気温21.2℃、湿度65%!薄曇りの北の大地はやはり涼しかった、日本でただ一つの夏マラソンである、8000人参加を得て、新しくコースに色変わりした北海道マラソンが中島公園前豊水通りをスタートした、日本選手は夏のマラソンに弱い、マラソンでオリンビックや世界陸上の世界の舞台で闘うにはもっと夏のマラソン選考レースを増やしてもらいたい、小生、代表選考大会は冬のマラソン大会は避け夏のマラソン大会だけに絞って欲しいと思っている、大きな男子先頭グループが2km地点を6′21″で過ぎ5km地点を15′45″で通過していく・・・
今10ch24時間テレビでは“世界の果てまでイッテQ!”珍獣ハンターの井本絢子が膝の痛みに耐えて苦しそうに126kmマラソンに挑戦しているが、普段マラソン何ぞ走ったことの無い者を引っ張り出して少しの練習しかしないで走らすなんて、小生に言わせればあれは単なる虐めか公共テレビの電波を借りた個人虐待である!・・・女子は男性ランナーに囲まれ32歳の嶋原清子が積極的に飛ばし先頭に立ち、そのあとを尾崎朱美と吉田香織(アミノバイタルAC)や藤川亜希(資生堂)がつづく展開となる、坂本がその遥か後方に遅れている、佐伯の顔も無い!あっ!ペースを少し上げた嶋原が5kmを16′54″でカバーしたようである・・・
7キロ過ぎカギカ(JFEスチール)が引っ張り小林、ジェンガ、高見沢らが豊平川を渡り創成川に沿って札幌中心部のビル群へ向かう、10kmチックポイントをジェンガが先頭になって31′00″で通過する、ペースが上がりこの5kmのラップを15′15″で刻んだことになる、10km過ぎからジェンガが世界レベルペースに挙げ2位グループを100m以上開け単独首位で、この5kmを14′42″でカバーし15km地点を45′42″で通過する・・・
増田明美解説者の話しに寄ると昨年の覇者・高見沢勝(佐久長聖教員クラブ)と現在女子のレース主導権を握っている国内でいまだ優勝の喜びを味わったことの無い嶋原が婚約したと言うお目出度い話しが飛び出た☆その嶋原が更にペースを上げて10km地点を16′43″で通過していく、マラソン16回目の嶋原は12km過ぎから男性陣の波に乗り尾崎に50m差開けて15kmを単独首位50′21″で通過して行く・・・
♪果て~~しない♪新川通りに入りジェンガは独走態勢を築きキロ3分を切るペースを保ち2位以下を大きく広げて自己ベストを上回るペースで20kmチェックポイントを1°00′45″で通過し、さらに中間点を1°04′11″で通過すると2°10′13″を更新する大会新記録が見えてきた☆しかし先ほどの5kmを15′04″でカバーしたがペースが3分5秒以上に落ち、20~25kmのラップを15′27″で25kmのチックポイントを1°16′13″で通過した・・・
大会前日自信に満ちた優勝宣言をしたのは嶋原と尾崎の二人だけだったらしい、20km地点を1°07′19″でカバーし殺風景な新川通を石狩方面に向かう、中間点を1°11′02″で通過し嶋原の完全一人旅の快走がつづき、2007大阪世界陸上2°31′34″の銀メダルよりも、2008ホノルルマラソン2°32′36″の優勝を越える国内初優勝が見えてきた☆この5kmを17′05″で刻み25km地点を1°24′25″で通過し今大会初めてスペシャルドリンクに手を伸ばした・・・
新川通の折り返し地点を1°18′31″で廻った時点で田上貴之(九電工)、カギカ、小林誠治の2位グループとの差が27秒と縮まりジェンガのペースが落ちてきた、28km附近では2位グループとの差がぐんと100mと近づき小林がキガキの前に出てジェンガを追う、ジェンガは28kmあたりでスポンジを取るも未だに水分補給をしていない!29km過ぎ田上が2位グループから離れていく、小林とカギカと追うもジェンガは少し持ち直しペースを3′04″まで上げる、30km地点を1°31′51″で通過し2位との差を28秒と少し広げるもこのラップが16′09″と大きく落ち35km地点通過が1°48′00″となりジェンガの顔がゆがむ!!がまだ水を口にはつけない!!ここからは札幌観光巡りコースへ入って行く・・・
25kmを過ぎるとまたなが~~い10kmがつづく!しかし参加50人ものセカンドウインドAC会員ランナー達が嶋原に声をかけ励ます、あっ!嶋原がお腹を押さえる!何か突然異変が起こったのか川越監督とトレーナーが並走して嶋原に助言を与える、嶋原はリズムを3′33″に少し下げ自分を落ち着かせる、2位尾崎まで600~700mの差がある、その後方に吉田の姿が見え隠れする、30km地点を1°42′01″で通過し2時間24分台の大会記録が見えてきた☆北海道マラソンを復活へのきっかけを作るレースにしたいと願って、1年半ぶりにレースに臨んだが20~25kmのラップが18′24″と落ち坂本直子が11位あたりを走る、嶋原のペースが3′42″と落ちるも35km地点を1°59′42″で通過し、この5kmを17′41″でカバーしこの日2度目のスペシャルドリンクを口にする・・・
30~35kmのラップを16′09″と落としてジェンガが北海道大学の構内に入ってくる、沿道の声援に手を挙げて答える、ペースは3′20″あたりに落ちるも40km地点を2°04′47″で通過し2007年東京マラソンを2°09′45″で優勝して以来久しぶりのVゴールを目指して行く、あっ!いつの間にか2位グループに今回初マラソンの山本亮(りょう、佐川急便)が上がって来ている!小林がカギカをかわして単独2位に立ってぐんぐん追い上げジェンガに32秒差まで近づく!ジェンガがコーナーを廻るとき少しよろけて北大南門を抜けて赤レンガの庁舎に向かう・・・
12km過ぎから単独トップに躍り出てここまで快走して来た嶋原清子は実に強かった!☆嶋原は北大校内に入り40km地点を2°17′25″で通過する、このまま行くとこの大会4度出場している千葉真子が2005年に打ち立てた大会記録2°25′46″を更新すること間違いない!☆2006年灼熱のドーハ・アジア大会にて2°30′34″で銀メダリストに輝いたように嶋原は本当に夏のマラソンに強い☆あと1500m!最後のスペシャルドリンクを手にして道庁の赤レンガの建物に向かって行く・・・
ジェンガは盛んに振り向きながら道庁敷地内に入り後1kmの勝負に挑む、山本が再びカギカの前に出てジェンガに迫る、あと残り200mジェンガは7年ぶりの栄光のゴールに突進する☆そして2°12′03″で優勝のテープを切った☆☆そのあと13秒差で2位山本亮が、22秒差の3位でカギカが、そして昨年の覇者であり嶋原の婚約者の高見沢勝が4位2°13′08″でつづた☆☆
後ろに誰も追ってこない、嶋原は1キロのペースを3′35″で刻んで後1kmの地点である北海道道庁敷地内に太鼓の響きと共に入ってくる、庁舎をあとにしてラストスパートをかけてフィニッシュ・テープに向かう☆継続は力なり!32歳嶋原のマラソン人生の集大成が国内で初めて花開く☆大会記録間違いない!☆サングラスをとる、大きく笑顔が溢れてこぼれる、8月生まれの川越監督への大きなバースディプレゼントとなる大会新記録2°25′10″☆☆大きく手を広げて国内初優勝ゴール!!☆☆そしてセカンドウインドACのワンツーフィニッシュの尾崎朱美が自己ベスト2°27′25″でゴールすると、嶋原と尾崎は固く抱き合い健闘を讃えあった☆☆ベルリン銀メダル尾崎好美の姉の朱美も見事銀メダルに輝いた☆☆
ベルリン代表リベンジを計った那須川瑞穂は一般選手にも抜かれ疲れ果てて嶋原がゴールしてから3分から4分後に12位ぐらいでゴールしている、先ほど北海道マラソンに復活をかけて挑んだ坂本直子が13位で帰って来た、序盤に大きく遅れた佐伯由香里はゴール出来たのだろうか?
8時に衆院選開票が始まるや否や出口調査の結果を元にして、予想通り民社党候補者の当選が次々と決まって行った☆11時現在過半数241以上を大きく越え、民主党議席258の当確が確定した☆☆そして先ほど絶対安定多数300を取った民社党の政権交代が確実となり野党の社民党と国民新党に連立政権を呼びかけているらしい☆☆ヽ(^。^)ノばんざ~~~い☆☆
自民が70議席当確と伸び悩んでいる、あと議席124を残すのみとなった、自民党本部から麻生首相が責任を取り自ら自民党総裁辞任を表明をした、自民党本部から自民内閣三役の辞任が発表されたようである、明日の未明までに民主が定数の2/3の安定議席数320以上まで行きつくかどうかに小生の興味が残された・・・