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今朝6時に起床してドッサリうんこしてから室温を観ると13℃と穏やかであった、空には雲はあったが基本晴れの8℃ぐらいだったろう、風はあるだろうが昼間には14℃まで上がるとの予想である、まあまあ申し分ないマラソン日和であると言っても良いだろう、バナナ1本、オニギリ4個とHerbalifeのシェイクとサーモティーでタブレット、トリプル・ヘルスドリンクと、おまけに、ナイトワークスとライフラインも口にした、更に食べ過ぎ感があったのでアロエドリンクも飲んで、腹ごしらえをシッカリ摂った、マラソン会場まで河川敷に降りて4キロの道のりをウォーミングアップを兼ねてジョクして行った・・・
8時15分頃、会場に着き、入念にストレッチを済ました頃に家内が自転車でレース着や着替えなどを入れたカバンを持って到着して、受付とレース着にゼッケンピン止めを済ましてくれた、その間に50mのダッシュ3本ほどこなしたところで9時20分、フルマラソンのコールが始まった、もう少しやりたかったがダッシュの時、異常に身体のだるさと重さを気になりながら、汗ばんだTシャツを着替えて汗を拭ってレース着に着替えた、そして一般参加フルマラソンの群衆にまぎれて9時45分のスタートを待った、家内は小生の完走を信じて、3時頃ゴールゲートに来ると言って何処かへ消えていった・・・
9時40分、陸連登録ランナー達がスタートしていった後、3000人以上の一般参加が動き出した、スピードが次第に上がっていく、1キロ6分後半のスピードになった、いつものなら、このくらいのスピードには28キロまでなら着いていけていたが、今日は恐れていたように嫌な予感が当たり身体が動かない、徐々に後方に置かれていく、1キロの通過が7分10分ぐらいとキツイ!2キロの通過が15分を少し越えていた、更に後方にづるづる下がっていく!もがいても、もがいても身体は前に行ってくれない、5キロ通過が40分ぐらいと全然伸びない!・・・
脚のバネがないのか歩幅が出ない、後半の体調の好転に望みを託して悪あがきは止めてマイペースに切り替えた、廻りの人数が徐々に寂しくなっていく、8キロ手前で後ろを振り向けば僅か数人しかいなく!その直ぐ後ろに後方車が迫っていた、国包から折り返しい来るランナー達の行列と小生がぽつんと独りすれ違う、あ~恥ずかしい!さらし者になったようで・・・
小生に何が起こったのだろうか?信じられない最悪の状況になっていた!?サプリメントのチャンポン飲みが悪かったのだろうか!?恐らく今年スピード走を余りやらなかったのがこのブレーキの要因になったのだろうか、昨年の連習内容と余り変わらないのだが、このままじゃ12時50分までの23.7キロ第一関門通過は無理だ、勇気を持って棄権しょうか?しかし家内には完走して色柄着きバスタオルをゲットするように釘を刺されている・・・
走れるエネルギーはまだまだある、何時か何時か身体がス~~っと軽くならないだろうか?もしそうなれば後半の巻き返しも僅かだが期待が持てる、国包の10km地点を折り返すと向かい風になった、それが小生の逆境に追い討ちを掛ける、13キロ附近、水面ロードから大堰橋へのアプローチを駆け上がる頃には小生が最後尾になっていて、後方車がゆっくりゆっくり着いて来ていた、こんな屈辱は初めてだが、現実のこととして受け入れなければならない、情けな~~!・・・
大堰水門橋を渡りきろうとした時、正面から先導車がやって来て先頭ランナーの接近を拡声器で知らせていた、早~~い!独走態勢で快調に飛ばす若手の先頭ランナーとすれ違った、確か大塚製薬のユニホームだった、(帰って参加名簿を見てみると確かに大塚製薬の井口駿〈たかし〉19歳であった)、違う意味で小生も独走態勢をシッカリ固めていた(^^ゞ・・・
右岸に渡り土手の道から水面ロードに降りていくと先頭ランナーを追う第二集団、第三集団とすれ違っていく、やがて後続のランナー達の列の連なりとすれ違う、中には小生を哀れと思ってか「ファイト!頑張って!」と声を掛けてくれる者も何人かいた、近くでうら若き女性達も走っているのにデッカイ屁が爆発する音も聞こえていた、どうせ何処かのおっさんがやったのだろう、よく見かける光景である、小生も一度、目の前で10連発かまされたことがある・・・
水管橋の下をくぐり暫らく行った所19km地点手前に救護テントがあった、時計を見るとすでに12時30分を過ぎようとしていた、第一関門23.7km地点通過制限タイムの12時50分まであと僅か20分しかない、そこまで5kmを20分でカバーするのは到底無理な話である、ここで小生は棄権を決断した、て言うか決断せざるを得なかった!今回、密(ひそ)かに5時間を切ると厚かましくも狙っていたのに、残念!小生にはその原因は何であるか分かる、走っている時はそんなに気にならないが、走り終えるたびに翌朝、太もも、特に左脚の太ももの裏に筋肉痛が蓄積されていた・・・
気長に小生の後を着いてきてくれた後方車の係員にその旨を告げてから、救護テントの中に入りタイム計測用チップとゼッケンを外して貰った、テントの中には大勢の棄権したランナー達が送迎バスを待っていた、その内一人はフトンを被ってベッドに横たわっていた、彼等は小生とは違い全員第一関門を通過してきた者ばかりである、送迎バスの中で無地のバスタオルが貰えるが、バスが来るまで相当時間待つことになる、小生はバスタオルを諦めて、水管橋へ駆け上がり、ジョクして家路に向かった・・・
1時丁度に家に着いた、小生は息子等が小さい頃からいつも決まって帰宅すると玄関の上がり口で『Daddy is home!』と叫ぶことを今でも習慣にしている、中から返事がない、自転車が表にあったので家内はいるはずである、上がってみると家内はいつものように毛布を掛けてソファーに横たりサクラの傍で昼寝をしていた・・・
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小生のレース着にゼッケンが無いのに気付いて言った「早いやないの!はは~~ん!ケツ割ってきたんかいな!あ~~情けな!この屁たれが!自分で恥ずかしいと思わんのかいな!もう大会に出んといてな!完走せんで!色柄はもとより無地のバスタオルも貰ろうてこんで!5000円も参加費出したのに!この詐欺師が!」等と悪態をつき昼飯も作ってくれんかったんで、仕方なく、持って行ったカロリーメイトとウイダーin ゼリーとコーヒーで昼食を摂った・・・
あ゛~~!辛いの~!笑えよ~!あ゛~~!風呂の湯も自分で入れて汗を流した、小生も焼きが廻ったか?もう引き時かも知れん、大会から身を引いて健康維持のためだけに走ることを考える時に来たのかも知れん、入浴後、家内に頼まれ、サクラも載せて買い物に駆り出された、1本128円の底値になっているコーラーがあるというのでマルアイに出かけて、1箱に1.5リットルが8本入ったのを4カートンゲットした・・・
それにサクラを一緒に連れて行った理由がちゃんとある、それはね、何~~でか?ドラブ好きなサクラは車の中では、もこもこになって抜けかけている冬毛をブラッシュされても嫌がらないからである、家内がまだ買い物があるというので、その間、スーパーの周りをサクラを連れて散歩した、その帰り夕食用にケンタッキーフライドチキンを4人分買って帰ってきた、もこもこだったサクラもスキッとサラサラになって帰ってきた、掛け布団が1枚できるほど羽毛が取れたと家内も喜んでいた・・・