ていく、原と坂本が遅れていくが中村、加納、尾崎が遅れまいと追う!!アッ!!今度は中村がスパークして堀江の前に躍り出る!!更に中村は堀江に6秒差10mあけてキロ3′15″ペースで独走態勢を作っていく!!
高岳の交差点過ぎて中区に戻り桜通りのなだらかな下りに入って行く、加納が堀江の前に出て中村を追う、息遣いも軽やかに微笑を浮かべながら前を行くテレビカメラに目線を合わせて中村が快調に飛ばして35km地点を2°01′54″で通過する、この30~35kmの5キロのラップを16′31″のハイペースで刻み、ここでゴールタイム、2°26′台が見えてきた、10秒遅れで加納が・・・14秒遅れで初マラソンの尾崎好美と粘る堀江が続く・・・
中村があと5kmの地点を過ぎるもこれを17分でカバーしても大阪国際女子マラソン日本人トップ2位の森本友の『2°25′34″』には届きそうもない!!ましてやこれを越えられそうもない!!ここで森本のタイムがクローズアップされて来て森本の第3番目の北京代表の席が見えてきた☆☆あと4kmを過ぎてゴール予想タイム2°26′27″が出た・・・
先月3日に行われた丸亀ハーフで2位1°09′30″のタイムを持つ尾崎好美が加納をかわして2位に上がり、30秒差で中村を追う!!あと3km中村は天満屋の先輩・森本のタイムに少しでも近づこうと必死に耐え忍び、40kmを2°18′38″で通過する、41kmポイントを通過した時2°25′後半のタイムが見えてきた・・・
瑞穂スタジアムが直ぐ目の前に迫る、最後の坂を登りきり左折してマラソンゲートをくぐりトラックの人となる、第3から第4コーナを廻って最後のストレッチをラストスパートを賭け1位でゴールテープを切った☆☆タイムは・・・惜しい!!森本のより17秒足らない2°25′51″であった!!初マラソンで1位でゴールしたことは考慮されると思われるが・・・小生はタイムで上回った森本が選考されて当然と思われる・・・世界の道に1歩近づいたスーパーヒロイン・中村有梨香の健闘に絶賛の拍手を贈りたい・・・
2位にこれまた初マラソンの尾崎好美が2°26′18″で入った、3位に加納由理が2°26′39″でつづいた、4位に原裕美子が2°27′14″で→5位に堀江知佳が2°27′16″で原のすぐ背後でゴールした→6位に大島めぐみが2°28′06″で健闘した→7位で中盤まで弘山と先頭をひっぱっとした平田祐美が→8位に九電工の西尾麻耶が粘った→9位には39歳の弘山晴美が→10位に後半一度先頭に立って仕掛けた坂本直子が→11戦中7度3位と安定した嶋原清子も今回は11位に終わった・・・
中村が涙の月桂冠を受けているとき、Qちゃんはあと2.1キロの辺りを諦めることなく目線を下にしたまま黙々とゴールに向かって走り続けていた・・・小生の脳裏にあの大阪での福士加代子の悲劇がよぎった・・・結局Qちゃんは2°44′18″の27位で見事完走を果たした☆
レース後Qちゃんは次のことを報道陣に明らかにした・・・昨年ボルダーの夏合宿で悪化させた持病の右ひざを8月1日に半月版を半分も切除する内視鏡手術を受けていたのだ!!今大会前の昆明での合宿ではスピード走が充分出来ぬままこの名古屋に臨んだが終始脚が思ったように動かなかった事情を明かした・・・またこのまま引退するのではなく、今後も競技者として続けて行きたい胸のうちをも明らかにした☆☆偉い!!Qちゃん☆☆それでこそ大和ナデシコぞ☆☆