梅雨の中休みは短く2日ほどだっただろうか?今朝目覚めると、外はジャジャぶりの雨になっていた、1時間に20mmほどの雨が降る典型的な梅雨らしき一日になった、幸いにも加古川周辺は大河加古川に守られて、注意予報ぐらいが出るが水害の少ない土地である、警報が出ても長くない、直ぐに解除されるが、畿内でも南部の和歌山では今日も30mmのどしゃ降りがつづくようで、今回も大雨洪水警報が出ていた!・・・
今日から加古川メディカル・センターで放射線治療が始まる予定になっていた、家内も同行してくれた、今朝10時30分頃、採尿・採血を終え、地下1階の“放射線治療・核医学科”に降りて受付を済ました、自動扉が開き中へ入ると、核医学管理室、診療室、治療計画操作室、そして放射線発生装置使用室の順でつづていた、人気(ひとけ)が余り無く静まり返っていた、長椅子に座り呼ばれるのを、ずっと待っていた、すると台車に工具機材を積んで発生装置の部屋へ入っていくメカニックの人を見かけた、どうやら奥で何かあったようだった?・・・
やがて看護婦さんに呼ばれて診察室に通された、放射線科の主治医が迎えてくれた、案の定、入るなり、今朝になって放射線発生装置が故障したらしく、今日の予定が変わったと伝えた、本来の予定なら、今日、前立腺のCT撮影して、小生の場合7方向から2.0シーベルト(Sv)の高エネルギーX線を小分けして照射されるが、えっ?2ミリ・シーベルトでなくて?2シーベルトってか!?単位あっている!?その7箇所の“放射線照射の位置決め”したあと、最初の10分間照射が計画されていた、急遽その計画は来週7月3日(水)に延期された!・・・
よって、今日は“放射線治療の説明と同意書署名”だけになった、その説明書の冒頭には、“小生の、現時点での診断名または病名は“前立線癌”で、この放射線治療の必要性は、腫瘍を小さくしたり、腫瘍の再発を出来るだけ防止する効果があり、また症状を緩和することが出来ると、謳(うた)っていた”、小生の放射線治療は来月3日から始まり、CT撮影による位置決めと、固定具の作成のあと、1日1回10分間、月曜日から金曜日までの週5回、7週間続けられ合計35回の照射を受けることになる!・・・
1回につき、2.0Sv の放射線を受けるとしたら、ななな~~~んと!それを35回受けると70Svの被曝になる!しかし全身被曝ではなく、部分被曝であるものの大丈夫か??放射線科の医師は線量単位Svを使わず、グレイ(Gray、Gy)と言う単位を使って現す、Svは放射線照射の線量当量の強さを現すのに対して、Gyは細胞内に吸収された放射線収線量を表すようである!・・・
GyをSvに換算するとき、“Sv=修正係数×Gy値”というシーベルトの線量当量算出式がある、その式には修正係数として放射線の種類と荷重によってそれぞれ違う“放射線荷重係数”が掛けられる、、X線、γ(ガンマ)線、とβ(ベーター)線には修正係数1が乗数される、p(陽子、Proton)線には係数5が、α(アルファ)線には係数20が、n(中性子、ニュートロン)線にはエネルギーによって幅が在り5から20まで係数が乗数される、よって小生が受けるX線の場合は修正係数が1なのでSvはGyの線量は同じになる!2Gyは2Svに等しい、故に70Gyは70Svに等しくなる!強すぎだ!?・・・
この放射線治療による危険性と副作用が説明された、治療中から数ヶ月以内が経過する“急性期”には、全身倦怠、食欲不振、嘔気嘔吐(おうきおうと)が多少現われる、放射線照射された部分が、紫外線による日焼けのような皮膚炎が起こる、時には陰毛の脱毛や潰瘍形式の粘膜炎も発症することもあり、赤血球、白血球、血小板の減少を伴う骨髄抑制も多少あるらしい、膀胱、直腸、肛門など、周辺にある臓器にも膀胱炎や下痢の症状となって現われることもあるようである!・・・
治療後数ヶ月以降の“晩期”には、照射部範囲内の皮膚粘膜の黒ずみを伴う色素沈着と皮膚硬化、骨粗鬆、二次発癌、胃・十二指腸潰瘍、血尿、下血、消化管狭窄なども稀だが起こりかねないようである、別病院でのセカンド・オピニオンを受けるチャンスもあったが、“治療中に予期せぬ急変が生じた場合には治療方針を担当医に委ねる”などの項目にチェックを入れて、小生の署名に、同席した家内の署名を添えて、同意書を提出した!・・・
しかし、人の細胞を含めて、生物の細胞はそんなに“やわ”でない、正常な細胞は放射線によってダメージを受けても、そのダメージから回復する能力が備わっている!反面、病巣の細胞は放射線を受けたダメージから回復する能力に欠けていて死滅に向う!それを左右する放射線照射の大きなポイントがあるようである、それは毎回、放射線を“小分けにして照射”することにある!小分けすることによって、よりさらに大きな差となって放射線生物学の最も大きな成果が生まれる!即ち、病巣には直接効果があり!正常の臓器への影響を減らすことが出来るのである!・・・
約100年前、人はこの宇宙にはX線、ガンマ線、電子線(エレクトロン)だの多くの放射線が存在していることを発見した!そして宇宙誕生の時から人間を含めて宇宙に存在するあらゆる生物は、常に放射線に曝(さら)されてきたことを知った!故に全ての生物は放射線に対して強い防御力が備わっているはずである!小生はそのことを信じたい!・・・
その後、泌尿器科主治医の診察を受けた、血液検査も尿検査には何ら異常は無く正常だった、今日のPSAの値は前回の0.013をさらに下回り0.009にまで下がっていた!次ぎの泌尿器科診察日は7月24日である、放射線治療が始まれば抗男性ホルモン治療は何時終わるのか?主治医に訊ねたところ、「もう暫らく続けてみよう!?」と返ってきた?化学療法室でリュープリン皮下注射を打ってもらった時に、療法士に尋ねると0.008以下になる境界線を越えた時になるのではないかと答えてくれた!ホルモン剤の副作用による肥満もあとわずか?早くおさらばしたい・・・
今日は帰りにスシローに寄って3ヶ月ぶりの回転寿司の美味を満喫した、うめえ~~のなんのって、ありゃ~~しねえだ~~~!正に殿様気分を味わったと言う他に言葉なし~~~!帰宅してからセカンド・オピニオンではないが、高知市にある“高知医療センター放射線治療科”にも電話で色々疑問な点を問い合わせて相談にものって貰った!・・・
阪神vs中日戦が雨で中止になった御蔭で、ズムスタから広島vs巨人戦が中継された、夕食食べながら観戦したが、中崎が序盤から打たれ5点を獲られ、巨人の一方的な試合となり、広島は0-5で完敗した、昨日も広島は巨人との10回戦を、8回表4-4の同点からミコライオが矢沢にタイムリーヒットを打たれて4-6で落としている、4回と5回に見覚えのある顔の巨人の左腕ピッチャーが、これまた見覚えのあるスリーコーターから独特のホームで投げていた?誰なのか思い出せない?あっ、昨年まで広島に居た青木高広だった!青木は巨人に移籍していたのだ、何時の間に?この試合で移籍後初勝利投手の権利が青木に輝いた!おめでとう(^^ゞ・・・
広島と巨人との試合が終了すると、MBSはイングランドのスタッドフォートシャー州バートン・エイボン・トレントにあるビレリ・スタジアムから、ヨーロッパ遠征に行っているなでしこ代表がイングランドと戦った国際強化試合初戦を中継した、9時間遅れの時差があって現地は真昼の12時ある、何故か?澤と宮間がスタンド観戦していた?試合は前半41分、裏に出たスルーパスをアルコにゴールを決められ先制された!・・・
だが、なでしこは後半31分に、大野がドリブルで持ち込み、上がってきた川澄に渡した、川澄がシュ~~~ト!Goa~~~l!☆なでしこが2011女子W杯ドイツ大会で唯一負けた因縁のイングランドに追いついた!試合はそのまま1-1のドローになった!若い長船(おさふね)加奈、中島依美(えみ)や上尾野辺(かみおのべ)めぐみなど若いなでしこも育っている!小生、未だに安藤梢(こずえ)と熊谷沙希の見極めがつかない!兎に角、なでしこは健在なり~~~!・・・